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同人誌 恋愛短編集『僕と天野さんの片思い協定。』を公開しました。Kindle、BOOTHなどに掲載しています。 katoyutaka.com 天野さんってどんな子? 天野さんは保健室登校していた女子でした。それがあるきっかけで教室に復帰します。 天野さんはちょっとしたことですぐに他人との間に壁を作ってしまう女の子です。天野さんがなぜ教室にいかなくなったのか、親身になってくれた杉田先生にも理由を言い…
私は常に腹が痛い。 ノックせずに入ってくる友人だ。「昨日の食事の際はどうも。」と要件を言ってくるわけでもない。要するに、治しようがないのである。 そんな中、迎える彼氏とのデート。乙女のプライドとして、腹痛は許せぬ。そしてデートは始まった。 彼氏は来たが、例の友人は来なかったのである。実のこと、昨日おまじないをかけておいた。私は小さくガッツポーズをした。そして横を見てみると、彼が腹を抱えて苦しそうに…
店を出ると、神戸の夕暮れは思いのほか早かった。 六甲の山並みに太陽が隠れ、空は深い群青色からオレンジ色のグラデーションに染まっている。 手元に残った2万5,690円。 かつての「俺」を支えてくれたキャラクターグッズたちが、今の「俺」の生活費へと姿を変えた。少しの寂しさはあるが、それ以上に、空になったキャリーワゴンの軽さが、今の自分には心地よかった。 駐車場に停めた年季の入った四駆に乗り込み、俺は市…
【大切なお知らせ】 ご訪問ありがとうございます。 小説「約束の岬」は、note(アプリ)で配信することにいたしました。 恐れ入りますが、こちらのリンクからnoteに入っていただきますよう、 よろしくお願いいたします。 ▼ note はコチラです。 note.com ありがとうございます。
連作短編「夢現」第1話 真っ白な紙の日めくりカレンダーのページが一枚ずつ減っていく。その移り変わりによってひなみは日々の時の流れを実感していた。 (血がついてる…。) “十八”と書かれた紙の端に付着した鮮やかな赤を拭うと、まだ生々しい感触がした。 白く無機質な壁にぽっかりと開いた穴のような窓の向こうに濃い緑の夏の葉が茂るのが見える。蝉の声の行き交うのを聞いているとなぜか目の端がじんわりと熱くなった…
二号店がある場所は尼崎市杭瀬のなかの「杭瀬中市場」、独特の雰囲気の【たまれる本屋】とされています。あと、中市場のなかでお手洗いに行きたくなったら気軽に使ってね、という言葉も掲げて。 今日は時折催されるマルシェもあって、賑わっていました。毎回ほぼ同じ位置にマルシェのブースを出している方に、今回もハンドメイドのピアスを見せて貰いました。
[XX2025/12/30☆Archive] 高層建築の高度に制限のある宇宙第二プラントにおいて、最大の建築物よりも上、高度帯*1での夜景鑑賞は偏った趣味とされている。「『そのくだりこの前もやったわ』」 「? いかがしました、ベティフラさん?」 「『何でもない。……今日は眩しいのね』」 「あー、良性ダスト*2が多いとか」 ____________________ 前話 103 __________…
「キングコブラをご存知でしょうか?」 一応動植物研究所の職員と思われる人物への質問としてあまりにも失礼では?という感想が一瞬浮かんだが、モニタ越しであってもはっきりとわかるほどに質問した相手は疲弊しきっていたので「もちろん」と返すだけに留めた。 「実は、当研究所の職員がキングコブラを利用した研究を無断で行っていたことが判明しまして……」 何と返すのが正解なのかわからず、続きを待つ。 「すぐに研究は…
今、「猫の草子」という、江戸時代初期に書かれた「御伽草子」を題材にして、翻案小説を書いているのですが、思いついてその一文をAIに翻訳させてみました。 AIに対する命令文は以下の通り。 次の古典文学の一文を現代文に翻訳せよ。 何より心の殘り候ふは、やがて正月に、かゞみ、はなびら、煎餅、あられ、かき餅、おこし米など、春雨の中うち徒然とぜんなぐさみにかぶりくひて、じゞめいて遊ばんとたくみしに、大敵の猫ど…
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