生活の中のぐるぐるすること(結論出そうってあがくこと)は、実はすごく哲学なんじゃないかな。※ハックっぽさを感じたら非表示にしてます。一般論とかどーでもいー。
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
「全部私が悪いんです」「全部自分のせい」と言ってしまう人が好きではありません。 人間関係は、2人以上が関われば、どちらかだけが完全に悪いなんて絶対にないと思います。どちらかだけが悪いのは、「関係」でない時だけ。 それを完全に無視して、何も考えなくていい方向に、逃げる。それは逃げです。 自分を可哀想な方向に自ら持っていって、不幸だでも全部自分が悪いから、辛い辛い、と相手の気持ちを無視し不幸で解決した…
現代日本社会における災厄は、最早、単なる自然現象として定義できない。それは、社会が過去の巨大な歴史的・集合的な喪失を適切に悼み、清算しきれなかったことによる、抑圧された負のエネルギーの噴出であり、日常の忘却によって構造化された運命的なシステムそのものである。『すずめの戸締まり』が描いた、廃墟に潜む後ろ戸という境界は、個人の責任による歴史の清算(Historical Rectification)を要…
仕事が「待機」になっている。どうも函南です。 まあそういうこともあります。会社にいるだけでお給料もらえてるので本当にいいご身分である。 最近は食事に気を付けるようになっている。 というのはいい加減痩せたいが食べることが大好きすぎて量を減ら すのが無理すぎるからです。Twitter界隈も私が浸っているところでは「低脂質メシ」 の機運が高まっております。私も以前受けた遺伝子検査で「 脂質で太るタイプで…
政府・与党が、2026年度の税制改正に向けて大きく2つの制度に手を加えようとしています。ひとつは ふるさと納税の控除額の上限設定、もうひとつは こどもNISA(仮称)の創設。どちらも「税とお金」に関わる重要テーマで、今後の家計や資産形成に影響しそうな内容です。 今回は、報じられている内容を整理しつつ、個人として感じたことをまとめます。 ◆ ふるさと納税、ついに“上限”導入か ふるさと納税は、実質負…
40歳は若者の老年期 50歳は老人の青年期 ユゴー 建築とは時間です。建築は人間の過去を担保します。 小川哲 地図と拳 集英社文庫 下巻 P.345 記憶は建築や住まいと色濃く紐付くものだ。 例えば私は社宅に長く住んだが、いろいろあって既に取り壊されている。 その地に染みついた記憶は、古くなった建物で呼び覚まされる。 幼少時育った団地にいったら、こんなに小さかったのかと驚く。 新入社員時に住んだア…
あなたへ 人の聴覚は、一番最後まで残るのだと、こんな話を耳にしたのは、 いつの頃のことだっただろう。 あなたを見送ってからの私は時々、 あなたがこの世界で聞いた最後の声についてを考えます。 きっと、あの、茄子料理の話は、あなたに届いていたし、 泣きながらあなたの名前を叫んだあの日の私たちの声も、 きっと届いていたのでしょう。 あの夏にいたあなたの声は、もう、聞こえなかったけれど、 私たちの声が、ち…
祖母は私の耳たぶのピアスをいまだに普通のイヤリングだと思っているので、私がそれをつけたまま入浴をしているのを見てしばらく考え込んだ後「錆びんかね」と心配していた。 今日は土曜出勤だった。 会社の電話(外線)が鳴ったのでこんな土曜に誰やと思った。見ると普通にドライバーからだったので「お疲れさまでーす椎名でーす」と出ると、 「あら~~~今日は出てきてるの~~?」とマッマみたいな反応をされた。 まあお察…
www.youtube.com 開かれずに眠っていた古い手帳のページたち滲んだインクのその先に誰かの笑顔が見えた 書きかけの夢が並んで名前もないまま止まってるあの頃の私がそっと問いかけてくる ―― 時を忘れた手帳の中に置き去りの心 まだ生きてる戻れない昨日の隙間で少しだけ 息をしてる日付のない願いが 今も震えてる 窓の外を雨が打つあの街を思い出すように交わした約束のかけらが指の隙間から落ちた 描い…
漱石忌をひかえて、こんなことを思った。夏目漱石の『坊ちゃん』に出てくる数学の教師、山嵐。そのモデルとなったのは、隈本有尚(くまもとありたか)という、漱石に数学を教えた教師だ。東大の卒業式で「人間の真価は紙切れ一枚で決まるわけではない」と啖呵を切って卒業証書を破り捨ててしまったという。まさに山嵐のような豪胆な人物だ。洋行した隈本は、シュタイナーの思想と出会い、以降、人智学を研究し、日本に紹介するよう…
次のページ