ジャンル問わず小説を書いている人のブロググループです
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映画『かくかくしかじか』は、漫画家・東村アキコさんによる自伝的エッセイ漫画を原作とした実写化作品で、2025年5月16日から公開中です ネタバレあり!あらすじと感想そして思い出 主人公の林明子(永野芽郁)は、漫画家になることを夢見る高校生。美術部所属。舞台は宮崎。高校三年生になり、美大進学を目指して地元の絵画教室に通い始めます。 そこで出会ったのが、竹刀を手に「かけぇー!かけぇー!」とスパルタ指導…
気づけば2025年も5月。 桜が散って、いつの間にか街は新緑に包まれてる…。この季節の空気って、なんだかフレッシュでいい感じですよね。ついこの間まで春の気配が濃厚だったのに、気づけば風の匂いまで変わってるんだから、季節の移り変わりってほんとに不思議です♪ それにしても、前回のブログが去年のハロウィンだったことに気づいてちょっとびっくり。半年以上空いてる…!でも、こうしてまた書き始めてみると、やっぱ…
第1章|招かれざる訪問者 「山奥って聞いてたけど……ここまでとは」 ぬかるんだ地面に足を取られて、靴の底が湿った。 くねくねとした山道を越えた先にあったのは、霧に包まれた、古びたロッヂ。 ……静かすぎる。鳥の声もしない。 (無言で空を見上げる) 美琴。無口だけど、一番信頼できる親友。 この課外学習も、彼女がいたから参加した。 でも、ロッヂの入り口…… 開いてる。 「先生、先に来てるはずじゃなかった…
遠い、永遠の光。 先月のある晩、久しぶりにそんなことを想いながら寝た。なにを考えたのかは目醒めたときには忘れてしまった。ただその朝はとても気分がよくて、なんでもできるような、どこへでも翔んでいけそうな気がした。 まだ人生の重荷を知らない少女のように身軽に、ひとりで、澄みとおる空気のなかへ。 * 悲しく苦しいだけの人生であったらと希ってしまう。 私の人生にはどうしようもない恥と屈辱と惨めさがあって、…
題名:ハガクレ少女症候群像 投稿歴:特になし 概要:現代SF+女子高生の青春物語、ほんのり百合風味。現実世界さながらの臨場感を備えた仮想世界で、真剣をもって斬り合う「ハガクレ」という競技に青春を燃やす女子高生たちの物語。大企業の令嬢として生まれ育ち、自分の存在意義について悩む時子、ミステリアスで本心の読めない由美、剣術道場の跡取りとして父親と争うめぐるの3人は、それぞれ真剣勝負を通じて自分なりの答…
グランブルーファンタジーのサービス提供もついに11周年を迎え、私の騎空士歴も10年になりました。小学校に入学した子が高校生になっているぐらいの歳月と考えるとかなり長いこと続けていますね。グラブルを始めた当初はここまで長く遊び続けることになるとは思っていませんでしたが、それだけグラブルというゲームが魅力のあるコンテンツになっているということなのでしょう。 そんなグラブルに関して、最近よく耳にする(目…
こんにちは、明読斎(めんどくさい)です。このブログを長く読んでくださっている方、また最近たどり着いてくださった方も、本当にありがとうございます。 この場所は、私にとって「回復の軌跡」や「心のゆらぎ」を書きとめてきた、大切な場所です。統合失調症の発症から、生活と向き合いながら、少しずつ創作の輪郭を取り戻していった日々──その中で言葉を探し、時に迷いながらも、この場所にはいつも「書く自分」が居ました。…
宮本輝さんの作品は、これまでも読んできましたが、宮本氏の初の時代小説『潮音』第一巻を電子版で購入しました! 舞台は幕末の富山! 「富山の薬売り」という言葉は、有名ですよね。 幕末にどんな活躍をされていたのかなどが、美しい言葉の数々で織りなされていました。 語り手が、とある身分の高い人に、当時の様子を語っていくという形で物語が展開されます。 幕末の状況が映画を観ているように、語られるので、やはり長く…
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