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最近は暑すぎて何も起きません。何もする気が起きないが故に、頑張って予定を入れて、その約束を履行することでなんとか社会生活を維持しています。 最近、たぬかなの配信をずっとラジオみたいにかけてて、そこで話題になってて面白そうで手に取りました。KindleとかLINE漫画でもセールで安かったのもあって衝動買いしてしまいました。 愛しのアイリーン 1 (SMART COMICS) 作者:新井 英樹 スマー…
ブログを移転しました。新ブログはこちらです。 今後もご愛顧のほど宜しくお願い致します。 本の扉を開く | おすすめ本と書評・感想ブログ book.windcastor.com
第一章 「水無瀬晶の弟」 俺の姉について話しておきたい。 水無瀬晶は厭なやつだ。無神経で傍若無人でニコリとも笑わない。性悪な女だ。 姉といっても、血は繋がっちゃいないんだけど。ただうちの母親とあいつの父親が結婚しただけ。よくある話だ。晶と俺とは血が繋がっていない。ーーーそれを俺は喜ぶべきなのかもしれない。あんなに生きづらそうにしてる義姉を見ていると余計に。厄介な性質を、もしも俺も受け継いでいたらと…
「素直になる」ということは、自分の中のエゴを捨た状態で物事に反応した結果だと思ってる。自分というジャングルの中にうっそうと生い茂り、行く手を阻むエゴという木々や猛獣、これらをかき分けた先にある核という宝にたどり着くということ。これってほぼ悟った状態なんじゃないかと思う。「悟る」の定義はとりあえず置いとこ。とにかくすごく特別な領域に行かないと「素直」にはなれないと思う。だってそもそもどんだけ自分のエ…
Blue あなたとわたしの本 272 謎のメモ、美しいメタファー 平山は清掃用具までを自作し、公衆トイレを徹底的に磨き上げます。見えない部分は鏡を使って点検するほどの徹底ぶりです。公共トイレの清掃員がこんな方だったら、理想的ではないでしょうか。 映画には、何者かはわからない人物とのメモのやり取りの場面が挟みこまれています。その人物は、まるで平山の仕事ぶりを 逐一 見ているかのようです。 これら一連…
こんにちは。RYOです。久しぶりの更新になってしまいました。 大学も終わり、夏休みに入ったのでこの期間にたくさん本を読みたいと思っています。 今回は、湊かなえ『告白』について書きたいと思います。 告白 (双葉文庫) 作者:湊かなえ 双葉社 Amazon この小説は映画化もされていますので、知っている方も多いのではないでしょうか。 形式としては、一人ずつの視点で独白や日記の内容でストーリーが進んでい…
子供と図書館で借りてきた 野鳥が集まる庭をつくろう 藤井幹 井上雅英 共著 を読み終わりました〜 子供はシマエナガとキジバト推し キジバトに来て欲しい。 野鳥が集まる庭をつくろう: おうちでバ-ドウオッチング 作者:藤井 幹,井上 雅英 誠文堂新光社 Amazon 野鳥観察を始めたのは去年の冬ごろからで それまでも鳥に興味はあったが調べて見に行くほどではなかったのです カラスは沢山いる時期とそうで…
このシリーズとの出会いも、はっきりと覚えている。中学の図書室に文庫本版が置いてあったのだ。 「図書館の」「魔女」それぞれだけでも魅力的な単語の並びに、わたしはしっかりと目を付けた。たぶん、あの学校であれを借りて読み切った最初の人間がわたしだったと思う。その証拠に、新品同様に綺麗だった。 ストーリーを説明するのはむずかしい。ものすごく雑に言うと、知識と工夫で戦争を止める、という話になるだろうか? で…
【Kindle出版】言語IQ144のギフテッドASDが描く「生きづらさ」の地図、出版しました! この度、私のKindle電子書籍**『ギフテッドASDの自己理解への旅: 言語IQ144が照らす「生きづらさ」の地図』**を出版しました! 私自身の「生きづらさ」を紐解き、ギフテッドASD当事者としてどのように社会と向き合ってきたかを綴った一冊です。 ギフテッドASDの自己理解への旅: 言語IQ144が…
三宅香帆 著『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書,2024年)を読んだので、以下でその要約と異論を述べたいと思う。 簡単に要約すると、働いていると本が読めなくなるのは、日本の雇用システムがいまだに長時間労働(全身全霊で働く社会)だからであり、「労働」に過剰な意味を付与する勤労主義がそのシステムを道徳的に支えているからである。だから、人生における「労働」の負荷を分散させ「人生=労働」…
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