海外文学が好きなひとのためのグループです。イメージは生田耕作が設立した出版社、奢覇都館の謳い文句、「低俗と量産の時代に、敢て問う誇り高き少数者の声」。
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ブルーム:(どんくさい少年の姿 第255投。447ページ、3339行目。 BLOOM: (Hobbledehoy, warmgloved, mammamufflered, starred with spent snowballs, struggles to rise.) Again! I feel sixteen! What a lark! Let’s ring all the bells in …
斎藤真理子さんの「韓国文学の中心にあるもの」と一緒に図書館で借りたのがこれ。 こちらは斎藤さんのような近代史と文学史と、専門の知識からくる見識というよりは、個人的なエッセイの趣きの本で、少し気楽に読める感じ。とはいえ、韓国の近代について何かいうときに歴史や政治を抜きに語ることはできないので、個人の話に終始するわけではないです。 ・サハリンの高麗人、釜山のロシア人街、また華僑たち、というマイノリティ…
犬好きの人にとっては常識かもしれないが(いや、俺だって犬を飼う犬好きなのだけど)、犬が排泄をした後に後ろ脚で砂をかけるのは「臭いを拡散する」ためなのだと職場の人に聞いて、へぇ〜と思った。自らの縄張りをアピールする目的があるらしい。 もちろん犬と人間とを同一視するわけではないにせよ、明らかに人間にとって「水に流す」=終いにする行為に近いことを、ある種の始まりの行為として為している、それが面白い。いや…
2月はあんまり本が読めなかった。自分や子どもが体調を崩していたり(お腹にくる症状でてんやわんや)大阪でも雪が降るくらい寒くなったかと思ったら急にあたたかくなったり、選挙もあったし世界情勢も不穏で夜遅くまでついニュースやネットを追ってしまい、不安になったりする日々だった。(そしてこれを書いている3月も、よりいっそう状況が暗くなるばかりで…) 日々の過ごし方としては腰を落ち着けて本を読むというより、夜…
あらすじ (『転職活動が始まる』の概要) 高校をわずか四ヶ月で中退し、十六歳で元ヤクザの親方の経営する解体屋に就職した中卒の餓鬼は、その約二十年後、どうしたわけか医療翻訳家となる。それから十年近くかけてコツコツと語学修行を継続してきたが、その同じ期間、悪のエンジニア集団は虎視眈々こしたんたんとAI開発を進め、中卒野郎の穢きたねえ脳みその学習速度の百倍くらいのスピードでAI翻訳を学習させていた。そう…
1. 存在しないがゆえに実在する「バーチャル・システム」 ガラス玉演戯、およびそれを守護する教団「カスタリーエン」は、物理的な実体としては存在しません。しかし、アルベルツス2世が述べるように、「存在しないものを、あたかも存在するものとして扱う」ことで、それは強固な現実となり、世界に影響を及ぼし始めます 。これは単なる空想ではなく、神や潜在意識に近い、精神の深奥に根ざした「バーチャル・システム」なの…
▶年が明けてすでに1カ月。 何事もなく、光のように時は過ぎ去り、わたしの日常はたいして変わらない。 今日も、5時過ぎに起きて、苦くて熱い珈琲をちびちび飲みながら読書。 若い頃から、音楽を聴き、映画を観、本を読んできたが、けっきょく本だけが残った気がする。 今でも音楽は聴くし映画も好きだが、どちらもべつに無くなっても良いかなって気はしている。 渇望しないと言うか。 本は、なくなると困る。 じつに困る…
理想(1861年版) シャルル・ボードレール/平岡公彦訳 それは決してあんな挿絵のカットの美女たちなどではない。 益体もない世紀の生んだ、あんな傷物の製品では。 あんな編上靴履きの足や、カスタネットつきの指でもない。 私のもっているような心を満足させられるものは。 施療院行きの美女たちの囀る群れのことならもう、 萎黄病好きの詩人、ガヴァルニにでも任せておくとしよう。 なぜなら、あんな蒼ざめた薔薇た…
Blue あなたとわたしの本 275 何かを成し遂げなければ成功とは言えない──。 僕たちはいつの間にか、そんな思い込みに縛られてはいないでしょうか。 早くどこかへ辿り着こうと焦ったり、手に入らないものを求めて項垂(うなだ)れたり、あるいは自分を責めたり、憤(いきどお)ったり──。 そんな日々に疲れを感じているあなたへ、今日は語ってみたいことがあります。 自然の中で直覚した、成功の新たな定義 につ…
Wordpressで新ブログを作成しました。 formless-archiv.site このご時世に広告無し・利益ゼロ(レンタルサーバーなので赤字)の完全な自己満足世界です。 溜まった本のメモを移転するといったものの、ほぼ書き直しに近いものもあるので、時間がかかる見込みです。
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