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私が「ナラティブ」という言葉を知ったのは、10年ほど前のことだ。当時、Eテレで放送されていたTEDを、革靴の本を出すぞと文学フリマ東京の準備をしていた深夜に見たのがきっかけだった。出演していたDJの青年が、「曲をかけているときは、その曲がリリースされた背景や当時の様子に没入できる。それをナラティブと言うんだ」といった話をしていて、それが最初の記憶として残っている。あまりの衝撃に、その夜に作った無料…
★本「自分がおじいさんになるということ」 著者(勢古浩爾)が自分の人生を振り返りながら、老後の生活スタイルを考える。著者は、自転車、旅、映画、テレビ、読書など、自分の好きな事をやってきた。この手の老後指南書には、残された時間を悔いなく生きるために「頑張る老後」を薦めるものが多いが、著者は違う。自分の人生なのだから、他人にどう思われようが自分が思うように生きれば良いという。老いは誰にでも訪れるが、そ…
サラ・ピアース著:「サナトリウム」読みました 結核などの長期療養が必要な患者のための静養療養所、「サナトリウム」をホテルに改装したところからの始まりは期待大だったのですが・・・ それぞれの心理描写が細かすぎて、主人公のエリンのイメージはミア・ファローなのに休職中の警官で、殺人事件を捜査していくと言う展開 主人公に共感が持てない小説は読み進みが辛くなりますでも、意味シンのラスト!!「あんたは、誰なの…
ページ内のリンクには商品プロモーションが含まれています 緻密でおしゃれな構成と、張りめぐらされた伏線、そして作品を貫く潔癖なまでの倫理観で大人気の、伊坂幸太郎作品。 読んでみたいけど、作品がめっちゃ多いし、「実はつながってる」作品もあるらしいし、どれから読んだら……という方へ。 この記事では、わたくしとらじが伊坂作品初心者におすすめしたい3作品と、その次に読みたい作品群をご紹介します。 \読みたい…
窪田新之助さんの『対馬の海に沈む』を読みました。以前、本屋さんでこの表紙を見て、ビリッときたのです。絶対に読んでおかなくてはいけない本のリスト入りしました。かなり時間が経ってしまいましたが、やっと読了しました。実に素晴らしいノンフィクションです。こんな事象がまだまだ日本の至る所で起こっているのではないだろうかと思うと、ちょっと心が沈みます。痛いほど、筆者の心模様が行間から伝わってくる白熱の読み物で…
「鬼の攪乱,ですかぁ?」 ベテランの看護師にからかわれた。昨日の午後,ちょっと普段とは違う発熱があったので,かかりつけのクリニックに出向いたらこれだ。発熱以外には軽い頭痛を感じるくらいで,鼻や喉に異常はない。抗原検査の結果はコロナ,インフルエンザともに陰性だったから,一般的に「風邪」と呼ばれる状態という診断が出た。このところ気温の変化が激しいことに加え,平素からの不摂生がたたったのだろう。風邪なん…
芦沢央「雨利終活写真館」の登場人物 芦沢央「雨利終活写真館」のあらすじと感想 まとめ 芦沢央「雨利終活写真館」の登場人物 梅雨らしい天候が続いていますが、近年の梅雨に比べると過ごしやすいような気がします。気のせいでしょうか? 先日紹介した芦沢さんの本が面白かったので、今回も彼女の作品をまとめてみたいと思います。 芦沢央著「雨利終活写真館」は、2025年7月に小学館文庫から発売された本。全240ペー…
ハン・ジミン×チョン・ヘイン主演の韓国ドラマ「ある春の夜に」봄밤 を見た。 寝不足になるほどひきこまれる上質な恋愛ドラマを久しぶりに見た気がする。 自分自身も主夫なので、シングルファーザーが出てくると、無条件に感情移入してしまう。ウ・ヨンウのお父さんとか、映画「タクシー運転手」のタクシー運転手など。チョン・ヘイン扮するシングルファーザーの薬剤師の役に心惹かれる。 小さなウヌが本当に愛らしく、お父さ…
今週のお題「梅」 お題「ささやかな幸せ」 「梅仕事」ならぬ「ビワ仕事」をしたおはなしです。 梅雨入りする少し前、埼玉の自宅に戻って、庭の木の剪定やら雑草抜きなどの作業をしてきました。 帰ってまずびっくりしたのは、庭にある3本のビワの木にたわわに実が生っていたことです。 去年もまたその前も、鳥から逃れて残ったいくつかを食べることができたくらいだったので、びっくりでした。 大振りの実をいくつか味見 思…
僕が今まで読んだ、面白い本ランキングトップ5に入る本に会計の歴史という本がある。 会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語 (日本経済新聞出版) 作者:田中靖浩 日経BP Amazon この本は現在の会計の基礎的な説明をするパートと、説明された会計の内容に関わる歴史を語るパートに分かれていて、それが行ったり来たりするような構成で書かれてある。 会計を側に置きながら、一人称的に語…
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