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  <blog_title>K’s Jazz Days</blog_title>
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    <anon>1975</anon>
    <anon>jazz (reeds, fl)</anon>
    <anon>Jazz (bass)</anon>
    <anon>Avangarde</anon>
    <anon>jazz: 日本</anon>
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  <description>それにしても実存的な、あまりにも実存的な音だ。そこに二人がいる。確かにいる。その手触りのような感触が、レコードで聴く愉しみ、だ。少し、ヴォリュームを上げて聴くと、その時間を僅かながらも共有できる、できた、ような気がする。 吉沢元治の包み込むような弦や弦を張った胴の共鳴音が、暖かく流れ、阿部薫を包み込む。そこから対話がはじまる。穏やかだ。 すでに街区からは熱気が失われ、マグネットスピーカから吐き出される割れたアジテーションも聴こえなかった筈だ。ニクソン・ショックさらには石油ショックとともに再び経済の足下を見る時代に退行していた頃だ。彼らの音を聴きながら、ボクも微かに記憶に残る時代の空気を想い出している。 きっと楽器という武器を持った戦士のような気持ちで、アヴァンギャルドに挑んだ奏者達の漂流が、日本に限らず、はじまった頃ではなかろうか。富樫雅彦や加古隆のように、確かに阿部薫も焦土のような音の向こうにある「美しい何か」を見ていたのではなかろうか。ただ咆吼しているのではなく、重たく軽妙な吉沢のベースとの対話のなかで造られていく、そのような世界への憧憬のようなものを強く感じた。 薄っぺらな伝承を跳ね飛ばすような、音の力強さ、に圧倒されているのだ。 追記：少し気になっているのは、阿部薫の音が当時の時間のなかで、どのような位置づけられるのか、ということ。ドルフィーのようにきこえること、は仕方ないとして、ブラックストンなんかと比べて、どうなのか、とか。Delmark（だったか）のブラックストンのソロを聴き直そうかな、と思う。もっとも、阿部薫の魅力は、実はFree jazzとしてのスタイルに見いだされるのではなく、日本の庶民の音のようなものが残滓のように散りばめられていること、のように思っているのだけど。</description>
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  <published>2016-07-15 08:14:51</published>
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