ワクワクドキドキするようなミステリー小説を皆に読んでもらいたい、読んでみたいという人は是非一度!
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患者たちのその後(200) 幕之内のアドバイスを受けてクライシスプラン用ワークシートの作成に取りかかった看護師のれい。アスペルガーの特性を活かしつつその負の側面を抑制できる危機管理型テンプレに仕上げられるかどうか、わからないなりに試作品を作ってみる。 クライシスプランワークシート(一時間対応版) 0~三〇分(ピークをやり過ごす) (1)呼吸・身体 ◻︎4秒吸って6秒呼吸 ◻︎手を握る→ゆるめる ◻…
こんばんは! 斎藤美奈子の「忖度しません」(2020/9、筑摩書房)その3でおしまい:著者が一つのトピックスにつき3冊本を読んで論評した評論集です。5章プラス1という章立てです。 第5章「当事者が声を上げれば、やっぱり事態は変わるのだ」の中で一番心に残ったのが、「LGBTドラマではわからないこと」でした。 2018年放映のドラマ「おっさんずラブ」を始めとした「LGBTを肯定的に描いたテレビドラマが…
新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選 (創元推理文庫)作者:陳 舜臣他東京創元社Amazon 収録作品は以下。 ・高木彬光「妖婦の宿」 ・坂口安吾「投手(ピッチャー)殺人事件」 ・土屋隆夫「民主主義殺人事件」 ・江戸川乱歩「文学クイズ「探偵小説」」 ・飛鳥高「車中の人」 ・佐野洋「土曜日に死んだ女」 ・菊村到「追悼パーティ」 ・山村正夫「高原荘事件」 ・陳舜臣「新・黄色い部屋」 ・笹沢左保「愚かなる…
アニメ版『氷菓』をようやく観たのをきっかけに——私はこうした名作を観逃している——、米澤穂信のデビュー作『氷菓』(2001)を久しぶりに読み返し、分析した。本記事ではこの分析を提示した上で、米澤穂信という作家の(少なくともある一時期の)特質を浮き彫りにすることを目指したい。 【以下、本作の核心に触れる。参照するのは角川文庫版であり、丸括弧内の算用数字は同書の頁を示す。】
英国作家の処女作。タイトルがいいし、表4のあらすじも面白そうで、賞の候補になるなどしているので、新作ながら手にとりました。 とはいうものの、ミステリではなく、単なるサスペンス小説でした。何も考えずに読めるぐらい非常に読みやすく、リーダビリティはあるのですが、いかんせん謎解き要素がまったく皆無。とうわけで、☆☆☆★といったところです。 夜が少女を探偵にする(新潮文庫) 作者:マリー・ティアニー 新潮…
2015年発表の本書は、マウリツィオ・デ・ジョバンニの<P分署もの>の第四作。舞台は4月のナポリで、ピッツオファルコーネ署の刑事たちは「小さな命」を守るために奔走する。 「ハルク」とあだ名されるロマーノ巡査長は、この朝落ち込んでいた。愛妻ジョルジャが出て行ってしまったのだ。確かにむしゃくしゃしていて、殴ったのは悪かった。でも長年2人の間に子供ができないわだかまりがあり、妻も苦しんでいたのだろう。い…
▶あらすじ あのH・P・ラヴクラフトが多大な影響を受けた鬼才ホジスンは、異界への憧憬と恐怖を大海原に求めた。本書には、闇の海から聞こえる奇妙な声が、キノコに覆われたとある島の怪異を語る傑作「夜の声」をはじめ、死の海サルガッソーや海に浮かぶ石の船、さらにはカビに呑みこまれた廃船などにまつわる海洋奇譚全七編に、<カーナッキ>シリーズの先駆「水槽の恐怖」を収録した。 (個人的な)点数 8/10 バミュ…
「裏切り」 終章 翌日、翔一と桜子は片倉家の近所にある公園にいた。 「今回の事件は強盗殺人に偽装した怨恨による殺人事件だと思っていました。二種類の凶器が使用されたのも確実に相手に止めを刺すためだと思われた。しかし、事実はそうではなかった…」 「全てはお姉さんである梢さんを守るために行ったこと…そうよね?」 二人に呼び出されていた詩織は俯いたまま小さく頷いた。 「近所の方の証言でフードを被った人物が…