明治以降の日本文学に興味を持つ人のためのグループ
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2026年4月 時事問題には触れないと言ってきたが、いまの国際情勢を前にしてそれを貫くことができるのか、それが間違っていないのか、考え込まざるを得ない。 私は、世の中に戦争を起こさせないために本を造っていくだろう。そして、それだけの覚悟を持って造られた本を読んでいくだろう。(「いま本を造るということ これからの出版論のための覚書」) これは、私が2020年に書いた文章の末尾に置かれた一節だ。新型コ…
近松秋江は、「文壇無駄話」と称して、新聞や雑誌に文壇内の消息や裏話を随筆に書き、それが好評も博していた。初めて書いたのは明治41年1月でその連載は明治43年3月まで続いた。そして同様の文壇ばなしは、形を変えてその後も書かれ、昭和に入ってからも秋江による随筆は続いた。 昭和4年2月。中島孤島は、「徳田秋江に與ふ」と題して、秋江が書いた゛文壇無駄話”に応えるような文章を書いている。 " 徳田君 久つ振…
近況報告の記事である。 僕は今長編小説を書いている。取りかかる前に全体で155000字になるだろうと予測をした。前半が75000字で後半が80000字という予測だ。僕はプロットを組まずにいきなり本文を書くかたちで小説を書くので、これは計画というよりは予測に近い。 現時点での累計は42000字だ。つまりあと33000字以内に前半をしめくくらないといけない。これは多分可能だろう。僕は多くの場合、三幕構…
いつの間にか物であふれているわが家。目に入るところはもちろん、普段は視界に入らない収納スペースなど、この先いつ使うかも分からない物があれこれぎっしりです。そして家の中のどこよりも、6畳のわたしの部屋。本棚から溢れた単行本や全集が床に積んであり、勝手に「床上収納」などとうそぶいています。 「ほんとうの豊さに出合うための9週間」(深尾双葉、KADOKAWA)は、いかに物を捨て、捨てることで心の豊さを得…
日本近代文学館(東京・駒場)で開催中の「『円本』から読む日本近代文学」の関連イベント、「現代日本文学巡礼」フィルム全編上映会に行ってきた。4/25(土) 13:00から、会場は日本近代文学館2階講堂。参加料は一般1,000円(展示観覧料込み)。 会場で上映されているフィルムは一部分のみだが、現存するフィルム全編を同展編集員の山岸郁子氏の解説付きで見て、さらにお話も聞けるというイベントだった。映像は…
「帰ってきてくれてありがとう」、14年7か月ぶりに抱いた6歳の娘…震災行方不明者なお2500人(3月7日 読売新聞オンラインのタイトル) (記事の内容です) 2011年3月11日に発生した東日本大震災から、まもなく15年になる。行方がわからなくなっている人は、現在も2500人以上に上る(2026年3月11日 警察庁公表値2,561人)近年は新たに見つかる人も少なくなっているが、昨年、2年半以上かけ…
Blue あなたとわたしの本 276 連休中の自然公園。 カップルや家族連れで賑(にぎ)やかだ。 ぽつんと独(ひと)りで坐ってるのは僕一人。 でもぜんぜんさみしくないんだ。 むしろ、ホッとするんだよ。 どのチームにも属してないってことにね。 世界、っていうか、 宇宙、っていうか、 そういったものと僕は向き合っていたいんだ。 宇宙と対話しようと思ったら、独りでいなきゃならないんだよ。 静かに独りでね…
少し前から、 フサフサのファーのボールに、まんまるの大きな目や、プラプラと揺れる足のはえた ポップでファンキーなキーホルダーが流行っているみたいだけれど、 こんな感じのやつ なんと、それをオリジナルで作れる材料を、ダイソーで見つけたのだ。 100均、恐るべし。 欲しいものを、百円で実現してしまう。 というわけで、作ってみたのだ。 ダイソーで買ったファーのボールに、粘土で作ったくちばしを貼り付けて、…
▶年が明けてすでに1カ月。 何事もなく、光のように時は過ぎ去り、わたしの日常はたいして変わらない。 今日も、5時過ぎに起きて、苦くて熱い珈琲をちびちび飲みながら読書。 若い頃から、音楽を聴き、映画を観、本を読んできたが、けっきょく本だけが残った気がする。 今でも音楽は聴くし映画も好きだが、どちらもべつに無くなっても良いかなって気はしている。 渇望しないと言うか。 本は、なくなると困る。 じつに困る…
すごい小説だし、長文のレビューを書いたけど、消えてしまった。もう一回書く気力がない。ただ、どうしても言いたい事をひとつだけ。 ヒロインの名前。「フルーツ」って。 ダサいし悪趣味だ。 本当は、このめちゃくちゃ面白い小説に敬意を表して、かなり長く内容の濃いレビューを書いたのだけれど、上述の通り、操作ミスで消してしまって、もう一度書く気力がないのだ。 久しぶりのブログ投稿なのに…。多分、こういう凡ミスを…
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