実話のみと思いますが、そう有るものではありません。 なので創作も有りと云うことで。 雑談有り、怪談有りとそんな感じです。
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この話は、林業歴三十年以上のTさんから聞いた話。 その日もTさんは、三人組である区域の境界に近い尾根に入っていた。 午前中はチェーンソーの音が響いていたが、午後になると皆バラバラに位置取りして、間伐作業に入っていたという。 喉が乾いたTさんは手を止め、 「おーい、休憩にしねぇかー」 仕事仲間に呼びかけたつもりだった。だが返ってきたのは 「Tさぁん」 甲高い女の声だった。
Blue あなたとわたしの本 268 「 小説を書いているといっても趣味なんだよね」 「 プロじゃないんでしょ」 こういった言葉に傷ついたり、憤りを覚えた人は多いのではないかと思う。文筆だけで生活しているわけではないのも事実だから、言い返すことができない。本気で取り組んでいればいるほど、心のなかで歯ぎしりしたことだろう。 あなたとわたしは四六時中、文章のことを考え、小説のことを想う。 書いていると…
久々の投稿です。 最近、「毒親」というのを耳にしますが、「毒子ども」というのもありますよ。もちろん、大人の年齢の「子ども」です。 今日、来所されたA子さんも、最近の娘夫婦への対応に疲れ果て、げっそりされていました。 共働き夫婦の緊急の孫の面倒や、食事の世話。それは良いんです、好きでやっているから、ってA子さん。 辛いのは、全く感謝されないこと。 特に娘婿さんには、一度も「ありがとう」を言われたこと…
怪談 ~自殺の理由~ 夜風が肌を刺す。コンクリートの冷たさが靴底から伝わり、男の焦燥感を増幅させた。百メートル。この高さならば、万が一を考えての躊躇など無用だろう。彼は柵のない屋上の縁に立ち、眼下の街を見下ろした。無数の光が瞬き、まるで遠い星のようだ。その光の一つ一つに、それぞれの生活がある。自分とは無縁の、輝かしい世界。その時、突然に風が強く吹きつけた。ぐらりと体が揺れる。咄嗟に手すりを探したが…
よく、金縛りに合うようになった。 疲れてあるからだろうと納得しようとしたが、金縛りに合うと必ず男女の話す声がして、布団の外から足を引っ張られるのが気味が悪い。 ごにょごにょと話の内容が分からないのが余計に不気味である。 ただ、金縛りは睡眠障害の一種だと科学的に説明ができると聞いていたので特にお祓いなどは考えもしなかった。 その日も布団に入る。 布団を被ったまま友人と電話をする。 取り留めのない話に…
【経緯】 『みさき』『綾のーと。』とは阿澄思惟氏が著した 「忌録: document X」のうち、Webにて公開されている2つの資料を指します。 取り扱う事件は、怪奇現象を思わせながら おそらく人為的なものであろうという気配が濃く漂い、誰によるどのような意図が介在しているのか数年を経ても考察され続けています。 ※読むことで間違いなく恐怖を感じますが、考察を読んでいただくことによって意味が転換される…
どこの地域かは分からないが、小高い山で起きた話だという。 そこは車道も整備されており、中腹までは民家も点在するような、いたって普通の山だったそうだ。 当時大学生だったFさんは、サークルの仲間の車でドライブに行った帰り道、たまたまその周辺を通りかかった。 単調な国道が続いて飽きたのだろう、運転手が 「ちょっと気分転換にさ、この山通っていい?」 と聞いてきたのだという。 Fさん達には特に断る理由もない…
何やらmixi2というものが新たにできたらしい 招待来たので登録してみた 他のSNSと何が違うのかわからんけど 興味がある方はリンク貼っておきます white1295からの #mixi2 招待🎟️一緒にはじめよう!🚀https://mixi.social/invitations/@white1295/3BvtqvJbKd6JvPevecKhnm
好きな怪談師さんの新刊が出た。 私の話も載せてもらっている。 「少し調理させていただきます」と言われていたので、どんな味になるのか気になってたのだ。 すごく良い味になってる! 怖くなってる!! さすがたくさん本を出されているだけあるなぁとしみじみ感じました。 ♪ 前にもここでは記事にしたかもしれない別の話を、この怪談師さんに伝えたいとは思っていた。 でもあれもこれもと一方的に送りつけるのも迷惑かな…
お疲れ様です。 本日は、久々に怪談を投稿したいと思います(育児無関係な上に、季節外れてますが…)。 秋は紅葉狩りやキノコ狩りの季節ですが、山に入る際にはクマやスズメバチはもちろんのこと、その他にも注意しなければならないモノはたくさん住んでいるようです。 山を侮るでねえぞ—。 Yさんの親戚は山を所有していますが、高齢ということもあり、管理はほとんどYさんが行っています。 その見返りと言っていいのかは…
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