海外文学が好きなひとのためのグループです。イメージは生田耕作が設立した出版社、奢覇都館の謳い文句、「低俗と量産の時代に、敢て問う誇り高き少数者の声」。
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フィッツジェラルドの『最後の大君』を再読した。 以前も図書館で借りて読んでいたが、本棚に並べている村上春樹翻訳ライブラリー版が発売されたので購入して、改めて読み返した。 フィッツジェラルドの文章の流麗さには相変わらず癒されたが、全体的に「やはり未完の作品」という構成の荒さが気になった。 前回はたぶん、そのような感想を抱かなかったと思う。それは、前回は「未完の作品」ということで期待せずに読み、案外い…
あずかりっ子 クレア・キーガン 鴻巣友季子訳 早川書房 図書館本 アイルランドの作家クレア・キーガンの邦訳はまだ多くない。『青い野を歩く』『ほんのささやかなこと』に続く三冊目として刊行されたのが『あずかりっ子』だ。映画『コット、はじまりの夏』の原作として知られ、今回の翻訳につながったのだろう。短編とも中編ともつかない短い物語だが、その静けさがゆっくりと心に沁み込んでくる。 主人公の少女は夏のあいだ…
キリスト教では、今日1月6日を公現祭または顕現祭と呼んでいる。興味のある方に少し説明をさせていただく。公現祭は、エピファニーという。冬至後しばらく経った1月6日、外的な光はまだ弱いが、内的な光が「方向性」を持ち始める日だ。この時期、西洋では星、光、 導き、認識が強調される。一般には、東方の三博士がベツレヘムに誕生したキリストを訪れた記念日とされている。エピファニーで行われる行事や儀式は、「見えない…
2025年12月に英訳が出版されたウルリッヒ・アレクサンダー・ボシュヴィッツのデビュー小説『Berlin Shuffle』(ドイツ語題:Menschen neben dem Leben、生の傍らにいる人々)は、1930年代半ばに作者が22歳で執筆したと推定されている作品である。1937年に「ジョン・グレイン」という筆名でスウェーデン語版が先行出版されたが、オリジナルのドイツ語原稿は80年以上もの間…
youtu.be Megadeth - Let There Be Shred (Official Music Video)Megadethメガデスメタル 集金 ・冬休みオワタ ・お年玉という年貢を納めさせていただきました^Q^ 音 The Bug & Ghost Dubs / Implosion Sub Focus / Contact John Scofield & Dave Holland / …
概要 カッシウス・ディオ『ローマ史』37巻28-32章の日本語訳です。カティリナの陰謀の全貌と、執政官キケロの機転による防衛、当時の軍旗の習俗まで詳しく扱っています。西洋古典文学の研究やローマ史の理解に最適なテキストです。 « 前の記事へ 目次へ戻る ブログトップへ »
Laura Stephenson: Natural Trash 前作:Touchy Feelings Wayside Triumphs ランキング参加中音楽ランキング参加中white moonsランキング参加中HM/HRランキング参加中ジャズ Laura Stephenson: Natural Trash youtube.com Laura Stephenson 女史が、アルバム Natural …
私はこれまで、リルケという詩人の放つ独特な光に何度も魅了されてきました。 今回取り上げる『若き詩人への手紙』は、リルケの著作の中でも最も有名で、多くの若者や芸術家志望の人々に読み継がれている一冊です。 しかし、最初にお伝えしておかなければならないのは、この本は「驚くほど難しい」ということです。 一見、人生の悩みに対する優しいアドバイスのように見えますが、その実、一読しただけでは容易に理解できないリ…
『マリエ』千早茜 文藝春秋[文春文庫] 2025.12.26読了 40歳を目前にして夫から離婚を切り出されたまりえが自分の人生をみつめ直す物語である。こういう夫婦たくさんいるんだろうなと思いながらも、やはり夫婦、男女の形は人それぞれだなと感じる。終始に渡って香りと料理に関する記述が繊細で、千早さんはきっと丁寧に生活をされているんだろうなぁと思った。 由井くんと料理教室めいたことをやっているときに、…
みなさま あけましておめでとうございます。 今年は、ドローン操縦の二級資格を取ろうと思います。 また、一冊本が出せればいいな。 よろしくお願いします。
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