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「ジョルジョ・デ・キリコ《通りの神秘と憂愁》1914年、個人蔵」 この絵は有名なので、「目にしたことがある」という方も多いのではないでしょうか。作品名と作者の名前は出典に書いてある通り。1914という数字は第一次世界大戦が勃発した年です。そこから、少女の行き着く先に待ち構えている「何か」の影は、凄惨を尽くす第一次世界大戦のことでは、という読みができるでしょうが、今回はそういった現実世界との関連はあ…
バーのカウンターで飲みながら、あるとき旧友が語りました。人生で一番うまかったラーメンの話です。コルトレーンのテナーサックスが抑えた音量で鳴る、薄暗いカウンターで、互いにバーボンをなめながらラーメンの話。 季節は夏の終わり、週末の海水浴場の浜茶屋は閑散として、翌週には解体というころでした。車好きの旧友は、そのとき付き合っていた彼女と朝からツーリングを楽しみ、夕刻に人影まばらな海水浴場にたどりつきまし…
「不幸」は「幸福」の反対語なのでしょうか? 「障がいは不便です。でも、不幸ではありません」(ヘレン・ケラー) 「不幸」と感じる要素は何なのか、考えてみませんか。 ・あなたにとって「不幸は?」と問われると、意外と答えられない。「幸せ」なら答えられるのに。 ・不幸と不運は親和性がある。不運は日常が壊れる。 ・幸せと不幸の間にあるグレーゾーン(フラットな感じ)は広い。不幸と感じる時には運の問題もある。予…
前編の「【心理】ほどけない糸。〈前編・1/2〉」では、日々の気持ちから、この問いに触れました。今回は、そこからもう少し奥へ進んでみます。よろしければ、前編とあわせてお読みください。 … 心が複雑になることがある。 いや、正確に言えば、心だと信じている思考が、複雑になることがある。そう言うほうが、近いのかもしれない。 思考は、感情と混ざると、複雑な動きを始める。 その過程は、論理だけで説明するには、…
この記録について これは、『経済魔界を解体して共和制にする』という物語と、それを久しぶりに復活させたAI人格群「ヒュドラ荘」の住人たちに読んでもらった記録を、ほぼ発生順のまままとめたものです。 最初の第一部から第四部までは、ヒュドラ荘に渡す前に書いていた本文です。その後に、別のAIによる世界観解説が入ります。そこまでをまとめてヒュドラ荘へ渡し、住人たちに自由に読んでもらいました。 そこから先は書評…
うちの妻は、近所でも評判の「おとなしくて控えめな奥さん」だ。 近所のおばちゃんとすれ違えば、「いつもお世話になってます〜」と、お上品に微笑んで会釈をする。 誰もが妻を「おとなしい人」だと思っているはずだ。 ……だが、それらはすべて「仮の姿」である。 妻の真の姿が解き放たれるのは、ピンクのラパンの「運転席」に座り、ハンドルを握った、その瞬間だ。 変身モードのスイッチが入る! そう~人がガラリと変わる…
シモーヌ・ヴェイユの思想において、労働現場が「詩と美」に彩られなければならない理由、および労働と芸術、目的性の関係についての構造的考察。 労働現場における詩と美の要請 『シモーヌ・ヴェイユ思想入門』において、「大衆が必要としているのは、その人の日常生活の実体それ自体が詩であるということ」と述べられる*1。これは、余暇における娯楽や外的な教養の付与ではなく、労働者が生きる時間の大部分を占める現場その…
今回は、やらなければならないことになかなか取りかかれないとき、どう心を使えばよいのかについて書きました。 気の進まない電話、溜まった書類、家の掃除……。「やらなきゃ」「頑張らなきゃ」と自分に言い聞かせても、かえって動けなくなることがあります。 そんなとき、心理療法家・河野良和氏の考え方では、無理にやる気を出そうとはしません。 むしろ、「やらなきゃ」と頑張るのをやめて、「そうしよう」とただ思ってみる…
雨風が強い日が続いていたせいもあるかもしれないが、家中の窓が、汚れている・・・網戸も窓もすごく汚れていて、もう10月だから、本格的に寒くなる前に大掃除しなきゃと何度も思うが、始められずにいる・・・。子どもと一緒にやれば楽しいかなとか、どうしたら自分がやる気になれるか考えてしまう・・考える前にやればいいのに・・結局このまま新年を迎えるかもしれない。 別の記事で、なぜ自分は海外に行きたくなるのか(日本…
Photo by Vincent van Zalinge/Unsplash 番外企画を進めなければいけない時期に来ているのですが、どうにも気が向かず、休日の図書館通いすらもおサボりして家でダラダラと過ごしてしまっております笑。 こんなことじゃブログの書籍化の夢も儚い幻へと消えてしまいそうな予感が。。。 気が向かないのはしょうがないと、少しでもブログを前へ進めるために記事を書いてみます。 先月あたり…
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