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2003年発表の本書は、文章講座・ポーカー講師であり作家・詩人でもあるジェィムズ・マクナマスのノンフィクション風「歓楽の街ラスヴェガス伝」。ヴェガスではポーカー世界選手権(WSOP)が、1970年からカジノの大物経営者テッド・ビニオンによって毎年開催されるようになっている。2000年の大会には、雑誌社の依頼で「私」ことマクナマスも500余人の参加者の一人として、勝負に挑んだ。 選手権と並行して行わ…
映画「左利きの少女」:台湾の映画です。台湾の映画は観たことがなかったし、スマホで撮影された映画だと師匠(?)が教えてくれたので興味を持ちました。監督のツォウ・シーチンは、台北の夜市に本格的な撮影機材を持ち込んだところ、通行人が集まってしまい撮影を継続できなかったのでスマホによる撮影に切り替えたという話をしていました。確かにスマホで映画を撮っているとは普通思わないですよね。 シングルマザーのシューフ…
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文庫本の表紙のハデハデさに惹かれて、本書を 読んでみようと思った。 今まで読んだ山本兼一の歴史小説とは違った 感じだった。 種子島に鉄砲を伝えたゼイモトや、キリスト教を伝えたザビエルなど日本にやってきた7人の西洋人が発見した日本について、彼らの目を通して描かれている画期的な戦国歴史短編小説集だ。 日本にやってきた宣教師には二通りあり、日本に敬意を払うものと、東洋人を蔑視するカブラル布教長のようなも…
水上都市の冒険作者:島田 荘司講談社Amazon 少年御手洗、横浜水路で謎を解く。 “弱き者”に寄り添うミステリ。 収録作品は以下。 「汐汲坂の殺人」 「踊る人形」 「火事マニア」 「マジシャン御手洗くん」 「歯磨きチューブの謎」(書き下ろし) 中学生時代の御手洗潔を主人公とする連作短編集。 「Pの密室」に続いて、御手洗年表作成を進める試みだろうか。 正直言って、なんだか甘い作品ばかり。 ミステリ…
本作は第71回江戸川乱歩賞受賞作ということで評判になった作品で、ユーモアミステリあるいはコミックミステリ。古いところで言ってしまえば赤川次郎を、新しいところをいえば、主人公が鳥井という名前だったので『100万の命の上に俺は立っている』やテイストから『マイホームヒーロー』を思い起こさせます。 凄腕の営業のプロが偶然、殺し屋による殺し屋の現場に居合わせて殺されそうになったところを、殺し屋の営業を営業す…
今回は七河迦南の〈七海学園〉シリーズ第三作にして現時点での最新作、『わたしがいなくなった世界に』(東京創元社、2025)を取り上げる。この作品の核心をなす仕掛けは、探偵小説のあるトリックが一つ行き着いた姿を示している。それがどのようなものであるかを、本記事では簡単に論じてみたい。 【以下、本作の核心に触れる。また第2節以降はギルバート・キース・チェスタトン『ブラウン神父の無心』の所収短編にも触れる…
対策なら長崎市滑石の〈令和塾〉青雲中高・上智大学卒・TOEIC 760点の講師がマンツーマン指導 〒852-8065 長崎県長崎市横尾三丁目28-16 Tel & Fax. 095-856-5165 E-mail. araishinich@gmail.com 塾長:荒井 慎一 ホーム コース案内 令和塾について 講師紹介 お問合せ ブログ 家庭教師、はじめました! 1回1時間・週2回で8,000円…
みなさま、こんにちは!12月も中旬になりますね。紅葉のピークが去り黄金色や紅色の葉が地面を絨毯として埋め尽くします。その鮮やかな色彩が織りなす世界は美しさの極み。毎年、繰り返されるのだけれどすっかり忘れていて感動させてくれる幸せ。もう間もなく冬至です。その頃にはすっかり葉が落ちているのでしょうね。今のうちに公園や街路樹の立ち並ぶ場所に寄り道したいと思います。みなさまはお気に入りの落ち葉が積もる場所…
それは夏の午後のことでした。 風も無く空はすっきりと晴れており、動物園の園内はギラつく太陽に炙られて、干上がるような暑さです。 巨きな体で人気の象さんも、百獣の王ライオンさんも、スーパーモデルのようなスタイルを誇るキリンさんも、猿山にたむろす猿さんも、いささか暑さにぐったりとしています。もともと暑い国を故郷にしている彼らですが、だからといって日本の暑さが全然平気というわけでもないのでした。 もちろ…
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