ジャンル問わず小説を書いている人のブロググループです
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忘却ノ檻の本編の1話はこちらから👇️ karisu0217.hatenablog.com 前回の記事はこちらから👇️ karisu0217.hatenablog.com 皆様お久しぶりです! ついに忘却ノ檻スピンオフを書きます! スピンオフverの題名は「追憶ノ檻」です! ちなみにサブタイトルは 「——一ノ瀬莉央ガいた季節——」です笑 それではお楽しみください! 二年前の春。 桜の花びらが、まるで…
近くに森があるせいか 夜部屋から見える風景は港のよう 遠くに点滅するスカイツリーは灯台で タワーマンションは港のキリン 南風に乗って離れた電車の音が聞こえる ラジオを聴いていると中学生が泣きながら 相談をしていた いつからこんな時代になったのだろう 大人になってもイジメがある時代に
手術を控え、手術のために飲んでいる薬で具合悪太郎になったり、薬を変更しても具合悪太郎になったり、ちょっとだけ良太郎になったり、別の病院に行ったり、仕事に行けば「勤怠があかん」と言われ(いや説明しましたけど……そうでなくてもどうして倦怠感で休みが多かったり遅刻したりする「理由」が「怠惰」に自動的になるんだ……?意味不……)、よぼよぼと出かけて買い出しして帰って放送大学修士の継続入学手続きをし、母校の…
私は常に腹が痛い。 ノックせずに入ってくる友人だ。「昨日の食事の際はどうも。」と要件を言ってくるわけでもない。要するに、治しようがないのである。 そんな中、迎える彼氏とのデート。乙女のプライドとして、腹痛は許せぬ。そしてデートは始まった。 彼氏は来たが、例の友人は来なかったのである。実のこと、昨日おまじないをかけておいた。私は小さくガッツポーズをした。そして横を見てみると、彼が腹を抱えて苦しそうに…
店を出ると、神戸の夕暮れは思いのほか早かった。 六甲の山並みに太陽が隠れ、空は深い群青色からオレンジ色のグラデーションに染まっている。 手元に残った2万5,690円。 かつての「俺」を支えてくれたキャラクターグッズたちが、今の「俺」の生活費へと姿を変えた。少しの寂しさはあるが、それ以上に、空になったキャリーワゴンの軽さが、今の自分には心地よかった。 駐車場に停めた年季の入った四駆に乗り込み、俺は市…
祝・発売! 四季ムツコ先生によるコミカライズ版『どうか俺を放っておいてくれ なぜかぼっちの終わった高校生活を彼女が変えようとしてくる(ぼちかの)』6巻が、2月6日に発売されます! いぇいいぇい。 収録されている話は原作2巻の終盤から3巻前半の海に行くあたりまで。 つまり、水着回があるということです……! 表紙は水着姿の花見辻さんです!!最高~~!! いつものように原作者(自分)の書き下ろしSSも収…
まず、補助線にすぎないが、政治学者シュミットのいう『政治と宗教』の関係について申し上げたい。 シュミットは、『近代国家の重要な政治概念は、すべて世俗化された神学的概念である』、畢竟、おおまかにいえば、『政治とは世俗化された宗教である』というようなことをいった。 其処で、『政治とは世俗化された宗教である』のならば、『政治はより科學的な宗教なのか』あるいは『政治は結句すがたをかえた宗教でしかないのか』…
【大切なお知らせ】 ご訪問ありがとうございます。 小説「約束の岬」は、note(アプリ)で配信することにいたしました。 恐れ入りますが、こちらのリンクからnoteに入っていただきますよう、 よろしくお願いいたします。 ▼ note はコチラです。 note.com ありがとうございます。
以下、表題の通りです。 温食がこぼれた。 (さくらノベルス) 作者:小林アヲイ Amazon 内容は、以下の具合だ。 副級長・桑原万、クラスの給食を確保し、泣き虫な幼馴染を守るために立ち上がる。 冬の廊下に響き渡る激しい音。5年1組が心待ちにしていた給食のカレーは、当番の転倒ですべて失われた。空腹と絶望が教室を支配し、クラスが分断を兆す中、副級長の桑原万(くわはら・よろず)は、級長・畠中賢介の特命…
連作短編「夢現」第1話 真っ白な紙の日めくりカレンダーのページが一枚ずつ減っていく。その移り変わりによってひなみは日々の時の流れを実感していた。 (血がついてる…。) “十八”と書かれた紙の端に付着した鮮やかな赤を拭うと、まだ生々しい感触がした。 白く無機質な壁にぽっかりと開いた穴のような窓の向こうに濃い緑の夏の葉が茂るのが見える。蝉の声の行き交うのを聞いているとなぜか目の端がじんわりと熱くなった…
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