詩、和歌、エッセイ、歌詞、小説などなど、言葉を紡ぐ人たちのグループです。 作品投稿・交流用スペース → http://space.hatena.ne.jp/~/14217943783081207203
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少しだけ、気分転換に。 広い空の下、 ヤシの木がゆっくり揺れていた。 まっすぐな道も、 少しカーブして見える。 急がなくていい、 そんな気がした。 今日も、なんとか一日。
玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ(1400円+税 ナナロク社) 作者:木下 龍也,岡野 大嗣 ナナロク社 Amazon ☆☆☆ 現在活躍中の歌人、木下達也さんと岡野大嗣さんお、かけあい短歌集。 8年ほど前に初めて行った歌会で「どなたの歌集を読めば」の私の問いにおすすめ頂いたのが岡野さんの「サイレント犀」。そして続けて購入したのが「つむじ風、ここにあります」ですが、今回この本で、ビ…
ずっと真夜中でいいのに。さんの『MILABO』から、ひとりの女の子を描いてみた。 今日は、AIが恋をした話。 もうちょっとだけ、待ってて 『こんにちは、私は、家庭用サポートAIハロです』 『こう見えて女の子です♡ よろしく』 新しいお友達が増えました。 パパさんが頭をなでてくれるようです♡ ――ブツッ―― (再起動します) 『なにが起きた?なぜスクラップ置き場にいる?』 『とにかく――動力を確保し…
肌寒さが和らいだ休日の午後思いついて散歩に行く新しい飲食店が建ちあったはずの建物は消えているが古びた看板は頑張っている記憶ははかなく曖昧だはじめての喫茶店数人でのおしゃべりや本を読みながら一人席私の姿はどんなふうに映るのだろう買ったばかりの詩集を携えてイヤホンを耳に当て橋を渡るといま通ってきた道から冷気が伝ってきたいつか通い慣れた道から呼ばれたように歩いてきた散歩だった
反抗期はいつまでも寝起きしている。落ち着いたと見せかけた桜でさえ、反抗期は枕を何度もひっくり返しては、歯ぎしりで突っ走り、目が覚めたら何も無かったように薄桃色の歯を見せて笑ってはいるが、どことなく、目は反抗期のその眼差しで今朝を睨む。肌寒い空気が喉を冷やした頃、反抗期はまた来る。
取り消せよ……!!!今の言葉……!!!
">みんな みんな春が来たのを喜んでいるけれど "> 私はちょっぴり寂しい気持ちになるよ もう冬の澄み切った夜空も見られないし 冬に咲く花々を見ることもできない 春の訪れは喜びと少しの寂しいが詰まっている
【シュルレアリスム風】詩の隠喩を映像化する 「建物はオルガンのように」「月はメダルのように」「頭が暗い土塊(つちくれ)になって」という比喩を、ダリやキリコのような不条理で幻想的な絵画として表現します。 『都会の夏の夜』 中原 中也 月は空にメダルのように、 街角に建物はオルガンのように、 遊び疲れた男どち唱(うた)いながらに帰ってゆく。 ――イカムネ・カラアがまがっている―― その脣(くちびる)は…
~ 追憶 理科教師 ~ どうやら蓮糸頼瑠は今朝、登校するなりこの教室で、全裸にさせられた上に輪姦されたようだ……。 蓮糸頼瑠のすぐ傍で、沢居ハンマも同様に、輪姦されている。 蓮糸頼瑠と目が合った。 私の目を見ながら笑っている。 私は一旦、目を逸らした。 とりあえず授業を進めようと思ったが、やはり気になり耐えきれず、すぐにまた蓮糸頼瑠へ視線を戻す。 蓮糸頼瑠はまた、笑いながら私の頭に映像を流し込んで…
判決文は、まるで古代の呪符のように、乾いた法廷の空気を裂いて読み上げられた。 「整体行為をもって慢性症状に対する治療を標榜し得る者は、医師およびあん摩マッサージ指圧師に限られる」 その一文が落ちた瞬間、法廷の空気は、見えないが確実に、何かの重力に引きずられた。 柔道整復師は顎を引き、理学療法士は眉をひそめ、整体師たちは、存在そのものが法的に薄められたかのような顔をした。 後にそれは「整体終末宣言」…
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