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横山秀夫著「クライマーズ・ハイ」は、一番最初に消費したのは佐藤浩市主演のNHKドラマだった。上と下の板挟みにあいながら、吠えるときに吠え、泣くときに泣く、佐藤浩市の一番良い面が出ていた。 翌日朝刊に間に合わないのを承知の上で、現場から雑観を伝える佐山からの電話を受ける二人の姿、あるいは入稿を遅らせるために配送トラックの鍵を奪って販売部と対決するシーンなど、20年以上も前に放送されたドラマなのに脳裏…
ここ数年は、だいぶ音楽との付き合い方が変わった。 かつてのようにアルバム単位で繰り返し聴くのではなく、Appleミュージックにオススメされた新曲や、ドラマ主題歌などを見繕って、およそ月に一度くらいの頻度でプレイリストを作成して聴いている。そのうち5月分が特に良く何度も聴いたのでメモしておく。 スキピオ(水曜日のカンパネラ) 君にしかない(tiny-yang-yang) 奇跡は起きない(DIALOG…
東京島 桐野夏生 なぜ読んだのか グロテスクを読んでからすっかり桐野夏生さんのファンになった私。 pipipi0309.hatenablog.com 図書館にある桐野夏生さんの本を全部読もうと思い、東京島を借りました。 こちらの東京島は木村多江さん主演で映画化もされています。 どんな本か 主人公の清子(アラフォー)が無人島でサバイバルをするというストーリー。 って、これじゃあざっくりし過ぎています…
本当に今更の感が強いのですが、アニメ版の「AKIRA」を観直しました。初見ではありませんが、当時は物語の流れをきちんと追えていませんでした。漫画版も読んでおらず、今回の鑑賞でようやく全体の筋が掴めたように思います。 AKIRA 岩田光央 Amazon 1988年の作品とは思えないほど画面が細かく、動きも滑らかで、古さをほとんど感じませんでした。セル画を大量に使っているのだそうですが、今のアニメと比…
6/14(日)に開催された飛騨高山ウルトラマラソンに参戦しました。 第14回 飛騨高山ウルトラマラソン | 2026年6月14日(日)開催 https://share.google/0DTVSfSGOHegQ1vBC 本番3週前から怪我に苦しみなかなか最後の追い込み練習ができず心配でしたが、当日はいい天気だったし、だめだったらリタイヤする前提で参加。 結果として制限時間14時間の中、13時間38分…
子どものころの記憶って、スノードームに似ている。ある日のある場面、ある場所、ある人。前後の脈略や時間軸、背景なんかが全部ぶっとんで、ただ、その一瞬だけが思い出される。まるでガラス玉のなかに閉じ込められているかのように。ブローティガンの小説『風に吹きはらわれてしまわないように』は、そうした少年時代の記憶の断片を並べている。彼の並べ立てた記憶たちは、どれもこれも「謎」だらけだ。なぜ、あんなことをしたん…
先日、林芙美子(1903<明治36>年~1951<昭和26>年)の『放浪記』を読んだが、それをきっかけに大正から昭和初期にかけてのプロレタリア文学に興味が湧いてきた。ということで、とりあえず葉山嘉樹(1892<明治27>年~1945<昭和20>年)の短編集(岩波文庫、2021年)を読んでみた。 プロレタリア文学からの逸脱に焦点をおいて編集された『葉山嘉樹短編集』 葉山は日本の初期プロレタリア文学を…
私の家には、私が赤ちゃんの頃からゴールデンレトリバーの「こたつ」がいました。 物心ついた頃には当たり前のように家族の一員として存在していましたが、こたつは主に外にある大きな檻のような小屋で暮らしていました。 今でも小学生の頃の記憶が鮮明に残っています。 こたつのご飯は、犬用フードだけではありませんでした。人間が食べ残した魚の骨や味噌汁、ご飯などの残飯を混ぜて与えられていました。 当時の私は、たまに…
わが家のバックヤードに枇杷の木が2本あります。昨年、大きく剪定したせいか、今年ほ実が少ししか付きませんでした。 少しでも実が付くと嬉しいものです。色づいてきた枇杷を収穫したのですが、今年の実は少し小さかったです。 昨年の暮、枇杷葉茶と枇杷エキスを作りました。枇杷葉茶は美味しく、枇杷葉エキスは切傷や虫刺され、胃腸、歯痛などに効くので重宝しています。 収穫した枇杷の実は仏壇に供えてから、食べてみたら甘…
最近、超かぐや姫という映画を見た。可愛らしいキャラクター、ポップなテンポ感、平成という時代の回顧とドンピシャに刺さる内容だった訳で、私としては大満足だったのだが、たまたま見かけたあるレビューが引っ掛かった。 『ショート動画の尺に慣れ切って、沈黙を許せない世代を狙った軽薄な映画』 ママでの引用ではないが、大意はこんな感じだ。さて、これはどうだろう。先述のテンポ感をマイナス側から捉えた批判と言えるだろ…
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