1つの日記だけで終わる短編小説を書く人たちの集まりです。
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「なんだこれ、めちゃくちゃ旨いじゃないか!」 一口食べた瞬間、僕はこれまでどれほど損をしていたか思い知らされた。 長年、僕にとって「レバニラ炒め」は最も遠い存在だった。世間でよく言われるような独特の血生臭さやボソボソとした食感。そんなイメージを勝手に脳内で作り上げ、本物を確かめることすら避けてきた。メニューにあっても視界にすら入れない、不可侵領域。 しかし今日、行きつけの町中華で、隣の客が猛烈な勢…
小説観の違いから、彼と彼女はお別れすることになったようだ。 そこには、大きな隔たりがあった。それは他のどんな隔たりよりも深刻なものだった。この小説はこういうところが良い、という読みがまったく一致しなかったのだ。彼と彼女はその食い違いをとうとう埋めることができなかった。 どちらかが一方的におかしいというわけではどうもなかったようだ。彼と彼女は至極真っ当に小説を読んでいたはずだったし、奇抜な読みをして…
毎度!ねずみだ。 実家を売却したため今回は確定申告に。土日は対応してくれないので半日だけ休みをとって、妻と出かける。確定申告に行くのは狭小住宅を買った時以来。恥ずかしながらその時は妻におんぶに抱っこで対応してもらっている。予約していちばん早い9時30分からの枠を確保。 少し早めに着こうと家を出たのだが、電車の接続もタイミングよくて9時10分に会場に着く。開始まで時間が有り、会場はガラガラである。予…
ひな祭りのやさしい春色で描いた「三寒四温」。ゆらぐ季節に寄り添うアイキャッチ。 🌸春は好きだけど、体には少しつらい季節 私は体が弱く、季節に備えていく必要があり、そのための情報収集をしています。特に春は若いころから苦手。桜は好きなんですけどね。 春は気持ちが明るくなる季節である一方、体調が揺らぎやすい時期でもあります。気温の乱高下、環境の変化、冬から春への急激な切り替わり──こうした要素が重なるこ…
LibreOfficeでグラフを挿入する時、初期の色が気に食わないので毎回作成後に変更されている方はいらっしゃいますか? グラフの初期値 それがもし面倒であれば、そして、毎回同じ色味を使用したい場合は初期値を変更することができます。 やり方は簡単! メニューバーのツール > オプションを選択します。 もしくはShift + ESCを押した後に "オプション" と入力。 オプションを選択 グラフの項…
酔言 110 狂桜 あなたのお顔を拝見できないままに、随分と月日が流れてしまいました。それでも、こうして久しくお会いできぬ悲しみが、今の今まで、あなたに偶然出会えたあの日のことを、少しも色褪せさせることはありません。 今年で幾度になりましょうか、桜の花咲く季節をまたこうして迎えることになったのは。そう、残念ながらあなたにお会いできないこの寂しさは、周りの景色がいやさかに匂う春なのに、昨年の、あの桜…
駅そばをまだわたしは知らない。せいぜい知っているのは、あの気まぐれな制御不能な七味唐辛子の薄っぺらな開閉弁と、何故か立ったままカウンターで突っ伏している登山帰りの中間管理職風情の男である。 駅そばをまだわたしは知らない。せいぜい知っているのは、電車を降りたひとがこれから改札を通る前に向かう場所がそれを指してるにすぎないことである。 駅そばをまだわたしは知らない。せいぜい知っているのは、券売機で券を…
昨夜は、久しぶりに旧友と集まった。 10代後半から20代前半にかけて、ほぼ毎日一緒に過ごしていた仲間。 以来、40数年の付き合い。 ここまで来たら友達とか同級生というよりも、もはや〈兄弟〉のような感覚に近い。 と言っても、今回この面子で集まったのは6年ぶり。 こうやって集う間隔も、以前と比べて少しずつ広がりはじめているような気がしている。 それでも、そんな間柄だから居心地はいいので、この後に綴る文…
今朝はベッドの上にぶん投げられた衝撃で目が覚めた。すぐ横にはじいちゃんが立っていて、「お前が『りく』でワシが『りゅう』な!」 と言って鼻息を荒くしている。なにやら夜中に「りくりゅう」と呼ばれるフィギュアスケートの日本人ペアが金メダルを獲得したらしく、じいちゃんはそこで人を持ち上げてぶん投げる技を憶えたらしい。てゆうか僕もじいちゃんも人じゃなくて河童なんだけど。あいかわらずじいちゃんはいにしえの河童…
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