禅に関するグループ。禅宗のみならず宗派は問いません。坐禅をされている方、興味がある方ぜひどうぞ。
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インドの哲学者、精神性のティーチャーであるクリシュナムルティは、私たちが見て、感じて、考えていることの多くが、社会的・文化的・心理的な「条件づけ」から生じていると説きました。そして、このパターンに気づくことから、本当の自由が始まるのだと言います。 クリシュナムルティはこう書いています。「世界はあなた自身の延長であり、あなたという存在を映し出し、増幅したあなた自身なのだ。」 一見すると哲学的で抽象的…
なまけもの也わがままもの也きまぐれもの也虫ににたり 山頭火さんはこんな言葉も残している。 「あきらめ」という言葉ほど言いやすくして行い難いことはない。 それは自棄ではない、事物の情理を尽くしてのちに初めて許される「魂の落ち着き」である。 ランキング参加中イラスト ランキング参加中読書 ランキング参加中禅
お坊さんによる悩み相談について、さらに検討してみたいと思います。 さまざまな制約がある「オンライン・カウンセリング」ではなく「対面によるカウンセリング」、たとえば相談者がお寺まで訪ねてきて、住職に悩みを打ち明けた場合はどうでしょう。 前回、来談者中心療法においてカウンセラーの基本的態度として求められる「純粋性」において、お坊さんは一般的なカウンセラーと比べ、もともと優位に立っているとお伝えしました…
悲しき四国遍路 江戸時代までは四国遍路のお遍路さんが増えた年は飢饉や流行病があった時だそうです。近代以前では医学が進んでおらず、また医者の数も少なく、人々も貧しくとても薬など買えない時代でした。なので飢饉が起こると口減らしの為に老人が、流行病が広がると感染した病人が家から去って行ったようです。映画「砂の器」でもライ病患者がアテのない遍路の旅をしていましたね、あれは戦前とは言え昭和時代ですから「昔の…