詩、和歌、エッセイ、歌詞、小説などなど、言葉を紡ぐ人たちのグループです。 作品投稿・交流用スペース → http://space.hatena.ne.jp/~/14217943783081207203
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
年末くらいから件の上司との折り合いがさらに悪くなり、ここ1か月はほとんど口も聞かなかった。もともと積極的に部下とコミュニケーションを取るタイプの上司ではなかったから、こちらが「話そう」としなければ、数日にわたり全く話さないこともザラにあった。この時点で、この上司は管理職としての素質が「欠落」していると感じていた。昨年4月に着任して以降、わたしが担当者としてなすべき仕事はすべて上司に奪い取られてきた…
私は常に腹が痛い。 ノックせずに入ってくる友人だ。「昨日の食事の際はどうも。」と要件を言ってくるわけでもない。要するに、治しようがないのである。 そんな中、迎える彼氏とのデート。乙女のプライドとして、腹痛は許せぬ。そしてデートは始まった。 彼氏は来たが、例の友人は来なかったのである。実のこと、昨日おまじないをかけておいた。私は小さくガッツポーズをした。そして横を見てみると、彼が腹を抱えて苦しそうに…
每日更新を目指してたけど、帰宅が遅れて明日も遅くなるので日記風?にすることにしました。 ある日ヘルパーさん達とした話(現在はエッセイとは違う事業所) 複数の訪問介護事業所(ヘルパー)を使ってる利用者様 私のところのヘルパーと他事業所のヘルパーのやり方が違うと家族さんが前々から言っていて 今日、私のところのヘルパーさんに 「やっているところの写真を撮らせてもらっていいですか?顔は写さないので」 と家…
店を出ると、神戸の夕暮れは思いのほか早かった。 六甲の山並みに太陽が隠れ、空は深い群青色からオレンジ色のグラデーションに染まっている。 手元に残った2万5,690円。 かつての「俺」を支えてくれたキャラクターグッズたちが、今の「俺」の生活費へと姿を変えた。少しの寂しさはあるが、それ以上に、空になったキャリーワゴンの軽さが、今の自分には心地よかった。 駐車場に停めた年季の入った四駆に乗り込み、俺は市…
診断名は一度きりではなかった。 これまでも、いくつかの名前で説明されてきた。 統合失調症と言われた時期もあれば、双極性障害。 そして複雑性PTSDとして過ごした時間もある。以前の医師からは、過去には解離性同一症の状態があったが、 現在は自己完治しているのではないか、という説明を受けていた。けれど今、新しい医師とともに 解離の在り方そのものを見直している。新しい病名がついたというより、 以前からあっ…
「くさかんむりのアラです」 そう言い直されて、しまった。と思う。 と同時に「いやいや」と心のなかで言い返したい気持ちになる。どう考えたって、「くさかんむりのアラ」より「アラアラしいのアラ」の方がわかりやすい。 それに、「アラアラしいのアラ」という説明はちっとも間違ってなどいないではないか。なぜ訂正されなければならなかったのか。 それによく考えたら、「くさかんむりのアラ」ではその漢字の草冠部分しか説…
ななまがり森下さんと言い切る男さんの同時優勝で幕を下ろすこととなるR-1グランプリ2026。 優勝者のお二方は、お笑いコンビ「ななまがり」のメンバーとしても知られています。今後ネット上では「ななまがり」の言い間違えによる表記ゆれが一層激しくなることが予想されます。「ななまがり」系表記内の世界ランキングは如何か、殴り合いの喧嘩をしたら一体誰が1位になるのか、これまだ答え出てませんよね? 僕がその答え…
ここのところ関東も明け方は氷点下になったり霜がおりたりでパンジーはゼイゼイ言いながらやっとこさ咲いてくれてます。花びらも葉もあちこちヘロヘロです。 先週の雪にはもうがっくりとなってしまい 花びらや茎のあちこちが凍ったりしたのでしょうか、雪が解けてもかなりダメージが残っています。 こんな姿を見ているとなんとなく酷く無理をかけているような心持ちになってきます。 故郷の北海道なら雪に埋もれていて諦めもつ…
一回タロットをはさむ ご祈祷もしたし帰るだけなんだけど、帰ったら終わってしまうというか、縁が消えてしまう気がして(?)、この近辺で占ってもらえるところがないかと調べながら赤坂を歩いていました。どこがメインの通りなのかもわからないまま、慣れない街の風景に圧倒されながら彷徨います。 占い屋さんはいくつかあるものの、夕方からの営業だったり、目の前のビルに入ってるはずなのに看板がなく入り口がわからなかった…
一月の神楽坂は、冷たい風が石畳の坂を舐めるように吹き上がっていた。 坂の途中で、柏木遼は立ち止まった。午後二時。本来ならオフィスにいるはずの時間だ。だが今日、彼は初めて午後休を取った。理由は自分でもよくわからなかった。 三十二歳。インターネット広告代理店で営業職に就いて八年目。成績は悪くない。クライアントとの関係も良好だと思う。少なくとも数字の上では。けれど最近、自分が発する言葉のひとつひとつが、…
次のページ