文藝、創作、現代詩、思想、批評、藝術、音楽、哲学… 「ことば」のためのグループ。
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最近、再読して改めてどはまりした小説がこちら。 「一瞬の風になれ」。佐藤多佳子さん著。 リンク 本作、2007年に本屋大賞を受賞した頃に一度読んだ記憶があるのだけれど、正直なところ内容はあまり覚えていなかった。どんな話だったかな、と思って再読してみたところ、これはやばい……。めちゃくちゃ良かった…… 「やっば……」「めちゃくちゃいい……」「まじか……」と、語彙力ゼロの独り言をぶつぶつ言いながら、時…
アクアマリンを握って眠ることもない夜 本当は大人ぶりすぎて引き際を外しただけの子供 書けない私のまま君に会いに行く 夜が西に去っていく時分 失われる時間 さっきまで夢を見ていた 陳腐で浅はかな宝石にだまされていた 夢を忘れた私のままで 君に会いに行く 夢を忘れた君と私で 形骸化した万華鏡を交換する 筒の中にしか もうない
夢を見ているときの生活は夢のようだね。 夢は僕をいろんなところに連れて行ってくれる。 いつもの階段がなんか軽くなって、誰かが呼び止めてくる気分がしてきたら、もう春が来たってことなんだ。思い出に優劣はつけられず、心の無数の旅先の一つになる。 信号を待っているときに採用になったことを知る。 僕は夢を見ている。 帰り道が一緒だから海を見に行く。 僕は夢を見ている。 娘が水たまりに映った自分を見て、僕を見…
唐突であるが、中国の古典である『詩経』から二つの詩を紹介し、それを哲学的調和説へと接合しようと思う。以下の現代語訳は私の試訳である。(以上のURLを参考にされたし) みさごの鳥は(関雎) みさごの鳥はかあかあと川の中州に鳴いているしとやかな佳き娘さん立派な男にほんにお似合い 長短さまざま あさざの菜っ葉右に左にかがんで摘んでしとやかな佳き娘さん寝ても覚めても探しに行って 行けども行けども見つからな…
私は「仕切り直してやっていこう」という希望を感じさせる言葉が割と好きです。 少し前までは、「ああ、詰んだ!」と自虐的に言う人に驚いていましたが、最近ではそのフレーズに「よし、次いこう」という前向きな感情を感じられるようになりました。 「1回負けて再挑戦」 これは気力を感じさせるいい言葉だと思います。 その一方で、どうやら最近は「アイツ、もう終わってるね」と誰かをジャッジをする意味で使われているよう…
ななまがり森下さんと言い切る男さんの同時優勝で幕を下ろすこととなるR-1グランプリ2026。 優勝者のお二方は、お笑いコンビ「ななまがり」のメンバーとしても知られています。今後ネット上では「ななまがり」の言い間違えによる表記ゆれが一層激しくなることが予想されます。「ななまがり」系表記内の世界ランキングは如何か、殴り合いの喧嘩をしたら一体誰が1位になるのか、これまだ答え出てませんよね? 僕がその答え…
「いつもの日々」 ほんのわずかに開いた窓 どこか遠くにいこうかなどと 思いながらも壁見て過ごそう ポストカードの高い塔 なにもせず一日が終わるだろう 「消えたい白さ」 身体の軋み 朧げな罪の意識 外雪の解ける音 朝願うこと 自分も白く溶けること 「真夜中に飽きる」 雪の積もった池が 真夜中に浮かんでいた 明かりを消した電灯が 上から私を見ていた 真夜中の真ん中に 布団がうごめいてる 真夜中を、時間…
頑張っている あなたへ いつか 春が来て暖かい日差しと共にすべてが明るくなる時が来る その時を 自分は自分らしく 嘘や偽りなく生きていたらいい 🌈🍀🌻夢見乃言葉より
MOTHERCOAT『GOHUM』(2015) MOTHERCOATとは、既存の発想に囚われない卓越した音楽性を誇る、日本は岐阜のミニマル・ロック・グループである。そして『GOHUM』とは、今年(2026年)で活動24年を迎えるMOTHERCOATが2015年にリリースした唯一のフル・アルバムである*1。10曲・41分。フル・アルバムにしてはやや小ぶりな本作は、しかしどれだけ聴いても色褪せない鮮や…
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