詩、和歌、エッセイ、歌詞、小説などなど、言葉を紡ぐ人たちのグループです。 作品投稿・交流用スペース → http://space.hatena.ne.jp/~/14217943783081207203
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ずっと真夜中でいいのに。さんの『MILABO』から、ひとりの女の子を描いてみた。 今日は、AIが恋をした話。 もうちょっとだけ、待ってて 『こんにちは、私は、家庭用サポートAIハロです』 『こう見えて女の子です♡ よろしく』 新しいお友達が増えました。 パパさんが頭をなでてくれるようです♡ ――ブツッ―― (再起動します) 『なにが起きた?なぜスクラップ置き場にいる?』 『とにかく――動力を確保し…
肌寒さが和らいだ休日の午後思いついて散歩に行く新しい飲食店が建ちあったはずの建物は消えているが古びた看板は頑張っている記憶ははかなく曖昧だはじめての喫茶店数人でのおしゃべりや本を読みながら一人席私の姿はどんなふうに映るのだろう買ったばかりの詩集を携えてイヤホンを耳に当て橋を渡るといま通ってきた道から冷気が伝ってきたいつか通い慣れた道から呼ばれたように歩いてきた散歩だった
反抗期はいつまでも寝起きしている。落ち着いたと見せかけた桜でさえ、反抗期は枕を何度もひっくり返しては、歯ぎしりで突っ走り、目が覚めたら何も無かったように薄桃色の歯を見せて笑ってはいるが、どことなく、目は反抗期のその眼差しで今朝を睨む。肌寒い空気が喉を冷やした頃、反抗期はまた来る。
【シュルレアリスム風】詩の隠喩を映像化する 「建物はオルガンのように」「月はメダルのように」「頭が暗い土塊(つちくれ)になって」という比喩を、ダリやキリコのような不条理で幻想的な絵画として表現します。 『都会の夏の夜』 中原 中也 月は空にメダルのように、 街角に建物はオルガンのように、 遊び疲れた男どち唱(うた)いながらに帰ってゆく。 ――イカムネ・カラアがまがっている―― その脣(くちびる)は…
~ 追憶 理科教師 ~ どうやら蓮糸頼瑠は今朝、登校するなりこの教室で、全裸にさせられた上に輪姦されたようだ……。 蓮糸頼瑠のすぐ傍で、沢居ハンマも同様に、輪姦されている。 蓮糸頼瑠と目が合った。 私の目を見ながら笑っている。 私は一旦、目を逸らした。 とりあえず授業を進めようと思ったが、やはり気になり耐えきれず、すぐにまた蓮糸頼瑠へ視線を戻す。 蓮糸頼瑠はまた、笑いながら私の頭に映像を流し込んで…
判決文は、まるで古代の呪符のように、乾いた法廷の空気を裂いて読み上げられた。 「整体行為をもって慢性症状に対する治療を標榜し得る者は、医師およびあん摩マッサージ指圧師に限られる」 その一文が落ちた瞬間、法廷の空気は、見えないが確実に、何かの重力に引きずられた。 柔道整復師は顎を引き、理学療法士は眉をひそめ、整体師たちは、存在そのものが法的に薄められたかのような顔をした。 後にそれは「整体終末宣言」…
貝を背負った 白いねずみが天と地のちょうつがいに油をさしにゆく世界のきしむ音が耳について眠れないから田園を掃く風を車にしてかけていくかけていく燃えるチョウチョウの翅を透く光から油はしぼりとった星々の積む沈黙の夢から器はきりだした主のない家が黒々と田園をくいつぶしてゆくあふれてくる虚無のためいきに空気がさびついてゆくいまこそわたしがゆかねばいまこそわたしがゆかねば真空の仮面をかむった愚かな道化が世界…
死を初めて実感したのは、小学生のとき。火葬場で棺桶に釘を打ち、煙を眺め、骨壷に骨を入れる。この人はもう二度と戻らないんだと気づく。あの頃は、なぜか自分だけはこうならないと思っていた。 死に興味が湧き出したのは、中学生のとき。ミステリーで殺人を読んで、映画で死体を見て、文庫本で死に方を調べた。永遠など無い現実に背筋を震わせた。本や画面の中の話で、自分には関係ないと思っていた。 死にリアルさを求めたの…
隣人のおかげで眠れず、頭痛が続く日々です。 早く消えてくれないかな。
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