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『踏切の幽霊』高野和明 文藝春秋[文春文庫] 2025.11.23読了 小田急線の鉄道運転士による奇妙な体験が書かれたエピローグは、迫真に迫っていて一気に引き込まれる。妻を2年前に亡くした50代の松田は、女性誌の契約記者である。編集長から心霊ネタの取材を命じられ、下北沢の踏切で幽霊らしきものを目撃したとの情報に目を付けて調べていく。ホラーというよりも、胸に迫るヒューマンストーリーだった。 私自身は…
ピアノようせいレミーシリーズ3作目です。 1巻目は、「リズムのまほう」。ピアノは好きだけど、練習が苦手な子。 2巻目は、「メロディーのまほう」。ピアノは好きだけど、人まえでひくのが苦手な子。 そして、今回の3巻目は、発表会で緊張しちゃう子です。 どのシリーズにも共通していることがあります。それは、ピアノようせいレミーは、ピアノを通していろんな子のところに来るし、いろんなところに連れていってくれたり…
早朝作業。音楽を聴きながら、流し読み系の新書を読んでいた。ブックオフ本の処理のつもりだったが、中々おもしろい。ーーー書いた。 ジャケットを買ったんだ。 - けろやん。メモ 生まれて初めてジャケットというものを購入した。(中略)このたび衝動的に安いのを購入。 ジャケット。せっかく購入したのに、ほとんど着ていない。急に寒くなったから。もともとクラシック音楽の演奏会に着ていこうと思っていたんだけど、これ…
深夜、バーの仕事から帰宅すると(木曜は大盛況だった)、自宅の玄関の前に宅急便が届いていた。送り主は「マウスコンピューター サポートセンター」。修理のために依頼していた、"S"のキートップが届いたのだ。 書斎に戻るやいなや、小包の封を開ける。確かに"S"のキートップと、それに付属するパンタグラフが入っていた。サポートセンターからのメールに取り付け方法が記載されていたので、それを見ながら、キーボードに…
本日はカルチャータウン広島校さんにて源氏物語講座を行いました。今日読んだのは手習巻。参加者は10名でした。 次回のご案内↓ テーマ:夢浮橋巻を読む日時:2026年1月15日(木)10時半~12時場所:カルチャータウン広島校 (広島市中区宝町2-1フジグラン広島4階)受講料:1650円/回(税込) ※別途、カルチャースクールの入会金が必要です。持参物:筆記用具 興味を持ってくださった方はカルチャータ…
「ハムレット」ってすごく好きな人多いですよね。主人公・ハムレット自体もわりと褒められてるけど、なかなか独特な人だなぁと思う。 あらすじ デンマークの王子ハムレットは、王様(お父さん)が急に死んで、叔父さんがお母さんと結婚して王様になったことにショックを受ける。ある夜、お父さんの幽霊が出てきて 😡叔父さんが俺を毒で殺した!復讐してくれ! と言う。 ハムレットは深く悩みつつ、狂ったふりをして真相を確か…
本編の前にご案内です。 この小説のページの姉妹版「とまとの呟き」も不定期ですが更新しています。 こちらは私の拙い日記、私の本音です。 下のバナーをクリックで「とまとの呟き」に飛べますよ。 よろしくお願いします。 また、小説は毎週日曜日に新作を公開する週刊の形式を取ります。 tomatoma-tomato77.hateblo.jp 写真はイメージです。 さくらが仕事を終え、仮住まいで滞在しているホテ…
日本語タイトルが? まず、最初からクレームのような内容で申し訳ないが、元々英語で書かれている本書を翻訳者の方が日本語に翻訳、その際に日本での出版時にタイトルを変更している。これが読み始めてすぐに、すごく違和感を感じさせる。作者のアグネス・アーノルド=フォースターさんは、丁寧にノスタルジアという用語が生まれた背景から、その歴史まで実例をしつこいぐらいに入れながら、説明している。その内容を読むと、確か…
ヘルマン・ヘッセの「車輪の下で」(松永美穂訳 光文社古典新訳文庫)を読み終えました。中学生の必読書って感じでちょっと抵抗あったけど再読後の印象はいいものでした。 あらすじは有名。田舎の秀才ハンスが頑張って州の試験に受かり神学校に入学するものの色々あってドロップアウト。故郷に帰って機械工の道に入るが心ここにあらず。友達との酒に酔い、過失か故意かわからない水死体で見つかって話は終わる。 タイトルの「車…
noteから転載します。 https://note.com/takayamakyoko/n/na6e08366a51e
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