漫画、小説、エッセイ、新書、なんでもいいのでおすすめの本を紹介しあいましょうΣ(・ω・ノ)ノ
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本書はロジャー・ベンローズが、彼の持つ物理や宇宙の知識を駆使して、人間の精神について論じている。 内容についてが概要を示しておきます。彼が自信の物理学の見解を述べます。その後3人の科学者が批判し、その後彼が再反論する流れとなります。 本書に登場する重要な概念を説明します。量子力学では状態ベクトルの収縮という現象があります。電子の場合、観察する前は決定論的で波の状態だが、観測すると一点に収縮し、位置…
『カレル・チャペック旅行記コレクション スペイン旅行記』 カレル・チャペック 著 飯島周 編訳 ちくま文庫 文庫版カレル・チャペックの旅行記シリーズの第3弾、舞台はスペインだ。 1929年10月のスペイン旅行ということで、そのスタートはドイツ。ドイツからベルギー、フランスを経てスペインに入る国際急行列車による、時間のかかる旅。チェペックは寝台車の二段ベッドで上段へ到達するのに、だいぶ苦労したようだ…
ようやくコロナ狂騒曲が終わろうとしています。 WHOは5/5に新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を解除し、日本でも5/8に5類感染症に移行となりました。コロナが消滅したわけではありませんが、今後は季節性インフルエンザのようなウイルスとして、人類と共存していくことになるのでしょう。 長かったです。3年以上経ちました。コロナが始まった時には私は熊野の限界集落に住んでいました。都会に比べるともともと…
だいぶ久しぶりの投稿になってしまいました。 前回ヒートアイランドを紹介させて頂き、続編について書きますと言っておきながら、書きません。 その辺が緩くていいのかどうかは分かりませんが、今回はまた伊坂幸太郎先生です。 『ホワイトラビット』です! ホワイトラビット(新潮文庫) 作者:伊坂幸太郎 新潮社 Amazon という事で、しろいうさぎ?と私は最初ハテナが頭に浮かび上がりました。どういう話なのか? …
来月末で、短いエンジニア人生にピリオド(カンマ?)を打ちます。 これからどうすっぺかな〜。 退職することに後悔はないが、これからどうするねん問題がありますな。 気持ちの整理はまた別記事にしよ。 今回は、キャリア迷子なうな私がこの5月に読んだ本の記録だす。 5月もあと1週間。ちょっと振り返りたくなった。 デザイン関連の本も読んだけど、それ以外の人生論とか文章論の本をピックアップした。(以下に書いた本…
ルビィ 評価:★★★★★ 二人の幽霊ルビィとダザイさんが、人生に絶望している人たちや死ぬ運命にある人たちにちょっとした救いをもたらして、命を救っていく物語。 車のサイドブレーキが外れてゆっくりと坂道を下っていくように、ゆっくりと自死へと進んでいく人たち。 人生に絶望してまず心が死んでしまって、そこからゆっくりと死に進んでいく。 そんな死に方って確かにあるのかもしれない。 そうやって死にゆっくりと近…
こんにちは。 久々のブログです。 この間も、ポイ活やフリマなどを続けて、少しづつですが、 副収入を得るようにしていました (^ ^) コロナ禍を乗り越えた飲食業のアルバイトもホソボソと続けています。 でも、長く続けるのは難しいかなと感じ始めています。 どうしようか模索中なのです (×_×) 社会や経済の状況を肌で感じることも大事なことと思っているので どういう道を選ぼうとも、外で働くか、何かしら社…
三善先生、ありがとうございました。
名探偵に甘美なる死を 〈竜泉家の一族〉シリーズ 作者:方丈 貴恵 東京創元社 Amazon 内容 名探偵達が館に閉じ込められて、VR空間と現実の両方の事件を推理するデスゲーム開始 感想 デビュー作から特殊設定ミステリ書き続けてきた方丈貴恵ですが、3作目にして「完成」したなという感じで、感慨深いですね。 今回の特殊設定はVR、そして推理デスゲームです。推理デスゲームというのは今考えた造語ですが、探偵…
「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの描くディストピア小説が大好きです。未読だった「消滅世界」を図書館で発見し、早速読んでみたら面白くて止まらない! ここ3日間は村田ワールドの住人になっておりました。 消滅世界 (河出文庫) [ 村田 沙耶香 ] 夫婦間での性行為が「近親相姦」という禁忌になっている世界 主人公の雨音は父と母がセックスをして産まれた。今いる私たちの世界ならなんの不思議も…
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