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東野圭吾さんの「あなたが誰かを殺した」を読みました。過去作の「どちらかが彼女を殺した」「わたしが彼を殺した」とは違い犯人が結末で発覚するミステリー小説です。 本作はセレブが集まる別荘地で起きる殺人事件。ページの大半が検証会という尋問が中心で新事実が小出しになっていくというアガサ・クリスティーを彷彿とさせるミ古典的な王道ミステリー小説です。 登場人物が多いためメモしながら読むことをおすすめします。 …
世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)作者:杉井 光新潮社Amazon有名な作家の不倫相手との間に生まれた青年が 母の死後にある人物からの連絡を受ける話。 「予測不可能な衝撃のラスト」「ネタバレ厳禁」 「電子書籍化は不可能」などと煽る宣伝文句が添えられた いわゆるどんでん返し系の作品だが、 その期待に十分見合うだけの大きな衝撃が得られた。 難しい言葉も回りくどい表現もなく 小説…
太平洋を望む美しい景観の港町・鼻埼町。先祖代々からの住民と新たな入居者が混在するその町で生まれ育った久美香は、幼稚園の頃に交通事故に遭い、小学生になっても車いす生活を送っている。一方、陶芸家のすみれは、久美香を広告塔に車椅子利用者を支援するブランドの立ち上げを思いつく。出だしは順調だったが、ある噂がネットで流れ、徐々に歯車が狂い始め――。 湊かなえという小説家への印象について 簡単な物語紹介 批評…
僕の読んだ336冊の中から、感動する傑作小説を6作紹介します。 ランキング参加中小説が好き 第1位 アルジャーノンに花束を アルジャーノンに花束を〔新版〕 作者:ダニエル キイス 早川書房 Amazon 【内容紹介から抜粋】32歳になっても幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイ・ゴードン。そんな彼に、夢のような話が舞いこんだ。大学の偉い先生が頭をよくしてくれるというのだ。この申し出にとびついた彼…
高速巡洋艦「衣笠」の冒険 【1-12-4】 ■NATO カザフスタン派遣隊 ハヤブサ破壊チーム 【エミリア】(,,゚Д゚) 「その鬼体はフランスのユーロドローンです!!」 「友軍鬼ですっ!」 【エミリア】 「それ以外の鬼体についても、どうやらユーロファイアーのようですっ!」 【アルビータ】 「なんだとっ!?」 「フランスの最新鋭鬼がなぜこんなところに ?」 「たしか学園に何鬼か配備されていたな。」…
遼真達は休憩を入れて、心を強くして再度霊査に入る。2021年8月20日夜、粕夫が鴬子へ「明日、ドライブにでも行くかい?」「ドライブ?どこに行くの?」「宇都宮市の北側で船生街道沿いの下小池町にある雷電山まで行こうかなと思ってる」「雷電山?ふーん、何かあるの?」「あまり人も来ないし山頂からは景色も綺麗らしいらしいよ。 最近、仕事が立て込んで忙しかったから骨休みだな」「へぇいいよ。何か良い事あったの? …
評価 ネタバレ感想 人を動かす 改訂文庫版作者:D・カーネギー創元社Amazon 評価 ☆☆☆☆☆(最高評価は☆5つ) ※以下は作品のネタバレを含むので、注意してください。
「いいや、わが子よ」と彼は私の肩に手を置いて、いった。「私はあなたとともにいます。しかし、あなたの心は盲いているから、それがわらかないのです。私はあなたのために祈りましょう」 そのとき、なぜか知らないが、私の内部で何かが裂けた。私は大口をあけてどなり出し、彼をののしり、祈りなどするなといい、消えてなくならなければ焼き殺すぞ、といった。私は法衣の襟くびをつかんだ。喜びと怒りのいり混じったおののきとと…
先日より新着記事でお知らせを続けておりましたが、当ブログは新しくブログをお引越しする運びとなりました。 当ブログではこの記事を最終更新とさせていただきます。 現在残っている記事は「大幅加筆」「修正」「記事合併」を重ねながらほぼ全ての記事が新しいブログへと引き継がれます。 おわかれじゃないよ!まだまだよろしくね!! ↓新ブログ「らびらいふ」 rabiralife.com 現在連載中の「SHAMAN …
あらすじ 主人公は気弱でうだつが上がらない服屋、ペデル。頼りなさの権化のような彼だが、タイトルにもなっている「聖衣」こと「フラショナル・スーツ」を着ると、魅力的で人を惹きつけてやまない人間になり、女性を口説くのもビジネスで成功するのも思いのままになる。
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