ビッグデータ、データサイエンティストなど流行言葉も含む、統計学全般のグループです。
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
機械学習を勉強してる時よく出てくるイェンゼンの不等式、をチャラい数学で考えよう。 イェンゼンの不等式の前にやることがある。それは点a, b に挟まれた点x を比で表すこと。 x = (1-λ)a + λb となって図でイメージすると「式では比の係数の着き方が逆なんだ」って誰しもが思うんじゃない?俺は思った。 高校数学のベクトルで習う時は、二次元の図を描くことが多いんじゃないかと思う。でも、一次元で…
(Bing Image Creator で生成: Close up of yellow Acacia dealbata flowers, background is green woods and blue sky, photo) www.crosshyou.info の続きです。 今回は、パネルデータ分析をしてみます。 参考ウェブサイトは、 www.econometrics-with-r.org…
今回は黒川先生が書かれた「分析者のための行動経済学入門 プロスペクト理論からナッジまで、人間行動を深く網羅的に解明する」を読みました。 分析者のための行動経済学入門 プロスペクト理論からナッジまで、人間行動を深く網羅的に解明する作者:黒川博文ソシムAmazon 従来の合理性を前提とする経済学モデルを発展させ、人間の非合理的な行動を組み込んだモデルを研究する行動経済学に関する書籍です。マーケティング…
寒波も一段落して、京都は晴れたり曇ったりの日が続いています。 登校日でやって来た数人の3年生と話しました。国立大入試まであと10日ほどですが、みなさん思うように問題が解けないことに苦しんでいます。 がんばった分、確実に学力は伸びているよ、と一生懸命励まします。息抜きも忘れず、健康に留意して欲しいものです。 先輩の刺激を受けてか、1,2年生も勉強や部活に燃えています。がんばっている人たち、みなさんリ…
前回、「Joint Frailty-Copula Modelを使った生存時間解析」の理論的なことについてまとめました。 necostat.hatenablog.jp 読んだ本: Survival Analysis with Correlated Endpoints: Joint Frailty-Copula Models (JSS Research Series in Statistics)作者:…
リスク比(RR)は相対的なリスクの変化を示しますが、それだけでは「実際にどれくらいの人が助かるのか?」が分かりません。絶対リスクの視点(ARR, 絶対リスク減少) を考慮し、NNT(Number Needed to Treat, 治療必要数) を計算すると、介入の本当の効果が見えてきます。 1. 例:サプリメントが転倒リスクを5分の1にする(RR = 0.2) A. 元の転倒リスクが高い場合(高リ…
Xのやり取りから半導体製造装置の地域別売り上げをまとめ始めたら面白かったのでこちらにグラフをまとめておきます。今後は後工程メーカーもまとめてその差を解説したいですね。そのうちやれたらやります。 中国向けの比率を調べたかったので中国だけ赤字になっています。 東京エレクトロン(TEL) Screen ASML AMAT (Applied Materials) LAM Research KLA-Tenc…
統計の検定では、データが正規分布に従うことを前提とする場合が多いです。そのため、正規分布からずれた歪んだ分布に従うデータは、Box-Cox変換と呼ばれるべき乗変換(対数変換も含む)を用いて、正規分布に近づけることがよく行われます。 Box-Cox変換で、歪んだ分布 (左)を正規分布 (右)に近づける。 Box-Cox変換を使うと、データの分布を正規分布に近づけることができる場合があります。しかし、…
導入 多くのIT企業では、ランディングページ(LP)のクリック率の改善やクーポン配布による予約率の向上を目指して、A/Bテストを活用しています。たとえば、月間売上1億円のECサイトで、広告費用を10%削減することで1%の改善が可能だとします。この1%の改善が達成できれば、収益に100万円の増加が見込めます。このように、小さな改善でも戦略的に取り組むことで、ビジネスに大きな効果をもたらすことがわかり…
Next page