本を読んで感想を吐き出す場所です
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複雑、混沌とした世の中で科学が発展しても未だ解けない謎は多々あります。 そんな複雑、カオスをテーマにした書籍を今回読了しました。 講談社のBlue backsを初めて読んでみました。 Blue backsというとサイエンス分野に特化した書籍で横字で書かれていて教科書のような印象がありましたが、今回読んだ本は縦字で書かれていてあまり硬派な印象は受けませんでした。 これまで現代のようにテクノロジーが発…
ドラえもん はじめての論語作者:安岡定子小学館Amazon2500年前の中国の思想家である孔子が 弟子たちに残した教えを 現代の日本語に書き下し、その意味を解説したもの。 論語を「ドラえもん」の世界に当てはめた わかりやすいエピソードとしてマンガで読めるのかと思ったが、 マンガ部分は1ヶ所だけでそれ以外はすべて文章ページなので ドラえもんを題材にしている意味がほとんどないのが残念。 論語の解説書と…
誰が「悪人」なのかという問いは、殺人犯と愛を巡る逃避行の末に、観客へ向けられる最も鋭い倫理的刃物である。この物語の本質は、個人の情動の深淵にあるのではない。考察の焦点は、事件を取り巻く匿名的な「世間」という構造が、いかにして真実を隠蔽し、安易な「悪」の記号を製造することで、自らの「集団的無関心」という名の欺瞞から逃れたかという、構造的欺瞞の詳細な分析に置かれる。 【傍観の岩壁と、 実存の灯 】 序…
エクスサイティングな自伝小説! ロンドンの貧困街から頭脳で成り上がった天才トレーダーがシティバンクで働き始め、逆張りの発想で大儲け。 しかしそのゲームに精神は疲弊していき、抜けることを許されないヤクザまがいの組織からようやく脱出して、トレーダーを引退後の今はユーチューバーとして活躍している著者の魂の自伝。 おかしな話だろう? 一回の地震により、たった一日で250万ドルが儲かる。その裏では、2万人が…
よーし。そろそろ時間になったな!弱者男性のみんな授業を始めていくぞ。 全国1億2000万人のフェミウォッチャーの皆さん。お待たせいたしました。お待たせしすぎたかもしれません! 今回はフェミ界の超大御所。おフェミBIG3の一人である上野千鶴子の「女ぎらい ニッポンのミソジニー」を弱者男性自らが解説していくぞ! まず最初に解説するとミソジニーというのは「女嫌い」という意味なんですね。これはジャ◯プオス…
評価 ネタバレ感想 人を動かす 改訂文庫版作者:D・カーネギー創元社Amazon 評価 ☆☆☆☆☆(最高評価は☆5つ) ※以下は作品のネタバレを含むので、注意してください。
だいぶ久しぶりの投稿になってしまいました。 前回ヒートアイランドを紹介させて頂き、続編について書きますと言っておきながら、書きません。 その辺が緩くていいのかどうかは分かりませんが、今回はまた伊坂幸太郎先生です。 『ホワイトラビット』です! ホワイトラビット(新潮文庫) 作者:伊坂幸太郎 新潮社 Amazon という事で、しろいうさぎ?と私は最初ハテナが頭に浮かび上がりました。どういう話なのか? …
『弱いつながり-検索ワードを探す旅』/東浩紀 本日は、「美波町門前町再生交流オフィス」の無人古本屋で販売中の『弱いつながり-検索ワードを探す旅』の紹介をします。 著者の東浩紀さんは、1971年東京生まれの哲学者・批評家で「株式会社ゲンロン」の創業者でもあります。近年は「合同会社シラス」でも活動を行なっています。東さんは大学などの教育機関には身を置かず、独自の方法によって哲学という分野でマネタイズを…
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