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第3話 その気持ちは役と自分の狭間で
今日は玲子を描きたかったので描きました。 もうじき、ブルーライトニングは完結です。16歳の玲子から、いきなり25歳の玲子になって完結しますので、その間は空白です。独立した話として書くかどうかは、そのときにならないと解りません。 玲子
www.youtube.com 何気なくつけたラジオから不意に流れた あのメロディ君がいつも口ずさんでた優しい声がよみがえるの 心の奥で眠らせたはずの言葉たちがざわめき出す「元気ですか」なんて問いかけに答える術も もうないのに 彼の好きな曲を聴けない思い出が溢れすぎて苦しくなるから忘れたふりをしても胸の奥でまだ 呼んでしまうあの日の声を会いたいなんて 言えないまま 街の灯りが滲んで見える君と歩いた…
学校から帰ってきてドアを開けた勢いのまま玄関に飛び込むと、足もとの大きな四角い物体につまずいていきなりヘッドスライディングをかましてしまった。何をそんなに急ぐことがあるのかという感じだけど――実際のところ別になんの用事もなかったし――いつ何時でもスピードを追求するのが小学生という生き物なのだ。それは河童だって変わらない。 考えてみればゆっくりドアを開けて家に入ったことなんて、一回もないかもしれない…
~ 追憶 武仲 ~ ラナの頸動脈に触れる。 トクン、トクン、と、リズミカル且つ力強く動いている。 「武仲君、そのままスプラッター映画出られるよ」 サリが笑いながら言う。 「サリもじゃん」 俺も笑いながら言う。 「怖っ……お前達何やってんの?」 「あ、由子さん」 俺達が入って来た窓から、由子さんが顔を出していた。 後で訊いたら、サリからの着信に折り返したが出なかったので心配になった由子さんが、サリの…
おしゃれな鳥 おはよう。 朝がとても辛いんだね。 起きてやらなければならない事が沢山で、 それを想像するだけで、もう起き上がる力もないんだね。 よく分かるよ。 目が覚めた瞬間。 意識がはっきりした瞬間。 絶望感が襲うんだね。 起き上がる事がとてつもなくしんどいんだよね。 まるで10メートル級の壁が立ち塞がり、 それを越えなければならない事。 その壁をよじ登ったとて、 また見渡す限り、更に高い壁だ。…
なるべく早く借金を返す。家族の当面の目標はそれしかなかった。父母は年金があるし兄も間に合うところでバイトをすることになった。俊一は普段の仕事をしていれば一応の収入があるので全部を合算すればそれなりの額にはなる。なるべく倹しくを心がけ、生活費家賃などを差っ引いたその全てを返済に回し、そろそろなんとか立て直せそうという頃に父が亡くなった。元々脳梗塞だったのに、それでも意地を張って事業を続けていた。普通…
「いくらなんでも、だらけ過ぎじゃないですか?」 「こんな気持ちのいい日に動き回れる人の気が知れないよ」 呆れたようにかけられた声にゆっくり目を開きながら応える。 「こんなに気持ちのいい日に引きこもってる人の気が知れないですね」 軽口に軽口で返してきた彼の奥に見える青い空と白い雲。 大きく開け放たれた窓から入り込む風はさわさわと大変心地よかった。 「この心地良さの中に骨を埋めたい。」 ぼんやりとした…
ドオーンッ。ドオウンッ! いまや、次々と崖を転がり落ちてくる砂岩は、大人の身体ほどの大きさになっていました。 それは、交易隊の男に当たった場合には、その不幸な男を地面へ押し倒し、駱駝の横っ腹に当たった場合には、それを谷底へと突き落とすのでした。 ガコンッ、ドスンッという落下音に交じって、男たちの悲鳴と「ヒュホオオゥ・・・・・・」という悲しげな駱駝のいななきが、交易路を吹く風に乗って広がっていきまし…
預言者ホセアの書1:1 ユダヤの王ウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの世、イスラエルの王ヨアシの子ヤラベアムの世に、ベエリの子ホセアに臨んだ主の言葉。 (中略) 2:23 わたしはわたしのために彼を地にまき、あわれまれぬ者をあわれみ、わたしの民でない者に向かって、 『あなたはわたしの民である』 と言い、彼は 『あなたはわたしの神である』 と言う」 3:1 主はわたしに言われた、 「あなたは再び行って…
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