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「天心(ティエンシン)」を裏切り、海へと出た元官僚、趙(チャオ)は「二心(アールシン)」の導きのままに、とある孤島へと訪れていた。 そこは中国本土から遠く東、日本国のERZ(排他的経済水域)の少しだけ外に位置する無人島だった。 少なくとも、数年前までは。 島の中央には無人島らしからぬコンクリートの塊が鎮座している。その異様な建物には国旗も、看板も、警告標識もない。ただ、無地の鉄扉だけが、海風に晒さ…
www.youtube.com 傾いた光が 部屋を横切って今日もまた何も 言えずに終わる窓辺に映る影は 少し長すぎて私の弱さまで 暴いてしまう うまく生きられない理由を数え始めたら きりがなくて誰にも責められてないのに胸の奥が ずっと重いまま 沈む太陽と私同じ速さで 今日を終わらせる輝いていた時間は確かにあったはずなのに手を伸ばすたび 遠ざかって涙になる前に 空が暮れていく 帰り道の空は やけに優…
「母を待つ少女の奇岩の周りにもサバクオオカミの奇岩がいて親分を守っているんだろうが、おそらくは、母を待つ少女の奇岩さえ壊してしまえば、この訳のわからねぇ現象は治まるはずだ・・・・・・」 これまでの戦いの中で、奇岩の側から伝わってきた気配は、母を待つ少女の奇岩が発する激しい憎しみや怒りだけでした。このことから、この不可思議な現象の源は母を待つ少女の奇岩であって、サバクオオカミの奇岩はそれが生み出した…
先月の国木田独歩『武蔵野』に続き、今月8月28日の読書会は明治の作家・樋口一葉「十三夜」を取り上げてみました。 私も含め、皆さん、一葉の古風な文体が読めるかなぁと心配でしたが、むしろ心地よい文体にはまった方が多く盛況でした。音読したり朗読を聞くことで物語がすっと入ってきたそうですよ😌 龍泉にある樋口一葉記念館にも行ってみました。資料がたくさん保存されていることに驚きました。 「十三夜」は身分不相応…
今週のお題「もらってうれしかったプレゼント」実家の自室を片付けていたら、クローゼットの奥からひどく色褪せた、小さな青い箱が出てきた。 埃を払って蓋を開けると、中に入っていたのは1本のシャープペンシル。 グリップのゴムはすっかり黄色く変色し、クリップの部分は乱暴に扱ったせいで斜めにひがんでいる。 あぁ、これだ。 私がこれまでの人生で、一番もらって嬉しかったプレゼント。 いま、社会人4年目になり、自分…
一番くじ刃牙 巨大なる鼓動 ええ、全部揃ってます。 一番くじ刃牙 巨大なる鼓動シリーズ。 さようならおばあちゃん ありがとう - わたしからあなたへ 最初の経緯は、 上記の「あなたへ」に記録しています。 玄関の仏像の隣に並んで鎮座しています。 ええ、武蔵以外を当てたのは私ではありませんよ。 ええ、俺以上にイカれてる甥っ子のリーです。 俺にその全てをプレゼントしてくれたんです。 ええ、彼を抱きしめた…
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「棕櫚さん…… ナッツ好きですよね」 「うん…… 好きだよ?……」 「一番は?」 「ん?…… そうだなぁ…… 胡桃とアーモンド…… どっちか……かな?……」 「それじゃあ今 今この瞬間では?」 「今……か…… 今なら…… うん……アーモンド……」 「どうぞ」 「ありがと…… ねえ…… さっきから香ばしい良い香り…… 何してるの?……」 「大豆を煎って居るんですよ…… 明日は 節分ですからね……」 …
マルス
毎朝、プレーンヨーグルトを食べています。 1パック400g入りのヨーグルトを4回に分けて食べるのですが、2回目のときは表面にホエイが溜まっているので、いつもぐるぐると混ぜていました。 それはずっと前に、 ヨーグルトの表面に出てくる水分は「ホエイ(乳清)」といって、たんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養を含んでいるため、捨てずに混ぜ合わせてお食べください ──というようなことが、ヨーグルトの容器に…
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