詩、和歌、エッセイ、歌詞、小説などなど、言葉を紡ぐ人たちのグループです。 作品投稿・交流用スペース → http://space.hatena.ne.jp/~/14217943783081207203
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【シュルレアリスム風】詩の隠喩を映像化する 「建物はオルガンのように」「月はメダルのように」「頭が暗い土塊(つちくれ)になって」という比喩を、ダリやキリコのような不条理で幻想的な絵画として表現します。 『都会の夏の夜』 中原 中也 月は空にメダルのように、 街角に建物はオルガンのように、 遊び疲れた男どち唱(うた)いながらに帰ってゆく。 ――イカムネ・カラアがまがっている―― その脣(くちびる)は…
~ 追憶 理科教師 ~ どうやら蓮糸頼瑠は今朝、登校するなりこの教室で、全裸にさせられた上に輪姦されたようだ……。 蓮糸頼瑠のすぐ傍で、沢居ハンマも同様に、輪姦されている。 蓮糸頼瑠と目が合った。 私の目を見ながら笑っている。 私は一旦、目を逸らした。 とりあえず授業を進めようと思ったが、やはり気になり耐えきれず、すぐにまた蓮糸頼瑠へ視線を戻す。 蓮糸頼瑠はまた、笑いながら私の頭に映像を流し込んで…
判決文は、まるで古代の呪符のように、乾いた法廷の空気を裂いて読み上げられた。 「整体行為をもって慢性症状に対する治療を標榜し得る者は、医師およびあん摩マッサージ指圧師に限られる」 その一文が落ちた瞬間、法廷の空気は、見えないが確実に、何かの重力に引きずられた。 柔道整復師は顎を引き、理学療法士は眉をひそめ、整体師たちは、存在そのものが法的に薄められたかのような顔をした。 後にそれは「整体終末宣言」…
貝を背負った 白いねずみが天と地のちょうつがいに油をさしにゆく世界のきしむ音が耳について眠れないから田園を掃く風を車にしてかけていくかけていく燃えるチョウチョウの翅を透く光から油はしぼりとった星々の積む沈黙の夢から器はきりだした主のない家が黒々と田園をくいつぶしてゆくあふれてくる虚無のためいきに空気がさびついてゆくいまこそわたしがゆかねばいまこそわたしがゆかねば真空の仮面をかむった愚かな道化が世界…
死を初めて実感したのは、小学生のとき。火葬場で棺桶に釘を打ち、煙を眺め、骨壷に骨を入れる。この人はもう二度と戻らないんだと気づく。あの頃は、なぜか自分だけはこうならないと思っていた。 死に興味が湧き出したのは、中学生のとき。ミステリーで殺人を読んで、映画で死体を見て、文庫本で死に方を調べた。永遠など無い現実に背筋を震わせた。本や画面の中の話で、自分には関係ないと思っていた。 死にリアルさを求めたの…
隣人のおかげで眠れず、頭痛が続く日々です。 早く消えてくれないかな。
「恋愛で言うとさ、ほんとに都合のいい女やで」 私の仕事ぶりをあらわして、先輩はそう言った。……少し悲しかった。 それならもういっそ振り切りたい、都合のいい女に。もしくは、ただのいい女になりたい。 最近とても働いている。 映画『プラダを着た悪魔』で「仕事が充実するとプライベートが崩壊する」という台詞があるが本当にそのとおりで、家族には申し訳ないくらい生活は崩れている。 今日は久しぶりの休みで12時間…
エッセー誰でも超人 (一) ティラミスという人気のドルチェ・イタリアーノがある。その名の意味は「私を上に引き上げて」。意訳すれば、「最高の気分にさせて」ということになる。「上」という位置の人類共通のイメージは、上は天国で下は地獄、上は高い地位で下は低い地位、上からは見下ろせ、下からは仰ぎ見るということだろう。 登山家でなくても、誰もが高みから下界を見下ろしたい欲望は持っていて、自助努力でそれを成し…
あらいくまたんです。 《^=・(⊥)・=^》 由々しき事態に陥っております。( ´艸`) 前回の出版後。 次の執筆に取りかかる前に、 「マンガ制作を効率化したい」 という大義名分のもと、 AIをいじりはじめた。 省略できる工程があるかもしれない。 自動化できる部分があるかもしれない。 そう思ったら、もう止まらなくて。 結果。 沼にはまった。 どっぷり、はまった。 使いこなせる気配は一切なく、 ただ…
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