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1. 長芋のバター醤油焼き 【簡単な料理方法】 長芋は皮をむいて1cm幅の輪切り、またはスティック状に切る。 フライパンにバターを熱し、長芋を並べて両面こんがり焼く。 仕上げに醤油を回しかけ、香ばしく絡めて完成。 【代用食材】 長芋 → じゃがいもやさつまいもでも代用可能(食感は変わるがバター醤油に合う)。 バター → マーガリン、オリーブオイル、マヨネーズ少量でも代用可。 醤油 → めんつゆで少…
通訳案内士という観光関係の語学資格を目指して勉強している 合格するためには日本の文化、地理、歴史に詳しくなくてはいけない ということで年中行事や由来を今せっせこと学び直しているのだが、あらためてその意味を知り「へえ」と驚くことが多い 重陽の節句(9月9日)には菊を使った食や飾りをするが、それは菊に邪気を払う力があると信じられているからだという 正月には各家庭の玄関に門松が飾られるが、これは年神様に…
最近読んでいるのはモンサラット『非情の海』です。 第2次世界大戦時の英国海軍を題材にしたフィクションで、ドイツ潜水艦からの攻撃を防ぐために護送船団の一員として参加したコルベット艦が主役です。 乗員たちの生活や仕事を淡々と追う話ですが、非常に現実味があります。 非情の海 (1967年) 作者:N・モンサラット Amazon 炭鉱関係の本 先日、兵庫県の生野銀山を観光したきっかけで、また炭鉱に興味を持…
〈第一話 静雨譚〉 雨は、降り続いていた。 それは濡れない雨。 雲の縫い目から零れ落ちるような細い粒子は、掌に受けても水滴にはならず、ただ微かに肌をくすぐって消えていく。 この雨が降り始めてから、季節は変わらなくなった。冬は遠のき、夏も来ない。街は、同じ温度と光の中で緩やかに時間を繰り返している。 世界の人口は半分になった。 消えたのか、去ったのか、それともどこかへ移されたのか──誰も知らない。た…
第一章 「水無瀬晶の弟」 俺の姉について話しておきたい。 水無瀬晶は厭なやつだ。無神経で傍若無人でニコリとも笑わない。性悪な女だ。 姉といっても、血は繋がっちゃいないんだけど。ただうちの母親とあいつの父親が結婚しただけ。よくある話だ。晶と俺とは血が繋がっていない。ーーーそれを俺は喜ぶべきなのかもしれない。あんなに生きづらそうにしてる義姉を見ていると余計に。厄介な性質を、もしも俺も受け継いでいたらと…
Blue あなたとわたしの本 272 謎のメモ、美しいメタファー 平山は清掃用具までを自作し、公衆トイレを徹底的に磨き上げます。見えない部分は鏡を使って点検するほどの徹底ぶりです。公共トイレの清掃員がこんな方だったら、理想的ではないでしょうか。 映画には、何者かはわからない人物とのメモのやり取りの場面が挟みこまれています。その人物は、まるで平山の仕事ぶりを 逐一 見ているかのようです。 これら一連…
序章 国道沿いのドライブインが廃墟となって、 もう十年は経つだろうか。 山の斜面にぽつんと残された看板には、 いまだにかすれた文字で 「営業中」と書かれている。 それはまるで、この場所に取り残された時間を物 語っているようで、 なんとも言えぬシュールさを帯びていた。 誰一人として、 ここに足を止める者などいない。 時折深夜に大型トラックが停まるだけだ。 ここは国道沿いの、 誰も寄りつかなくなった集…
「ふにゃ…」 夜闇がまるで幾多の光を包むかのような深夜のこと。 湿ったその声が、ぼそっと落ちる。 「また始まった…」 そう思う束の間 「ふえぇ……えん……!」 今や、か細く膨らんでいき綺麗な音色を奏でているような。 「やっぱり…私だけじゃ無理なのかな…ゆうと…」 そう、胸を締め付けられるような気持ちになった。 閑静な住宅街に佇む築数十年前の木造アパートに私と、 出産して間も無い娘のゆきと住んでいる…
澄んだ雲を見ていた。 昨日見た星空の光と重ね合わせるように。 遠い後悔という名の霧に隠れた、君と過ごした思い出が今も脳裏にこびりついて離れない。 「一体何処で間違えたのだろうか。」 ある片田舎の駅から離れた小さなワンルームで男は呟いた。 彼がその廃れた借家を住処として選んだのは、ただ単に家賃が安価であるという理由のみであった。彼は元々東京のある小さな映像制作の会社に勤め、糸を紡ぐように細々と日々を…
第1章|招かれざる訪問者 「山奥って聞いてたけど……ここまでとは」 ぬかるんだ地面に足を取られて、靴の底が湿った。 くねくねとした山道を越えた先にあったのは、霧に包まれた、古びたロッヂ。 ……静かすぎる。鳥の声もしない。 (無言で空を見上げる) 美琴。無口だけど、一番信頼できる親友。 この課外学習も、彼女がいたから参加した。 でも、ロッヂの入り口…… 開いてる。 「先生、先に来てるはずじゃなかった…
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