主人公は常に自分。
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あなたへ 私という生き物は、なんという愚かな生き物なのだろうかと、 思わず頭を抱えたのは、何気なく読み返した1冊の本がきっかけでした。 今日の私は、何気なく、この本をペラペラと巡り返しながら、 お布団の中で、強い衝撃を受けてしまったあの日のことを思い返していました。 この本は、数年程前に購入したものであり、 その時に一度、読み終えた本でしたが、あの時以来、 初めてこの本を読み返してみたのは、数週間…
今日は回数稼ぎの出社をした。 緩いルールだが週二のペースで事務所に来ましょうというルールがあるのだ。今月はあと一回でノルマを果たせる状態だったので、せっかくなので会議にかこつけて出社することにした。 午前中の会議が終わるとすぐに帰宅し、わずか2時間あまりの滞在だったのだが、その間、組織長へ立ち話で報告事ができたし、仲良くしているアシスタントの方の退職報告をこっそり受けられたし、部下たちと対面で少し…
メガコーポレーションの最上階。外壁を覆う強化ガラスの向こうには、酸性雨に濡れたサイバーシティが広がっていた。ホログラムのネオンが放つ青と紫の冷たい光が、室内に奇怪な陰影を落とし、メインコンソールの液晶画面を淡く縁取っている。 部屋の中央に鎮座する巨大なホログラムディスプレイには、グリーンの進捗バーが「100%」を示したまま静止していた。巨額の損失を隠蔽し、すべての責任を新任者に押しつけるための背任…
当日のバイト現場におけるシフトメンバーは彼、大西、そして佐藤ミクという顔触れであった。 おそらく、この某スーパーマーケットにおいて裸武星隼人(らぶほし はやと)を忌み嫌う人間ランキングの一位と二位を独占するであろう女どもとの、惨憺たる共同労働であった。 先般の及川によるあの痛烈な指摘があって以降、初めて対峙する女子スタッフとの勤務であり、周囲から己がいかなる異物として知覚されているかを嫌でも自覚さ…
洗面所の蛇口を捻ったら「グェ」と音がして、それと同時に懐かしい気持ちが去来した。 いまの音は、以前住んでいた街でよく聞いた音のように思えた。 急いでもう一度蛇口を捻ったが、もう音はしなかった。水の量とか微妙な力加減とか温度とか宇宙線の曝露量とか地球の自転の速度のわずかなブレとか、いろいろ条件が揃った奇跡だったのだろう。 「グェ」 あの街に行きたい。そう思った。 以前住んでいた街は、ザ・閑静な住宅街…
文化祭によく知っている卒業生が来た。 案内係をしていた時に声を掛けられたけど、大人になってたからすぐには分からなかった。 再会して喜んでくれるのはやっぱりうれしいものだ。 2人とも学業に励んで大学生活を有意義に過ごしているようだ。在学中は優秀で表彰された2人だった。 日の当たる場所でまっすぐに伸びてほしい。
恐怖の寝返り 昨晩の24時、ふと目が覚めなんとなく寝返りを打つと脇腹に違和感がありました。何かの上に寝てしまっているのだろうと思いパジャマとシーツの辺りを手で探ると覚えのあるガサガサとしたとても嫌な感触があり、恐る恐る見てみると予想通り昆虫がいました。私のパジャマが黒で、その昆虫も黒っぽかったのではっきりではありませんでしたが、手触りと一瞬の目視から体長が5センチぐらいの結構な大物だとわかり、昆虫…
妻とつくる 智(とも) 僕の妻はバンドを組んで歌っている。オリジナルをやる。曲はギターの男性が担当し、歌詞は妻と僕とでつくる。曲が先にでき、妻がそれを聴いたイメージを僕につたえ、僕が言葉にする。妻は、「あなたはわたしのアイディアを詞にしているだけだ」などと言ったりもするので、「アイディアなんてものはそれだけあっても作品にはならないんだよぉ」と僕も言い返す。僕の本職はフリーのライターで、雑文全般を引…
おすすめ本「不労所得を得る方法 インターネット編」 (感想) 読者に対して本書の目的と内容を非常にわかりやすく説明しており、インターネットを活用した不労所得の可能性を強調しています。著者の意図が明確であり、読者に対して未来の経済的自由を手に入れるための手助けをするというメッセージが伝わってきます。具体的な方法や戦略が詳細にわたって紹介されることを期待させる内容です。 「不労所得とは?」の部分では、…
ザトウクジラはフィボナッチ数列というひまわりの種のような螺旋状配列の泡のネットを形成し、魚を補食するpic.twitter.com/FTLPfZt2Oj— 不変哲 🦥 (@fuhentetsu) 2020年8月26日 https://twitter.com/fuhentetsu/status/1298763020714139648?s=09
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