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先日素敵なパーティーに出席してきました。 我らが京都室内装飾技能士会の井上さんの 京都府の現代の名工受賞記念祝賀会です。 おめでとうございます!! 井上さんはうちの技能士会の床班でずっと長を務められていて、技能検定はじめ、いろんな行事を行うときにリーダーとして務められてます。 渚さんが検定を受けたときも井上さんはすでに技能士会で活動されていて、その頃は講師としてお世話してくださいました。 今でもわ…
本願寺伝道院 撮影:2020.10.17 建築情報 名称:本願寺伝道院 旧称:真宗信徒生命保険株式会社 本館 用途:事務所(生命保険) 建築:明治45年(1912)*1または明治44年(1911)*2 設計:伊東忠太*3*4 保護:国指定重要文化財 旧真宗信徒生命保険株式会社本館(本願寺伝道院)*5 *1:龍谷山 本願寺『現地解説板 重要文化財 本願寺伝道院』(2020.10.17 閲覧) *2:…
日本民俗学の創始者とされる柳田國男に「聟入考」(昭和4年)という論文があります。戦後、他の論文と共に『婚姻の話』(昭和23年)という表題で刊行されています。 私娼の「古くからの地方的稱呼」についての一例として、東北地方のクサモチ、越後の一地方のヨムギモチ、鳥取県のダンゴに続いて、以下のような記述があります。 「三重縣の北部四日市富田のあたりには、元は私娼をケーマンジといふ語があつた。即ち貝饅頭の訛…
八芳園 Celebration Hall-The GARDEN-(東京都港区) 設計:山﨑健太郎デザインワークショップ 施工:株式会社アイガー産業https://www.eiger.co.jp 光と木が織りなす静謐な祝祭空間 八芳園『The GARDEN』 八芳園「Celebration Hall -The GARDEN-」は、伝統と現代が美しく響き合う建築です。設計を手がけたのは、山﨑健太郎デザ…
はじめに 耕作地帯を散策していると、使われている様子がない空き地や、中途半端な使われ方がされている土地を見かけることがある。 この記事では、このような空き地のうち小規模なものを中心に4か所紹介したい。 なお、私がこれまで耕作地帯で見つけた空き地は、次のように4つの性格に分けられる。 (1)聖域としての空き地 たとえば、上2点の写真のように、水田の端や中央に神を祀るスペースが設けられていたり、個人や…
これまでの記事 イギリス旅行記① ブライトン・アンド・ホヴ イギリス旅行記② ロンドンの都市の変遷:セント・ポール大聖堂とエステート イギリス旅行記③ ロンドンの建築(1)現代に息づく再生建築 目次 ロイズ・オブ・ロンドン ヒースロー空港ターミナル5 バービカン・エステート 結びに代えて 前回の記事では、主にリノベーションやコンバージョンによるロンドンの再生建築について触れたが、今回はそのほかに訪…
広島と長崎に原爆が投下されて今年で80年になる。 バックナンバーで書いた原爆ドームや広島平和公園のことを、加筆修正しました。 写真は、2021年12月4日の朝日新聞の記事である。広島の原爆ドームは世界遺産に登録されている。ドーム内の写真には、耐震補強のための鉄骨部材が幾層にも設けられているのが見える。崩れ落ちたと思われる痕跡も確認できる。1945年8月6日、投下のあった日から80年の歳月が経った今…
アオーレ長岡 木、木、木。これはあの人が作ったんだろうなとうすうす気づいてしまうが、巧みで柔らかい雰囲気のするこの建築を今回は見ていきたい。 2012年2月に完成。設計は隈研吾建築設計事務所。隈氏の木の使い方や特徴を存分に味わえる!長岡駅直通でアクセスも非常にいい。 この建築はアリーナ、ナカドマ、市役所が一体となった全国初の複合型施設。“アオーレ”は長岡地域の方言で「会いましょう」を意味していて、…
田路貴浩(編)『分離派建築会 日本のモダニズム建築誕生』発行所:京都大学出版会発行日:2020年10月20日 梅宮弘光「表現から構成へ—川喜田煉七郎におけるリアリティの行方」,pp.476-492 目次 はじめに / 田路貴浩 Ⅰ Secessionから分離派建築会へ 分離派の誕生——ミュンヘン、ベルリンそしてウィーン / 池田祐子オットー・ヴァーグナーの時代の建築芸術——被覆とラウム、そして、生…
以前つくった「雪」の朗読音源の音が気に入らなくて直していました。 雪三好達治 太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。 たった二行の美しい詩。短さ故に様々な解釈ができますね。 太郎と次郎は兄弟で、一つ屋根の下に眠っているのか。それとも、友達やいとこか何かで別々の家なのか。 私は、「太郎」、「次郎」という一般的な名前を使っていることから、こどもたちすべて、もちろん…
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