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第10話 ジャン・ド・ブリエンヌの波乱人生 1210年に一介の騎士から十字軍王国の女王マリーと共治の形で国王となったジャン・ド・ブリエンヌの人生は波乱に満ちている。彼は元来、フランス北東部のシャンパーニュを地盤とする貴族ブリエンヌ伯の末子として生まれた。 このブリエンヌ伯の家祖であるエンゲルベルトとゴットベルトの兄弟は10世紀半ばの山賊であり、土地を略奪し、いったんはフランク王に捕縛されるも、解放…
先日、私は仕事場でNHKの夕方のニュース番組を見ていた。 ある有名キャラクター商品の販売店に勤めていた女性が、ストーカーによって殺害された事件を取り上げていた。 その報道では、アニメ風の映像を用いて、犯行現場の様子が再現されていた。 そこでは、被害者の女性が仰向けに倒され、その上に加害者が馬乗りになり、包丁で何度も刺し続ける動作まで描写されていた。 私は、その瞬間、強い怒りを覚えた。 もしこれを、…
就中峯生年十八歳 無双若者也 其頃作小歌謡之云々 (勢州軍記) 天正12年5月6日夜半、加賀野井城に籠っていた約2,000人の伊勢国人が、絶望的な戦いの末に壊滅しました。 diconoroshi.hatenablog.com 歴史書に列記される討ち死にした将の中に、その死を惜しむ言葉が付された若者がいます。この記事の主人公・峯与八郎です。 峯与八郎(イメージ) 関一党と峯家 関氏のはじまり 峯与八…
4月からの改正道路交通法では、自転車で交差点で曲がるときや停止するときにはハンドサイン(手信号)をやらないと罰金が課されることになっているようだ。 自転車はスピードがでないか出せないのでもともとバランスが不安定ですが、ブレーキを掛けてハンドル操作しなければならないシーンで片手運転を強制するとか、死ねというのも同然だ。 車道走行もそうだが、自分の命を守る自衛の為の走行を法律で強制的に禁止する格好にな…
天正10年(1582年)6月2日未明、本能寺の変が起こる。明智光秀が主君織田信長を討ったこの事件は謎に包まれています。そして、その直後の羽柴秀吉の中国大返しや徳川家康の神君伊賀越えもまた、奇跡的とも言える成功であり、なぜ可能だったのか多くの疑問が残っています。定説では、光秀が、毛利攻めの最中の秀吉に加勢するため軍勢を西に向かわせようと準備中、本能寺に宿泊している信長の周りに少数の家臣しかいないこと…
本作の題材となっているのは、日本三大奇襲の一つとして名高い「厳島の戦い」です。 厳島の戦い(1555年)は、安芸の国人領主だった毛利元就が、主家・大内氏の実権を握っていた陶晴賢と決着をつけた戦いです。 当時の中国地方は大内氏の衰退と尼子氏の勢力拡大が重なり、情勢が大きく揺れていました。元就と晴賢は一時は協力関係にありましたが、次第に対立が深まり、ついに厳島での決戦に至ります。 厳島は海に囲まれた小…
この春でしばらく見納めとなる桜のトンネル 神戸市灘区にある名所「桜のトンネル」。南北約400メートルの坂道にソメイヨシノが47本ならぶ神戸の桜名所として知られているのですが、2026年の花見シーズンが終わったあと、枯れや腐敗がある24本を伐採。新しい木に植え替えることが決まりました。 植え替えた木が見頃になるのは10~20年後でしょうか。「桜のトンネルの最後を目に焼き付けておかないと、きっと後悔す…
あまり知られていないのですが、豊田市平芝町にある平芝坂の上公園には、蒸気機関車と路面電車が静態保存されています。
伊達俊光らが開催した金曜談話会については、「伊達俊光の金曜倶楽部とオカルティスト達ー福来友吉・浅野和三郎・関昌祐・間部詮信らー - 神保町系オタオタ日記」で紹介したところである。この金曜談話会をどこかで見た覚えがあると思ったら、「パステル画家矢崎千代二と近角常観を繋ぐネットワーク - 神保町系オタオタ日記」で使った横田香世『パステル画家矢崎千代二:風景の鼓動を写す』(思文閣出版、令和5年6月)でし…
西南戦争史跡69ではチシャガ迫と七又の塹壕(胸壁)を紹介していますが、今回はそれ以外に残る塹壕を探索しました。 探索は場所を絞って牧園高校付近、引坂迫、飯富神社付近、宿窪田に行きます。 【霧島市牧園町堡塁位置図 手嶋正次 2018『堡塁群が語る西南戦争~霧島の山々に眠る「十年の戦の跡」~』から引用】 『銃砲史研究』第400号で高橋信武さんが寄稿されている「西南戦争跡研究の現状」では、上記の堡塁位置…
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