詩、和歌、エッセイ、歌詞、小説などなど、言葉を紡ぐ人たちのグループです。 作品投稿・交流用スペース → http://space.hatena.ne.jp/~/14217943783081207203
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私のまわりはピエロばかり 私のまわりはピエロばかり 私のまわりは映画のスクリーン ――30人の教室、喧騒に犯し殺し犯され殺されるカーストと低能の猿ども。私の机に置かれた花瓶、匿名の落書き。 そう、私がいるこの小さな世界は、いつかの内田裕也のリリックみたく、苛烈なまでに下らない虚構と虚無に溺れ死んで沈んでいる。 片隅の澱んだ水槽。其処で揺蕩う死んだ金魚の様に浮上したくて、一心不乱にスカートの(秘密)…
NotebookLMは賢者か、書記か――形而上学研究とAIの統合的活用についての覚え書き 「資料の山に埋もれて、ふと立ち止まることがある。これは探求なのか、記録なのか、それともただの収集癖なのか――」 そんな疑問を持ち始めていた頃、Googleが提供するAIノートアシスタント「NotebookLM(ノートAI)」を使ってみた。 私は今、「新しい形而上学」を体系化する作業に取り組んでいる。アリストテ…
noteはじめました!
青嵐 たとえばね 晴れた日に あおい野原をかけまわったら 気持ちが いいのじゃないかな 想像してみて 魚になって 南の海の きらきら 陽光 ゆらめく 珊瑚の森を 泳ぎまわったら 楽しいのじゃないかな 鳥になって 光満ちる青い空を 歌を口ずさみながら どこまでも飛んでゆけたら 面白いのじゃないかな そうなんだ 僕も こんなにきれいな つややかな青葉 あふれる うえを おもいっきり かけぬけるのが 気…
澄んだ雲を見ていた。 昨日見た星空の光と重ね合わせるように。 遠い後悔という名の霧に隠れた、君と過ごした思い出が今も脳裏にこびりついて離れない。 「一体何処で間違えたのだろうか。」 ある片田舎の駅から離れた小さなワンルームで男は呟いた。 彼がその廃れた借家を住処として選んだのは、ただ単に家賃が安価であるという理由のみであった。彼は元々東京のある小さな映像制作の会社に勤め、糸を紡ぐように細々と日々を…
誰かを憎んでいる方が楽だったんだよ。 だって許して生きるのは、自らの未熟さ、世の中の複雑さ、労力、大切だったものを失った辛さ、それらを目の当たりにした時、自分が崩壊するんじゃないかって、その負荷に耐えられないんじゃないかって怖かった。 人は、自然は、世界は、、一刻も留まることなく変わるもんだってホントは気づいてたけど、離れたくない、離れて欲しくない、無くなって欲しくない、壊れて欲しくない。 そのど…
今日からしばらく、できるだけブログを更新したいと思います。 3月ごろからずっとブログを書きたいと思っていて。というのも、まずはお知らせがいくつかあったからです。 Xやインスタではお知らせしていましたが、1月に新潮文庫から出た、恋と食をテーマにしたアンソロジー『いただきますは、ふたりで』に短編小説「くちうつし」を入れていただきました。 https://amzn.asia/d/i1oix6B 好評のよ…
生きた、走り続けた、私は確かにここにいた。
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