ミステリ好きの方・ミステリのおける探偵のキャラの立ち方が好きな方・ミステリがもたらすカタルシスに酔いしれたい方。ミステリの持つ魔力に囚われた方も囚われそうな方も今から囚われる予定の方も、どなたでも大歓迎。
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過去に 『ヴァリス』フィリップ・K・ディック ― ひかえよわが自己愛、と宗教狂いは言った でも述べたとおり、私はけっしてディックの良きファンではない。そして、この『流れよわが涙、と警官は言った』に何らかの経緯で行き当たってブラインドで読もうという人は ー 非SF読みはもちろんのこと、むしろSF読みならなおさら ー “いったいコイツはSFが、いやそもそも小説が書けるのか?” の念を抱きながら我慢しい…
本書は、以前「マダム・タッソーがお持ちかね」を紹介した歴史ミステリー作家ピーター・ラヴゼイの1983年の作品。作者は本書で、英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞を獲得している。 本書の時代背景は1921年。第一次世界大戦後間もないころで、クリスティやクロフツが前年デビューするなど、本格ミステリーが黄金時代を迎えようとしていた。事件はロンドン発シェルブール経由ニューヨーク行きの豪華客船<モーリタニア…
世の中で誰しも体験するのに教えて貰えないことと言えば色々あります。「高速道路のJCTの上手な乗り換え」「転居にあたっての申請」「確定申告や税控除の申告」と色々あるのに、学校では教えて貰えません。「大切なものは目には見えない。」と星の王子さまも言ってましたし、「大人は質問に答えたりしない」と利根川あたりも言っていた気がします。 あんまり質問に答えてくれなかった利根川さん。 さて、そんな習ってこなかっ…
アニメ版『氷菓』をようやく観たのをきっかけに——私はこうした名作を観逃している——、米澤穂信のデビュー作『氷菓』(二〇〇一)を久しぶりに読み返し、分析した。本記事ではこの分析を提示した上で、米澤穂信という作家の(少なくともある一時期の)特質を浮き彫りにすることを目指したい。 【以下、本作の核心に触れる。参照するのは角川文庫版であり、丸括弧内の算用数字は同書の頁を示す。】
英国作家の処女作。タイトルがいいし、表4のあらすじも面白そうで、賞の候補になるなどしているので、新作ながら手にとりました。 とはいうものの、ミステリではなく、単なるサスペンス小説でした。何も考えずに読めるぐらい非常に読みやすく、リーダビリティはあるのですが、いかんせん謎解き要素がまったく皆無。とうわけで、☆☆☆★といったところです。 夜が少女を探偵にする(新潮文庫) 作者:マリー・ティアニー 新潮…
タリホーです。4月も中ごろになって暖かいというより暑いくらいの日もありますが、1~3月まで行っていた「悪魔くん」のレビューも一段落し、4月以降は特に見たいドラマもアニメもあまりないので、巷で話題になっている任天堂のゲーム「トモダチコレクション わくわく生活」でも遊んでみようということになり、先日予約購入した。 配信されるまでの間にちょっと別のゲームでもしようかな?と思っていたら、以前ダウンロードし…
Blue あなたとわたしの本 276 連休中の自然公園。 カップルや家族連れで賑(にぎ)やかだ。 ぽつんと独(ひと)りで坐ってるのは僕一人。 でもぜんぜんさみしくないんだ。 むしろ、ホッとするんだよ。 どのチームにも属してないってことにね。 世界、っていうか、 宇宙、っていうか、 そういったものと僕は向き合っていたいんだ。 宇宙と対話しようと思ったら、独りでいなきゃならないんだよ。 静かに独りでね…
虚構推理 忍法虚構推理 (講談社タイガ) 作者:城平京 講談社 Amazon 九郎の過去に纏わる幾つかのエピソードを収録した巻。といっても人魚やくだんを食べた頃ではなく、中学・高校時代『廃墟に出会う』と『まるで昔話のような』は既に漫画版で感想を書いているので簡潔に 『廃墟に出会う』は漫画版が第三者視点のような形を交えて描かれる為にあくまでも九郎と夏彦が廃墟で語り合うエピソードという体裁だった。けれ…
1500円!
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