ワクワクドキドキするようなミステリー小説を皆に読んでもらいたい、読んでみたいという人は是非一度!
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二〇二六年七月一日(水)。 早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。 朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。 昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。 今日もタマ九〇年代リハビリノート見たよ。飼い主がモデルになってるキロと相棒の上村さんの珍道中。コロさんがノートの名付けを相談し合う場…
エレイン・ヴィエッツの「おかけになった犯行は」(中村有希訳、2008/12、創元推理文庫):コージー・ミステリー、デッド・エンド・ジョブ・シリーズの3作目です。バリバリのキャリア・ウーマンで高給取りだったヘレンですが、ひも亭主の浮気現場に遭遇して離婚しました。でもひも亭主恐るべし。自分の内助の功のおかげでヘレンが仕事で成功したのだから、彼女の給料の一部を受け取る権利があると主張したのです。で、ヘレ…
封鎖館の魔 (星海社FICTIONS)作者:飛鳥部 勝則講談社Amazon 飛鳥部勝則の長編を読むのは、これが三度目なのだが、 そのすべてが、あまり好きとは言えない作品だった。 勿論、本作も例外ではなく。 こういう隠微さと下品さが入り交じった作風を、 生理的に拒絶しているのかもしれない。 それだけでなく、あちこちに歪さを感じてしまうのだよな。 どこかには必ずあるバカミス要素なんかは、 基本的には好…
1954年発表の本書は、フランスミステリー界の大御所ジョルジュ・シムノンの<メグレ警視もの>。2020年以降、ハヤカワ文庫が新訳で絶版になっていたミステリーを出版してくれているが、本書もその1冊。 パリのヴァンティミュ広場で発見された若い女の死体は、場違いに派手なドレスや靴を身にまとっていた。この地区を担当するロニョン警部は、功を焦るメグレの苦手なタイプ。どこまで口をはさむべきかが悩ましい。被害者…
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アニメ制作会社のP.A.WORKSの作品解題などを含むノンフィクション物語かと思っていたら、P.A.WORKSの経営をどのように行ってきたか、を述べているもので、ビジネス書に近い。 日本の企業はデジタル機器の導入されて、インターネットが普及してから社会が変わりその対応に追われている。この中で共通しているのは、どのように人を育てるかだ。デジタル機器の導入は仕事内容を教えるときに徒弟制度的な側面で育て…
アニメ版『氷菓』をようやく観たのをきっかけに——私はこうした名作を観逃している——、米澤穂信のデビュー作『氷菓』(二〇〇一)を久しぶりに読み返し、分析した。本記事ではこの分析を提示した上で、米澤穂信という作家の(少なくともある一時期の)特質を浮き彫りにすることを目指したい。 【以下、本作の核心に触れる。参照するのは角川文庫版であり、丸括弧内の算用数字は同書の頁を示す。】
▶あらすじ あのH・P・ラヴクラフトが多大な影響を受けた鬼才ホジスンは、異界への憧憬と恐怖を大海原に求めた。本書には、闇の海から聞こえる奇妙な声が、キノコに覆われたとある島の怪異を語る傑作「夜の声」をはじめ、死の海サルガッソーや海に浮かぶ石の船、さらにはカビに呑みこまれた廃船などにまつわる海洋奇譚全七編に、<カーナッキ>シリーズの先駆「水槽の恐怖」を収録した。 (個人的な)点数 8/10 バミュ…
「裏切り」 終章 翌日、翔一と桜子は片倉家の近所にある公園にいた。 「今回の事件は強盗殺人に偽装した怨恨による殺人事件だと思っていました。二種類の凶器が使用されたのも確実に相手に止めを刺すためだと思われた。しかし、事実はそうではなかった…」 「全てはお姉さんである梢さんを守るために行ったこと…そうよね?」 二人に呼び出されていた詩織は俯いたまま小さく頷いた。 「近所の方の証言でフードを被った人物が…