明治以降の日本文学に興味を持つ人のためのグループ
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早稲田大学文科校友會において、ちょっとした波乱が起きた、と書いたが、それは同級生同士である後藤宙外と島村抱月の間で起こったことであった。 後年、後藤宙外は『明治文壇回想録』を書いているが、その中で明治41年夏の校友會における出来事を次のように詳しく記している。 〝明治四十一年八月十日、私が鎌倉在住の時であつたが、早稲田大学文科校友會を牛込大久保余丁町百拾貮番地の坪内逍遙先生の元のお屋敷—後に西隣百…
瀬戸内海に臨む海辺の町で、猫たちに導かれるまま、心地よく物語に身を任せることができました。編集者になりたいと東京の大学に進み、なんとか小さな出版社に就職した主人公・天音(あまね)。ところが会社はあえなく倒産してしまいました。 同じころ、唯一の身内だった祖父が他界し、故郷の町の古書店が天音に遺されました。失意のうちに東京を去り、無人の古書店の前に立ち、木枠にガラスが嵌った引き戸の鍵を開けたとき。物語…
私は、寝ることが好きです。 できることなら、ずっと寝ていたいと思います。 秋はとくに、スポーツの秋や食欲の秋というのと同じくらい、眠りの秋であると思います。 まず、寝苦しい夏が過ぎ去って、過ごしやすい気温になったこと。 涼しい風が、カーテンをそよがせます。それから、虫の声が聞こえます。 私は、静かすぎると却って寝づらいので、その点でも、秋の夜は快適です。 虫の鳴かない雨の日も、穏やかな雨音が心地よ…
里中季生という人の本。 里中李生 - Wikipedia 何というかなぜ自殺してはいけないのか?の本の後に読んでいる本なので、ある意味真逆な主張をしている本というか。 這い上がるにはこうするしかないだろうという作者の熱くも、弱者には冷たくとも感じる本。 あと著者がいっていることは事実だと思うが、品がなく、こういう男とか女はだめだとか言い方に品がないと感じる。 イライラするが言っていることは正論で分…
なんと、今日も横浜DeNAベイスターズは中日ドラゴンズに勝って、これで4連勝。〈投打が噛み合ってきた〉とはまさにこのことで、6月の鬱憤をここから晴らしていきたいところ。さて、明日から出張なので、このブログは少し休みます。* 「文づかひ」の続き。 thx4u.hatenablog.jp** 寄せ手の軍勢が丘まで進んだところで、今日の演習は終了して、いつもの結果判定もひと区切りついたところで、わたしは…
妻とつくる 智(とも) 僕の妻はバンドを組んで歌っている。オリジナルをやる。曲はギターの男性が担当し、歌詞は妻と僕とでつくる。曲が先にでき、妻がそれを聴いたイメージを僕につたえ、僕が言葉にする。妻は、「あなたはわたしのアイディアを詞にしているだけだ」などと言ったりもするので、「アイディアなんてものはそれだけあっても作品にはならないんだよぉ」と僕も言い返す。僕の本職はフリーのライターで、雑文全般を引…
(はじめに、「5~6話」を少し振り返ります。) ある日の夕方、仕事から帰ってきたお母さんは、台所で夕食の片付けが終わってから、居間でお父さんに電話をしました。お母さんは、お父さんを何か怒っているようです。 布団に入り、耳を澄まし電話の話を聞いていたちい子は、悲しくなりました。「そうだ、家出しよう」と決めました。次の日、ちい子は風呂敷に荷物をつめて、そっと家を出ていきました。」 < 第7話へつづく …
2026年6月 なんだかあっという間だったが、いちおう思い返してみると、「本」や「読書」についてぼんやりと考えた(というよりは考えることを余儀なくされた)、そんな一月だったかもしれない。 「僕は『~みたく』という言い方が非常に嫌いで、今まで一度も使ったことがないし、そもそも大学生になるまで、耳にしたこともなかったのだが(地域性?)、今見直している対談のゲラで、僕の発言中に『~みたく』が出てきて、一…
五木寛之さんの小説『青春の門 望郷篇 下』は、主人公の伊吹信介が、実業家の林三郎の下で働くことを決意したところで終わります。それから2年半。信介は、運転手としてまじめに働いているところから『青春の門 再起篇 上』が始まります。
台風6号による大雨は、調布市内を流れる野川(のがわ)も氾濫の危険があるとして「レベル4 氾濫危険警報」が出て、8:40には浸水危険地域に避難指示が発令された。スマホからアラーム音が鳴り、避難所開設のメールが続々と届くなどものものしい雰囲気になったが、昼には雨も止み徐々に落ち着きを取り戻した。 実篤記念館の近くを流れる、野川の支流・入間川は警報の対象外だったが(近隣では野川と仙川(せんかわ)が対象)…
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