海外文学が好きなひとのためのグループです。イメージは生田耕作が設立した出版社、奢覇都館の謳い文句、「低俗と量産の時代に、敢て問う誇り高き少数者の声」。
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最近入院していたのだけど、入院中に読んだこの本をご紹介します。 「神に愛された天才」vs「人に愛された中年の星」 知られざる将棋のタイトル戦を舞台に繰り広げられる、感動の人間ドラマ。恋愛小説の金字塔を立てた著者が開いた、新境地。 40歳までタイトルを獲れなかった棋士は、引退まで無冠に終わるーー。それが才能と加齢による限界がもたらす、将棋界の残酷な歴史。田中一義は46歳。かつて5度もタイトル挑戦に敗…
The Conqueror Challenges / バーチャルフィットネスアプリ始めてみた① - 読んだ本をすぐ忘れないために書くブログ 昨年11月に開始したConqueror Challengeは途中休憩(数ヶ月)を挟みながらも、無事4月に完走した。 レース達成度が100%になり、世界のどこかに木が5本も植えられたことになる。(嬉しい!) そして完走から2週間も経たないうちに、手元にはメダルが…
江國香織『物語のなかとそと』朝日文庫 2021.3 子供のころ、私は夢をもっていませんでしたし、打ち込めるものも好奇心もありませんでした。友達も、そうたくさんはいませんでした。では毎日何をしていたのかというと、ただ見ていた。他人を、世界を、自分とはつながりのないものとして、ただ見ていました。何しろ食器棚の奥の食器ですから、他にできることがなかったのです。 自分と自分以外のものがつながったとき、世界…
いまだ、誰かの手にある本を想う 頼んだ本が届くまでの期間は、少しの活字も読みたくなくなる。それは読んでいる本に対して無礼な振る舞いをしないためである。そしてこの期間は、恋人が見せた視線の意味を考える時間のような、幸せで少し苦しい思いに似ている、と私は思う。 図書館で朝食を ―おや、あそこの棚に、やけに分厚い本があるな。冷たいアスファルトで休んでいる雨水たちのような色をしている。うん、フランス文学の…
私の推しは6年前から変わらずヴィクターくんです。 メアリー・シェリー著『フランケンシュタイン;あるいは現代のプロメテウス』の主人公、ヴィクター・フランケンシュタイン。推しなので、私も推しの誕生日を祝ったりグッズを集めたりしたい~! ……ので、色々グッズを作ったりと独自に自給自足で頑張っています(*'▽')9月11~12日はヴィクターくんの命日だと判明しましたので、追悼イラストを描きました! 北極の…
Christel によるPixabayからの画像 中心街にある美容院に行ったとき(短くカットしてすっきりした)、「おすすめ読書感想文によい本」の記事を書く参考にするために書店に寄り、候補作(?)をピックアップした。 カテゴリー「◇高校生の読書感想文におすすめの本」『マダムNの覚書』https://elder.tea-nifty.com/blog/cat24014203/index.html これま…
あの冬の、火曜日の異常な雨に。カーテンを閉めて明かりをつけて。俺のラコステのシャツとニーソックス姿の君。永遠に続くあの日の午前0時。 ーKnee Socks こんばんは、ベラドンナです。今週は有明、羽田、大阪と、アークティック・モンキーズ来日公演すべてに馳せ参じ、燃え尽きて気力・体力ともに抜け殻のようになりました。アークティック・モンキーズは実在していて、自分と同じ時代を生きてて年相応の姿になって…
寝る前、夫は私に聞いたのだった。「何か欲しいものある?」 少し考えて私は答えた。「欲しい『もの』はないけど、欲しいものはある。何を食べても太らない体とずっとベッドでごろごろしていられる権利」 そんな私の答えに夫は笑った。いや笑ってる場合ではなくて。こっちは大真面目だ。 そう答えた数日後から一週間以上、私は苦しんでいた。そう、下痢だ。食事中の方がいたら申し訳ないが、でも本当に辛かったのだ。心当たりは…
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