明治以降の日本文学に興味を持つ人のためのグループ
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澤田ふじ子の時代小説は、裁きや噂や暮らしの段取りが、感情の芯にそのまま触れてくる。おすすめを探して作品一覧を眺めても迷う人へ、シリーズの味を先に掴み、各巻で読み口の違いが分かる並べ方でまとめた。 澤田ふじ子について 公事宿事件書留帳(幻冬舎文庫) 1. 闇の掟 公事宿事件書留帳 一 2. 木戸の椿 公事宿事件書留帳 二 3. 拷問蔵 公事宿事件書留帳 三 4. 奈落の水 公事宿事件書留帳 四 5.…
娘は自分の欲望にまっすぐだ。 時にそれは我儘で融通が効かなくもあるので、私たちの怒りを買う。一方で、ときにそれは清々しく、見ていて気持ちが良いほどだ。 そんな娘は、今日図書館で一冊の本を借りてきた。写実的な絵を描く本で、聞くところによると「リアルなりんごの絵」が描けるようになりたいらしい。 彼女に理由を尋ねても意味はない。おそらく得られる回答としては「だって描きたいから」という単純なもので、それ以…
いつぶん どうも、私、いつぶん(私のペンネーム?です)。 ??? いつぶん?お前一体何時から人形になったんだい? いつぶん ふっふっふ。このふさふさの可愛い見た目で注目を集め、人気者になる事 間違いなしさ。 いつぶん そもそも、お前は何を言っているんだ?いつぶんは私だ。さては、私の名 を語って私の人気を奪おうと企んでいるんだな! いつぶん人形 お前こそ何を浮ついたことを言っている。お前には人気なん…
12月30日 朝、薄曇り、マイナス1度。 毎月恒例便器磨き。 大掃除。 薄茶平手前、土産の落雁。 日中晴れて、気温2度。 ピザ生地づくり。 夜零下3度、半月皓々。 巨峰のワイン、その甘さ驚くべし
1、作品の概要 『コンビニ人間』は、村田沙耶香の中編小説。 2016年7月27日に文藝春秋より単行本が刊行され、2018年9月4日に文庫版が刊行された。 『文學界』2016年6月号に掲載された。 第155回芥川賞受賞作品。 日本国内で50万部超え、前世界で100万部超えの発行部数を記録した。 ザ・ニューヨーカー誌のベストブックス2018の1冊に選ばれた。 文庫版の解説が中村文則。 世間一般の「普通…
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」 読み始めの冒頭が、この宣言です。頭の中が「?」になったわたし。 宣言したのは中学2年の女の子で主人公の成瀬です。呼びかけられた島崎は、同じマンションに暮らす同級生の親友。わたしが思ったのは...成瀬は今どき珍しい野球少女で、夏休みに西武球場へ通い続ける決意をした、熱烈なライオンズ「推し」なんだろうか? ...という推測は、見事に外れました。 彼女たち…
日本橋「榛原」。 文化3年創業の老舗和紙店です。 職人の手作りによる和紙、木版刷の金封や便箋、千代紙など暮らしの和紙製品を製造販売しています。 上質な雁皮紙は墨ののりがよいと、古くから文人墨客に愛用されてきたのだそう。 河鍋暁斎(天保2.4.7(陰暦)~明治22.4.26 浮世絵師・日本画家)や川瀬巴水(明治16.5.18~昭和32.11.27 浮世絵師・版画家)、竹久夢二(明治17.9.1..6…
先日、旧Twitterで慶應義塾大学歌舞伎研究会創立百周年記念『「浅黄幕」(第二次)「三田歌舞伎研究」復刻版』のポストが流れてきた。これで思い出したのが、昨年10月末臨川書店の古書バーゲンで買った『おほむかふ』創刊号(京大歌舞伎研究会、昭和37年3月)である。通常買わない戦後の雑誌ではあるが、顧問として野間光辰教授*1の名前があるのと、『柝』第1号(京都学生歌舞伎連盟、同年12月)・第3号(39年…
唐突ですが、今週始まった「MFゴースト 3rd Season」を見ました。舞台が真鶴だったからです。 「MFゴースト」も前作の「頭文字D」も、アニメはおろか原作コミックスも読んでいませんが、真鶴が出るという一点で録画して見ました。真鶴といえば中川一政記念館がある町。本作は真鶴観光協会とコラボレーションしていることから(2025/12/1~2026/3/31)、がぜん「MFゴースト」に興味を持ったわ…
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