ジャンル問わず小説を書いている人のブロググループです
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コトコト コトコトコトコト コトコト 夕食の支度をするキッチンで、火にかけた鍋が小さな音をたてている。 「今日はさっちゃんの好きな肉じゃがよ。」幸子のよろこぶ顔を思い浮かべながら、優子はひとり言をつぶやいた。キッチンは鍋から立ち上る美味しそうな匂いにつつまれている。 「そろそろ幸子がお腹をすかせて帰ってくる時間ね。」そう言いながら料理の手を止めて時計に目をやると、6時をまわっている。 「遅いわ。」…
問題になっていたみたい 姪ブリッジ シルフィを脱がす ご神体 リーリャの妊娠 全体を通してみれば問題はなさそうだが 問題になっていたみたい 無職転生のアニメが中国で問題になっていたみたいです。 サラッと検索してみましたが、具体的な原因がいまいちよくわからない。 無職転生の序盤を見返して、問題になるかもしれないところを探してみました。 姪ブリッジ まずこれですよね。 ファンでもここはちょっと……と思…
ついに小売業の人手不足を解消するための画期的な発明「自動割引シールマシーン」が完成しました! AIを搭載しており、学習させることでお惣菜やお刺身なんかの割引を全て自動で行ってくれます! さ・ら・に、決まった時間に対象の商品に割引シールを貼るだけでなく、廃棄処分のものかどうかも判断してくれる優れものとなっております! お値段は540万円、月々15万円36回払いでも可能です。精密機械なので取り扱いには…
ぽかぽかと陽気な日差しが降り注ぐ晴天の下。 全国に多数店舗を構える外資フランチャイズ系列の喫茶点の一店舗であるフェアリィクラウンの一角、ある団体客が賑やかに談笑を交わしていた。 「だーかーらよー、センセイ。お前がロリコンなのは許容するとして、せめて付き合うのは一人に絞れっつってんの。一夫多妻制はこの国じゃあ認められてねぇんだし、何より他の娘達が可哀そうだろうが。憐憫、非常に憐憫」 「愛のカタチは人…
まずは整理しよう。 ヨシコはなぜ籍を抜きたいのか。 簡単だ。僕と夫婦である証をなくしたいんだ。それだけ嫌われたんだ。 じゃあなぜ嫌われたのか? 確かに僕はヨシコに無関心だった。今ならわかる。離婚しなきゃいけないとなってからじゃ遅いのはわかるが、今ならわかる。 旅行以外の思い出をヨシコにあげれてない。僕はヨシコに何もしてないんだ。 その旅行ですら八つ当たりをして泣かせてしまった。 逆に今までよく夫婦…
小説二次創作の話。 いま実験的に、先にエピローグを書いてから頭(本編)を書き始める、というのをやってる。 メリットとしては、「既に終わりが存在する」ことで生まれる気持ちの余裕がハンパないことと、終わりから逆算的に物語を作るので各所に伏線を散りばめやすくなる。気がする。 デメリットは、そもそもオチが思い浮かばなきゃ中身を書き始められないので、取り掛かるまで時間がかかりそうなのと、オチに主題をコントロ…
ガラガラ シュッ フー 女「タバコを吸う女の子ってさ、やっぱり男子ウケ悪いのかな」 男「まあ、場合によってはね」 女「あなたはどう?」 男「自分が吸うし、、、それはあんまり関係ないんだろうけど、僕は特に気にしないよ。コーヒーを飲むとか、フリスクを持ち歩いているだとか、そういうのと変わらないと思う。なんで急にそんなこと気になったの?」 女「最近気になる人ができたんだけど、どうやらタバコを吸う女の子だ…
イラストbyユペたろ~ 「モデルルームにご案内します」 「あのね、その物件が、わたしがとっても気に入るものであってもね、わたしは絶対にあなたからは買わない。それは絶対なの。フィンガーボールの水を飲むその王女の崇高さ。あなたも見習った方がいい」 ムートンのコートを着ていない割には妙なウソをついたものだ。とっさに言った「作家」。それにわたしは奇妙に胸が打たれた。わたしが作家であったなら。最後まで読んで…
1890年、米国ニューイングランドに生まれた怪奇作家ラヴクラフトが生み出した数々の小説が、のちに「クトゥルフ神話」と呼ばれ世界中に広まりました。 生涯を故郷で過ごし、怪奇小説雑紙「ウィアード・テイルズ」の常連として次々と怪奇と幻想の世界を書き続けましたが、癌のために46歳でこの世を去りました。 彼の作品がこれまでの怪奇小説と違う点は、この世ならざる異次元からの脅威であることでした。それも人類以前、…
都内にある大人のお店、名前はペニーズ。 おなじ地区には、ファミリーレストランとして有名なデニーズがあった。 そのデニーズの店長が、ある日、ペニーズに乗り込んだのだ。 いいいいらっしゃいやせえええ!!などとアホヅラかまして愛想を振り撒く前髪に気合いの8割を傾けた従業員などには一瞥もくれずに奥へとずいずい侵入するデニーズの店長。 彼はペニーズの店長A氏に猛然とくってかかり、即刻きさまの薄汚い店の名前を…
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