1つの日記だけで終わる短編小説を書く人たちの集まりです。
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毎度!ねずみだ。 私が通勤に利用している路線の乗換駅が新宿駅。一日あたりの平均乗降客数は世界一らしい。(2024年度調べ) 大江戸線から都営新宿線に乗り換えるのに、長いエスカレーターを昇ったり階段を下ったりする。当然乗り入れている路線の数も半端ではない。 ここ何年か海外からの旅行客も劇的に増えてきており、スマホを片手に右往左往しているのをよく見かける。 会社からの帰りだったり休日だったり時間に余裕…
酔言 133 羽田発最終便の飛行機で、初春の韓国の地に初めて降り立った。そのままあたふたと、空港の税関を通り抜け隣接する金浦空港駅から地下鉄に乗った。地下鉄五号線である。ソウルの中心街に行くためであった。 つい最近まで、そこは近いようで遠い国であった。不幸にも、我々はこの近くて遠い国の人々の言葉も大して理解しない。もとより自分たちのやらかした歴史や事実も知らない。これは戦前からのわが国の施政者たち…
沈黙の街で鳴り続けるもの 1|朝の街に散る、名もなき音 2|裏方の部屋で流れる、終わりのない記録 3|沈黙の区域で感じる、音の不在の重さ 4|音の外側に立つということ 5|音の正体が、ようやく見えてくる 沈黙の街で鳴り続けるもの 1|朝の街に散る、名もなき音 朝の空気は、まだ夜の冷たさを引きずっていた。駅前の広場に差し込む光は白く、どこか硬い。その光の中で、短い電子音がひとつ弾けた。 ピッ。 「……
CASE-058 / 未解決 管理人注記 以下は2026年5月に本ブログへ寄せられた投稿メールおよび補足資料をもとに、管理人が追加調査を行いまとめたものです。投稿者の個人情報は削除・改変しています。資料の真偽については各自でご判断ください。 01 / 最初の投稿 2026年5月 / 本ブログへの投稿メール 投稿者はシノダと名乗る30代の女性だった。P地方で個人事業をされているという。文面は整いすぎ…
今日は会社が休みだったので、いつものように「レンタル余計なことしかしない人」を頼むことにした。 だからといってわたしにだって友達がいないわけではない。たしかに友達が多いほうではないと思う。けれど大人になると、友達は余計なことをしなくなる。これはおそらく人間が本来持っている学習能力の弊害ではないかと思われる。人は相手が何を求めているかをいつのまにか学び、そこから逆算し、ごく自然に必要とされる行動を取…
内容少しキツイですけど、下記クリックしてね。
「いくらなんでも、だらけ過ぎじゃないですか?」 「こんな気持ちのいい日に動き回れる人の気が知れないよ」 呆れたようにかけられた声にゆっくり目を開きながら応える。 「こんなに気持ちのいい日に引きこもってる人の気が知れないですね」 軽口に軽口で返してきた彼の奥に見える青い空と白い雲。 大きく開け放たれた窓から入り込む風はさわさわと大変心地よかった。 「この心地良さの中に骨を埋めたい。」 ぼんやりとした…
門のむこうに咲いていた、あの桜の季節。 門は外部からの侵入を防ぐものだ。門には塀の割れ目にすぎないものもあれば、生垣に門柱だけの門もある。簡易的なアルミの門もある。面白いのは立派な構えの門であるほど、阻まれている気がしてしまうことだ。近くのお寺に立派な門がある。お寺の門といえば、想像がつくかもしれない。門柱が左右にあり、それが瓦屋根を支えている。通常は門柱の間に木製の扉がついている。扉は観音開きに…
創作技術シリーズ遂に完結!! これまで10冊出版してきた電子書籍ですが、この度やっと11冊目となり、 『創作技術シリーズ完結』となるシリーズ第五巻『小説構成 究極分解』を 発売することになりました。 今回は初の『予約販売』で、発売日は5月1日です。ちなみに予約は4月24日から 開始しています。 【Kindle Unlimited対応】 https://amzn.to/4sUjir1 実に今回は1年…
Blue あなたとわたしの本 276 連休中の自然公園。 カップルや家族連れで賑(にぎ)やかだ。 ぽつんと独(ひと)りで坐ってるのは僕一人。 でもぜんぜんさみしくないんだ。 むしろ、ホッとするんだよ。 どのチームにも属してないってことにね。 世界、っていうか、 宇宙、っていうか、 そういったものと僕は向き合っていたいんだ。 宇宙と対話しようと思ったら、独りでいなきゃならないんだよ。 静かに独りでね…
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