海外文学が好きなひとのためのグループです。イメージは生田耕作が設立した出版社、奢覇都館の謳い文句、「低俗と量産の時代に、敢て問う誇り高き少数者の声」。
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残骸。Les Épaves. 慇懃調。GALANTERIES*1. 8. 噴水VIIILE JET D’EAU (参考)ドビュッシーによる歌詞(繰り返し部分) ランキング参加中海外文学ランキング参加中読書ランキング参加中white moonsランキング参加中音楽ランキング参加中クラシック音楽ランキング参加中ジャズ 残骸。Les Épaves. シャルル・ボードレール 作萩原 學 訳 慇懃調。GAL…
『笹まくら』丸谷才一 新潮社[新潮文庫] 2026.01.16読了 かつて徴兵忌避をした過去を持つ浜田庄吉が主人公である。徴兵忌避ということは、国の指令に背く、つまり国家からの逃亡者ということである。隠れて逃げ続けた彼は、ついに憲兵に捕まることなく終戦を迎える。46歳になった浜田を起点として、物語は過去をたゆたうように進む。 軍人になりたくともなれなかった三島由紀夫さんみたいな人がいるなかで、どう…
今日はちょうど良い仕事量だった。 朝イチからミーティングがあったが、うまいこと捌け、昼までは管理職だけが参加する評価に関わる会議を耳だけで参加した。 ゆっくり昼を食べ、午後にある部下たちとのミーティングに向けた準備をした。本来は手を出すつもりはなかったのだが、リーダー役を務める部下の動きの悪いため、自分で作った方が早いと判断し、資料の骨組みを作って渡してあげた。 おかげでミーティングはものの10分…
ペストの夜(上/下) オルハン・パムク宮下遼訳 早川書房 電子書籍 三年前から読みたいと思い、二年前に半額セールで購入し「積ドル」して置いたキンドル本。あぶなく挫折本になる所だったが、上下巻900頁を二か月かかってやっと読み終えた。疲れたよ~。オスマン帝国末期の20世紀初頭、架空の島ミンゲル島のペスト禍を題材にした歴史物語。事前に『オスマン帝国全史』を読んで準備万端!と思ったのが大間違い。ペスト禍…
個人的な経験でも、テレビの中でも、とてもよく耳にする言葉の一つが「きっかけは、何だったのですか?」という質問だ。なぜ、こうも聞きたがるのだろう?自分の生き方に自信がないからなのか、新しい気づきを求めているのか、単に好奇心からなのか。行動を動機づける要因は、測りがたく深いものがあるように感じる。人生や出来事は、本当はほとんどがじわじわと起きている。予兆や予感があり、前提があり、ちょっとした経験の積み…
動画はこちら www.youtube.com 私は先日、森鴎外の『青年』(1910年)を読み終えました。この読書体験は、夏目漱石の『三四郎』を再読した勢いのまま、漱石の描く青春への対抗意識から生まれたとされる鴎外の「精神小説」に触れておきたいという強い好奇心から始まったものです。 かつて高橋義孝氏が「世紀の駄作」と断じ、私自身も若い頃に挫折したこの作品ですが、還暦を過ぎた今改めて対峙してみると、そ…
youtu.be Reol - 'DEAD CENTER feat. LiSA' Music Video美辞学ReolJ-Pop¥2139 SNS ・Xを本当に完全に見なくなった。 ・代わりにブルースカイ凄い見ちゃう^q^ ・村のカリスマ美容師に髪の毛切ってもらったのでオシャレ雑誌の表紙を飾るかもしれない。 音 Four Tet & Fred again.. - Live from Toronto…
第12章 第13章 第14章 路面電車についての寄り道 第12章 PM 5:00~ 前回は、第12章、ブルーム氏がオーモンド・ホテル(Ormond Hotel)🅞を出て骨董商のマークス(Marks)🅼まで来たところまでを見た。 第11章でブルーム氏は次のように考えている。つまりルーベン・Jの近くの郵便局(Post office) 🆀で文通相手のマーサへの手紙を発送したあと、グリーク通り(Greek…
僕は『バートルビー』を再読した。それで思ったのは、前に書いた記事は芯を外した読解になっているな、ということだった。そこで本稿であらためて『バートルビー』を読み解いていく。 『バートルビー』の出発点は書写という作業である。おそらく著者のメルヴィルは書写人という職業を憐れんでいた。書写人は法律文書などの原本を書き写す作業をするが、それはなかなか神経を使う仕事である。一文字も誤らないように注意を払って、…
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