海外文学が好きなひとのためのグループです。イメージは生田耕作が設立した出版社、奢覇都館の謳い文句、「低俗と量産の時代に、敢て問う誇り高き少数者の声」。
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
たまたま「バリュー投資」という言葉を聞き、どんなことなのか興味をひかれ、色々調べて考えてみた。投資にもお金儲けにも全くと言っていいほど興味がないのだが、なぜか心が引き寄せられた。一般的な説明だとこうなる。バリュー投資とは、市場価格が企業の本質的価値よりも低いと判断される株を見つけて投資し、その価格が上昇するのを待つ投資戦略。これらの株は、さまざまな理由で市場から過小評価されていることが多い。例えば…
ワルシャワの隠れ家発見!ポーランド・デザインの「今」が凄すぎる件 みなさん、チョシチ!(ポーランド語で「やあ!」)ポーランド在住の私です。ポーランドといえば「ボレスワヴィエツ陶器のかわいいお皿」とか「歴史ある旧市街」を思い浮かべる人が多いですよね?もちろんそれも最高なんですが……実は今、ポーランドの現代デザインがめちゃくちゃアツいって知ってました?! 「え、東欧のデザインってなんだか渋そう……」な…
現実とは何かという問いが、ある日突然、全人類に突きつけられたとしたら。この世界が仮想現実であることが明らかになったとき、人はどう振る舞うのか。 2025年4月に刊行されたダリル・グレゴリイの長編小説『When We Were Real』(わたしたちが現実だったころ)は、「シミュレーション仮説」がもはや陰謀論ではなく、公認された「事実」となった後の世界を描いた独創的なSFロードノベルである。本作は2…
少し前からアニメ『葬送のフリーレン』を見始めた。 漫画の頃から人気なのは知っていたし、アニメも盛り上がっていることも知っていたが、あらすじを踏まえ、なんとなく好みじゃないだろうと、近づかないでいた。 しかしママ友からのお勧めか、妻がまずハマり、最近まであったシーズン2まで観終わった後、ふたたび1話からアニメをリピートし始めたと知り、流石に興味を惹かれた。 夜のまったりタイムに、妻がよく隣でアニメを…
近ごろ迷惑メールが増えていて困っている。《お得なグリーン副業あります。即日キュウリ百本進呈!》 《マッチングアプリ『カパーズ』にご登録ありがとうございます! 本河童確認をお願いいたします》 《国際河川郵便が届いております。至急お受け取りの手続きを!》 メールはどれも微妙に河童用にカスタマイズされているので、ついつい騙されそうになる。ちなみに「グリーン案件」というのは人間で言うところの「ホワイト案件…
ブラームス:第3弦楽四重奏曲変ロ長調 作品67 ヴェーグ四重奏団 ブッシュ四重奏団 ブダペスト四重奏団 アマデウス四重奏団 シューマン四重奏団 Castalian 四重奏団 ストラーダ四重奏団 アガーテ四重奏団 Cristina & Patricia 名無しの楽団 BIERGARTEN 室内楽団 ランキング参加中音楽ランキング参加中クラシック音楽 まだ目薬塗り薬は手放せないけれど、花粉症からの炎症…
『名前のないカフェ』ローベルト・ゼーターラー 浅井晶子/訳 新潮社[新潮クレストブックス] 2026.04.08読了 舞台は1966年のオーストリア・ウィーンである。市場で働いていた31歳のジーモンは、ある日市場近くにあったカフェを居抜きで借り、自分で改装し新しくカフェをオープンさせる。ここは名前のないカフェ、つまり店名がない。ジーモン・カフェと名付けてもよさそうだが。しかしここにはどこにでもいる…
よくある軽い映画エッセイではあるけど、元々が雑誌dancyuの連載で、やはり紙媒体の連載はwebよりしっかりしててちゃんとプロの仕事だなぁと思った。古典の名作をしっかり押さえているだけでなく、ごく最近の佳作映画もかなり入ってるし、巻末に各映画の作品情報もついてて(小さくて読めないけど笑)親切。 わたしはここに書かれた75本のうちいくつか映画でなくドラマのものは見てないけど、映画はほぼ全部見てて、た…
概要 アンミアヌス・マルケリヌス『歴史』22巻12-14章の注釈付き日本語訳です。ユリアヌス帝がアンティオキアで異教の祭祀に没頭し、キリスト教と対立したことが述べられています。アポロン神殿の消失やユピテルへの供犠、エジプトの聖なる雄牛アピス発見などの興味深い情報が収められた貴重な史料です。 « 前の記事へ 目次へ戻る ブログトップへ »
自然のものはただ育つ イーユン・リー篠森ゆりこ訳 河出書房新社 図書館本 デビュー作の『千年の祈り』(2005)、『さまよう者たち』(2009)を読んできたイーユン・リー、最新刊エッセイ『自然のものはただ育つ』(2025)を図書館で借りた。著者は、長男を16歳で、次男を19歳で相次ぎ自死により失っていたのだ。その死を受け止めるために書かれた思索的なエッセーだ。ボタニカルアートの表紙絵の印象とは異な…
次のページ