ジャンル問わず小説を書いている人のブロググループです
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久しぶりに 南船場のギャラリーさんに 搬入に行ってきました。 母と一緒。 約一年ぶりにオーナーさんとも お会いでき あまり変わらないご様子で 不思議と 安心感が出てきますね。 変わらないことは この年齢になると こういう 気持ちになるんだな など 考えてみたり。 お昼は いつもの天王寺の百楽 中華ですね 円卓でもいいと進めてくれて 景色が見たかったので 円卓へ。 懐かしい 風景 小さなころから こ…
早朝のその駅の立ち食いそば屋に、おじさんの幽霊が出る。何の未練があるかはわからないが、そばを食う客をじっと見つめて、「美味い?」と尋ねている。おじさんが幽霊であることは有名なので、忙しい客たちは全員おじさんを無視している。ある朝、俺が天ぷらそばを食っていたら、おじさんの幽霊が現れて、「美味い?」と尋ねてきた。俺はちょっとしたいたずら心で、「不味いよ」と答えた。するとおじさんの幽霊は悲しそうな顔をし…
オーロビルでは毎年4月ごろから急に暑くなる。日によっては夜でも室温が40度から下がらない。暑いだけではない。ここは南インドでも海岸に近いため、その分、湿度も高い。そのせいで寝苦しい夜が続くのである。 部屋には扇風機が置いてあるが、つけたところで熱風をかき回すだけで、全く涼しくはならない。しかもここではちょくちょく停電が起こるから、暑すぎて寝具の上になど寝ていられない。そんなときは、部屋の床が石畳に…
この日は本来は彼の誕生日を祝う日だった。その前夜も確かに大切だったろうけれど。 いつしかこの国ではその前日がお祝い、本番だ。なぜだか分からない。 誰もそこには疑問も持たない。なぜなら宗教には無縁だから。翌日は誰も何とも思わないし、そもそもケーキが店に残ったら、売れ残りと言われてしまう。我が家もドイツに住んでいた頃はアドベントカレンダーを毎日あけていたのに、どうしたものか。 そう、この日はイベントの…
「この中にいる、犯人は!」 叫び声を上げた、商店街のど真ん中で、ひとりの探偵が。襟を立てていた、彼は、トレンチコートの。名探偵と呼ばれていた、もちろん自称ではあったが、そのつけ髭の男は。「名にかけて、じっちゃんの!」 決め台詞だった、それが置田倒次郎の、名探偵と自ら呼ぶ男の。 しかし漁師だった、彼の祖父は、探偵でもなんでもなく。ふぐの毒を喰らって死んだ、そのじっちゃんは、てめぇで釣ったふぐの、丸々…
書くのが好きです(物理的に)。ToDo管理も日記も仕事用メモも、全部アナログです。今年もよく書きました。ってことでかわいい相棒たちを紹介します。 【スケジュール管理と日記】 【ToDo管理】 【育児日記】 【仕事用ノート】 【スケジュール管理と日記】 ダ・ヴィンチグランデ ロロマクラシック(かわいい)とiNSPiC(かわいい) ロロマクラシックのバイブルサイズを愛用しています。社会人になるときにお…
現代もの小説「ノエル」をUPしました! 会社員の矢島匡史《やじまただふみ》は女子高生の北島乃咲瑠《きたじまのえる》を聖なる夜の晩に買った。 現代ものの恋愛ではなく、ライト文芸寄りの【ヒューマンドラマ】です。 原稿用紙換算で19枚。 pixivブックサンタ企画、投稿作品。 『紅の空』 https://kangetu.sakura.ne.jp/k-sora/s-short10.html 『pixiv』…
第一章:白銀の虚無 1. 塵一つない聖域 2. 鏡の中の住人たち 3. 幹のない枝葉 4. 永劫祭の残響 5. 脈打つ「時間」 6. 初めての動悸 7. 父の幻影、少年の疑惑 8. 決意、そして脱出 第一章:白銀の虚無 1. 塵一つない聖域 その部屋には、生命の匂いがなかった。 保存都市・アトラの中央アーカイブ、地下三階にある「特殊文献管理室」。そこは、摂氏二十度、湿度五十パ…
グミさんの家に居候中のチワワの赤ちゃんチーコは夜中。。というほど夜でもなく、先ほど目が覚めたばかりまもなくだけど、なんとなく目が覚める。。なんで覚めたのかよくわからない。オシッコがしたいわけじゃないのに、ルルルや豪介も一緒の部屋で寝ている。 ショーコさんもしばらくしたら、お部屋にまた来るとは思うけど、いったんルルルや豪介を寝室に連れてきてまた出て行ったようだ、だから、多分日が回っていない。夜中でも…
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