詩、和歌、エッセイ、歌詞、小説などなど、言葉を紡ぐ人たちのグループです。 作品投稿・交流用スペース → http://space.hatena.ne.jp/~/14217943783081207203
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◇ 地図の話 地図は嘘をつかない。でも、地図を眺めることと、実際にその土地を歩くことは、まったく別の行為だ。 泥の匂いも、石畳の硬さも、坂の途中で膝が笑う感覚も、地図には一切載っていない。それでも地図は地図として有能で、俺はそれを否定するつもりは毛頭ない。 問題は、地図を持った人間が「この土地のことなら俺が一番知っている」と言い出す瞬間だ。 ◇ 水槽の中の正解 SNSというのは、どうも閉鎖的な水槽…
吉時、 あなたは現物を捨てる、、 内時、 あなたは自らの胎内をつくる、 燃焼性、 何か、 記憶したこと、、 あたりまえに配された、ことに対し、 からだがひらいていく、 からだまとめる、、 からだ人数、 どこまでも外に外に、、 命乗せ合い、、 しずかなマ、 からだつかみ、 からだつながり、、 相当する、 いろいろのもの、 いろいろなげて、 なげて溢れ、 身体世界、 身体認容、 えらく呼吸、 えらく呼…
近くに小さな森がある。いつの間にか、裸の樹木から新しい葉が出始め、日ごとにその色が変化している。その風景を見ていて、どう表現したらいいのか考えてしまう。夏目漱石が「精細に描寫が出來て居て、しかも餘韻に富んで居るといふやうな文章はまだ私は見た事がない」と随筆『自然を寫す文章』(「漱石全集」岩波書店で」)で書いている通り、自然や事象の描写はそう簡単ではない。
夢や目標と書きますと、去年、今年度、今学年、今年の目標や夢のように、“ついうっかり”“すっきり”忘れてしまう方が多いと思いますので、「覚悟」と書かせて頂きました。 先週は、夢や目標を決めましょうと提案させて頂きましたが、春休みも残り1週間ほど、次学年が差し迫ったので少し嫌味にお聞きします。 今年になって約三ヶ月が経ち、何度か書いてきましたが、“たった”三ヶ月経った“だけ”の今、今年の目標や夢を覚え…
ようやく咲き始めた桜に引き寄せられるように花見をした帰り、立ち寄った公園の一角で、ユキヤナギの白とレンギョウの黄色が、鮮やかなコントラストを描いているのに出会いました。風に揺れるしなやかな枝、こぼれんばかりに咲く小さな花々。冬の沈黙を破る気配と、春の訪れを告げるほのかな歓びとが、そこにありました。前回ユキヤナギの歌を紹介した歌人・鳥海昭子さんは、レンギョウを次の一首に詠んでいます。 レンギョウの鮮…
少しだけ、気分転換に。 広い空の下、 ヤシの木がゆっくり揺れていた。 まっすぐな道も、 少しカーブして見える。 急がなくていい、 そんな気がした。 今日も、なんとか一日。
反抗期はいつまでも寝起きしている。落ち着いたと見せかけた桜でさえ、反抗期は枕を何度もひっくり返しては、歯ぎしりで突っ走り、目が覚めたら何も無かったように薄桃色の歯を見せて笑ってはいるが、どことなく、目は反抗期のその眼差しで今朝を睨む。肌寒い空気が喉を冷やした頃、反抗期はまた来る。
死を初めて実感したのは、小学生のとき。火葬場で棺桶に釘を打ち、煙を眺め、骨壷に骨を入れる。この人はもう二度と戻らないんだと気づく。あの頃は、なぜか自分だけはこうならないと思っていた。 死に興味が湧き出したのは、中学生のとき。ミステリーで殺人を読んで、映画で死体を見て、文庫本で死に方を調べた。永遠など無い現実に背筋を震わせた。本や画面の中の話で、自分には関係ないと思っていた。 死にリアルさを求めたの…
「恋愛で言うとさ、ほんとに都合のいい女やで」 私の仕事ぶりをあらわして、先輩はそう言った。……少し悲しかった。 それならもういっそ振り切りたい、都合のいい女に。もしくは、ただのいい女になりたい。 最近とても働いている。 映画『プラダを着た悪魔』で「仕事が充実するとプライベートが崩壊する」という台詞があるが本当にそのとおりで、家族には申し訳ないくらい生活は崩れている。 今日は久しぶりの休みで12時間…
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