明治以降の日本文学に興味を持つ人のためのグループ
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神奈川近代文学館内にある鮨喫茶「すすす」。 展覧会を見たあとのランチにうってつけのお店です。 かつてはここに「Untei Cafe」という喫茶室があったのですが、閉店後しばらく何もない休憩所に。その後2023年に、この「すすす」がオープンしました。 カフェでお鮨とは珍しい取り合わせですが、そこは文学館カフェ。「小僧の神様(にぎり鮨)」や「ささめ雪のちらし鮨」など、文学作品にちなんだ面白いメニューが…
本稿では映画エヴァンゲリオン新劇場版のストーリーを読み解く。この記事はすでに四部作をすべて観た人を対象にしている。 巨大ロボットに乗り込むこと エヴァンゲリオンのストーリーを把握するうえでもっとも重要な点は、巨大ロボットに乗り込むことは父性と母性の両方を象徴する行為だ、ということだ。鬼の面相をしたエヴァンゲリオンは兵器であり、戦うために作られた強力な武器である。そういう意味ではエヴァは父性の象徴だ…
五木寛之さんの著書『青春の門 放浪篇 下』は、主人公の伊吹信介が、緒方の劇団の解散後、函館から札幌に移動し幼なじみの牧織江と再会するところで終わります。緒方たちが東京に帰った後も、信介は織江と同棲し、まだ寒い札幌でオート三輪を転がし配達の仕事をしている中、偶然にも東京で世話になった英二に助けられるところから『青春の門 堕落篇 上』が始まります。
春の連休を前に、そろそろ持病の薬が切れそうで、いつもの総合病院へ行きました。呼ばれるまでの待ち時間を持て余さないよう、毎回本を持参します。今回は「日本の名随筆22『笑』」(作品社、桂米朝編。1984年刊)でした。 明治以降に発表された随筆から、<笑>をテーマにした31編を選んだ1冊。空き時間にときどき拾い読みしていて、中ほどに栞が挟んであります。総合受付から診療科の受付に進んで受診票を出し、待合ス…
2026年2月 月ごとの記録をつける際、2月というのは物理的に他の月より短くて不利(?)なのだが、今月はそれに輪をかけて仕事がいつもより忙しく、特に前半はぼーっとしている時間が多かった。そんなこんなで気がついてみれば世は内憂外患とでも言い表せそうな様相を呈しているが、ここではひとまず措く。 今月読んだ小説は多分、一冊だけ。佐伯一麦『空にみずうみ』(中央公論新社、2015年)。佐伯一麦らしい私小説だ…
花粉は、公害であります。 1945年第二次世界大戦が終わり、日本は、木材資源のために杉の木を植えた。(とされているけれども、どうもそれだけではないと思う。それについては後ほど。) その杉が成長し、スギ花粉を飛散し始めるまで25〜30年。 日本に於いてスギ花粉症が問題になり始めたのが1970年代後半のことであります。 つまり、それ以前は、日本に、スギ花粉症という病は存在しなかった(も同然な)のであり…
ただし、オールド左翼はほろびる。 高市総理率いる自民党が圧勝して数日、日本の「リベラル」の衰退・終焉が広く周知され、再起動ないし復活、復権の可能性を探るといった企画・番組・言説が見受けられる。 これらの現説には、なるほど説得力ある、または為になる情報も視点もアイデアもあったであろうし、これからもあるであろうが、決定的に欠けているもの、従来の同様の議論・提言にも同じように欠けていたもの、それは『日本…
▶年が明けてすでに1カ月。 何事もなく、光のように時は過ぎ去り、わたしの日常はたいして変わらない。 今日も、5時過ぎに起きて、苦くて熱い珈琲をちびちび飲みながら読書。 若い頃から、音楽を聴き、映画を観、本を読んできたが、けっきょく本だけが残った気がする。 今でも音楽は聴くし映画も好きだが、どちらもべつに無くなっても良いかなって気はしている。 渇望しないと言うか。 本は、なくなると困る。 じつに困る…
すごい小説だし、長文のレビューを書いたけど、消えてしまった。もう一回書く気力がない。ただ、どうしても言いたい事をひとつだけ。 ヒロインの名前。「フルーツ」って。 ダサいし悪趣味だ。 本当は、このめちゃくちゃ面白い小説に敬意を表して、かなり長く内容の濃いレビューを書いたのだけれど、上述の通り、操作ミスで消してしまって、もう一度書く気力がないのだ。 久しぶりのブログ投稿なのに…。多分、こういう凡ミスを…
1月22日(木) 新年が始まってだいぶ経ってしまった。年末のブログ更新から1カ月以上ブランクを作ってしまい、ブランクが長くなればなるほどますます腰が重くなる現象が起きていた。ということで重い腰を上げて久々のブログ更新である。巷で、「やる気が起きるのを持っていてもダメ、渋々でもやり始めたらやる気が出てくる」みたいなことが言われているがその通りだなと感じる。 さて、年末年始は特別なことは何もせず、地元…
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