ビッグデータ、データサイエンティストなど流行言葉も含む、統計学全般のグループです。
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はじめに 表題にある通り「先輩データサイエンティストからの指南書 ―実務で生き抜くためのエンジニアリングスキル」を読んだので、感想を書いていきたいと思います。 gihyo.jp 筆頭著者の浅野さんのご厚意でご恵贈いただきました。この場を借りて感謝申し上げます。 本書の哲学について 一貫して、著者の皆様のデータサイエンティスト(以下 DS とも記載します)としてのプロジェクトでの経験から、円滑に成果…
データ分析をした後に、特に何もせずにやりっぱなしになっていないでしょうか。 もしそうであるならば、その分析結果が正しかったのか、間違っていたのか、役に立たなかったのか、そもそも必要だったのか、といった評価を下すことはできているでしょうか。 効果の見えにくいデータ分析の仕事を繰り返していると、適切なフィードバックも得られず、スキルが停滞してしまう恐れもあります。 とりあえずXX分析を実施してまとめて…
">以前、「制度変更の効果」という記事で、2024年10月から導入された「長期収載品への選定療養の仕組み」について触れた。 kaz-azkw.hatenablog.com "> 国を挙げてのジェネリック医薬品の利用促進策の一環。KPIである「ジェネリック医薬品使用割合(置換率)(数量ベース)」は80%台半ばまで上昇していたが、そろそろ天井に近く、近年、上昇のペースはきわめて鈍くなっていた。 ・外用…
PythonユーザーのためのGo入門 この記事は、Zennで(無料)販売しているこちらの本のまとめ(チートシート的役割)として、執筆しました。 zenn.dev 本記事では説明は省略しているので、ぜひ書籍もあわせてご覧ください。 PythonからGoへの移行で必要な知識を実践的なコード例とともに解説します。単純な対応表ではなく、なぜその書き方になるのか、どんな場面で使うのかまでまとめます。 この記…
はじめに 誰かと話していて、「うまく伝わらないな」と思うことがある。言ってることは正しい。でも、なんだか通じていない気がする。 もしかしたら、“わたし”の中にしか存在しない言葉で考えているからかもしれない。 でもそれって、言葉が足りないんじゃなくて、“わたし語”がまだ記録されていないだけなのかもしれない。
「〇〇が増えると、△△も増える」ってホント?臨床の中で、こんなことを思ったことありませんか? 「バランススコアが高い人は、やっぱり歩行速度も速い気がする…」「年齢が上がると、握力は落ちるのかな?」「自主トレの回数が多いほど、退院時のADLが良いかも!」こういった、「AとBに関係があるかもしれない…」をデータで確かめる方法のひとつが単回帰分析(たんかいきぶんせき)です。 単回帰分析ってどんなもの?す…
ここ最近アプリ開発の取り組んでおり、この度初めてiOSアプリをリリースできました! どういうアプリ? アプリ名は「パニックログ」というものでして、パニック発作や不安感をリアルタイムで記録しながら、統計分析で自分の成長を可視化するアプリです。 不安発作を記録しよう - パニックログKoya Ohashiヘルスケア/フィットネス無料apps.apple.com 私自身、大学院生の頃に不安障害を発症して…
ランキング参加中仕事を語る。 ランキング参加中統計 1. はじめに 自己紹介にも書いたとおり、私は大学院で経済学を専攻していました。 そこで今回の記事では、 - 経済学とはどんな学問なのか?- 大学院ではどんなことを学ぶのか? - データサイエンティストの視点で、どのような点が実務に活きているのか? といった点を解説していきます。 この記事を書こうと思ったきっかけ社内で経済学の認知度が低く、改めて…
ITSAとは ITSデザインに適した状況は? インパクトモデルを選ぶ 分析実行例 使用するデータ 散布図を描く Level Change Model Slope Change Model Level + Slope Change Model 自己相関を確認する おわりに 参考文献 ITSAとは 例えば新しい政策が実施されるときなど、ある介入が集団に対して一斉に行われる場合には、介入を受けない対照群…
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