明治以降の日本文学に興味を持つ人のためのグループ
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恋愛小説でもあり、ミステリでもあり、人生相談のようでもある。佐藤正午の小説を読み進めていると、自分の過去の選択や、あのとき言えなかったひと言まで引っぱり出される感覚になるはずだ。生まれ変わり、失踪、ドッペルゲンガー、消えた恋人……少し不穏なモチーフを使いながら、それでも人を信じたくなる物語がここにはある。 この記事では、直木賞・山田風太郎賞を含む代表作から創作論まで、佐藤正午の魅力をぎゅっと詰め込…
朝、寒い寒い。 寒い日ほど、 晴れてれば、 綺麗に見える 富士山。 AIに少し編集してもらって 富士山は、窓から離れて見るのがいい。 窓にひっついて見ると、遠いなぁと思うけれど、 窓から離れていくと、 窓の一枠を占める富士山の割合が、 三分の一も無かったのが、 二分の一、 もっと離れると、もう窓枠をはみ出さんばかりだ。 で、壁にぶつかる。 バックする時は、後ろに気をつけて。 でも、自分、変温動物だ…
ハードな一週間が終わった。 恐ろしいのは来週はもっとハードなこと。一日として終日在宅の日がない。所属している会社によってはそれがもう当たり前なのかもしれないのだが。 そんな中でもまだ救いなのは、マネジメントしている4つのプロジェクトが、どれもトラブルなく、順調に進められていることだろう。 本日も東京に行って2案件のクライアントと接してきたが、1つはとても良い議論ができたし、もう1つは常駐している部…
☆フィジカルAIって何やねん?☆ 故あって、フィジカルAIが気になっている地方在住の48歳中年男性。 持ち株のサイバーダインがなんかフィジカルAI関連で、ブレイクしそうな気配なんですよね。 しかし、いかんせんAIとは無関係の介護職員のヒロ氏。 勉強がてら、フィジカルAIについての記事を書いてみました。 やっぱ、アウトプットするんが、インプットの精度も高めるんで勉強したいテーマを記事に書くのはいいっ…
「漱石猫」↓に会いたくてwやっと行けた漱石山房。 只今漱石山房記念館では「吾輩ハ猫デアル」展開催中です。 「猫伝」発表120周年を記念しての特別展。 高浜虚子の勧めで始まった執筆経緯や、橋口五葉とのこだわりの装丁、猫の死亡通知葉書などなど見どころたくさんの展覧会。 SNS投稿やアンケート回答でいただける山房のポストカードや、小泉八雲のコミック冊子も。 展示をみたあとは久しぶりに猫さんのお墓参り。 …
11月20日 朝晴れて、マイナス4度。 曲作り。 日中7度、天気晴れ。 このところアモ子の食欲旺盛なり。 赤紫の夕焼けが沈めばすぐに星のきらめき。 夜零下1度、星多し。
男と女とは、いったいなになのか。 「中原中也との愛 ゆきてかへらぬ」(長谷川泰子・村上護編、角川ソフィア文庫)を読み終えて、今更ながらそんな陳腐な問いかけが思い浮かびました。 もとより、人と人の結びつきは一つとして同じでない以上、この問いかけに対しては無数の答えがあり、一つだけの正解はありません。この本の場合は、長谷川泰子にとって中原中也とは、小林秀雄とはなにだったのか。ひっくり返せば、二人にとっ…
12月1日(月) ボヤボヤしているうちに12月に突入した。別に毎日サボって過ごしているわけではないしむしろあくせく頑張っている。でもなんだか時間が過ぎていくことに焦りを感じる。たぶん、目の前にぶら下がっているやっつけ仕事は必死に片付けているけど、長いスパンで取り組みたいと内心思っている事柄にはちゃんと取り組めていないんだと思う。取り組めていないから何も進展がなく焦りを感じるんだと思う。私が長いスパ…
ネットで読める青江智洋「江馬務の〈歴史の可視像化〉論ー京都画壇と風俗研究会の萃点を論点としてー」『人文学報』120号を拝読。江馬が創設した耽奇会に関する記述があった。 (略)時代趣味互楽会は1927年(昭和2)頃に休会したようであるが、1931年(昭和6)には耽奇会なる同種の会を興して、時代に応じた料理・音楽・遊戯の復元研究に取り組んでいる 103)。(略)103) 「耽奇会創立」(『風俗研究』1…
島村抱月が帰朝後に発表した文芸観に対して、中島孤島が異を唱えたちょうどそのころ、一方では、長いこと廃刊となっていた『早稲田文学』が再刊されるべく、その準備が進められていた。 第二期『早稲田文学』の編集部に集まったのは、抱月を主幹として、水谷不倒、東儀鉄笛、徳田秋江、中島孤島の5名となった。また相談者として金子筑水、井原青々園らがいた。 これら編集部員がどのようにして決まったのかは、それぞれの事情が…
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