海外文学が好きなひとのためのグループです。イメージは生田耕作が設立した出版社、奢覇都館の謳い文句、「低俗と量産の時代に、敢て問う誇り高き少数者の声」。
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
ルーゴン=マッカール叢書第一巻刊行は一八七〇年。最終巻は一八九三年。日本においては、比較的手に入れ易い『ナナ』『居酒屋』を除いて、すっかり古典文学として研究の対象と定着しているようだ。そのためか訳も逐語の正確さに重きを置いた硬すぎるものが多いようである。確かにそれも意義のあることであろうけれど、一般の人々にはとても馴染めないものだ。当然のことながらエミール・ゾラ自身は学者でも研究者でもない。彼は小…
このたび、Gakkenが主催する第2回「5分後に意外な結末」大賞内に新設された「お笑い小説」大賞にて、拙作「言わずもが名」が佳作に選ばれました!gkp-koushiki.gakken.jp近ごろ、『カクヨムコンテスト11』円城塔賞の最終候補に残ったり、第4回『GO-mono短編文学賞』の三次選考に選出されたりと、なんとなく良い流れが来ているような予感はありましたが、いよいよ佳作ながら受賞に至りまし…
面を上げよ。 第300投。345ページ、1425行目。 Head up! For every newbegotten thou shalt gather thy homer of ripe wheat. See, thy fleece is drenched. Dost envy Darby Dullman there with his Joan? A canting jay and a rheu…
梨木香歩「野山花花図譜」は紙とイラストが合っていてとてもきれいな上に、全ページパタリと180度開く製本。最近は本もほんとに高くなったけど、イラスト全部カラーでこれで2600円は安いと思う。(これは古本ではなく新刊で買いました) 植物図鑑が好きで文庫サイズのものも入れると50冊くらいあって暇があれば眺めていた時期があるけど、これは図鑑というよりエッセイ。濃い内容ではないけど、さらさらと気持ちのいいエ…
眠りは私には心地いいものです。こんな不幸と恥辱の時世には、大理石でいるのはそれよりもまだ心地いいものよ。なにも見えず、なにも感じないことは私にとっては幸せなのです。ですから少しでも私を起こしてはなりません。声を落として話しなさい。――夜に名を借りたミケランジェロの答え*1 ボードレールが「理想」第4連のメディチ家礼拝堂に出現させた背教者ユリアヌスの神殿は、当然ながら、ミケランジェロ本人もそれを意図…
言葉と言葉のぶつかりあい わかりあえない通じない 「今日、あなたをとらえているずっと昔の驚くべきこと、その日記の内容はまさにそのことなのですか?」 「本当に驚くべきことは文章になっていません」。(p.112) <<感想>> こういう本を読むと、つくづく自分が書評をしてお金を貰う立場のひとでなくて良かったと思う。 なぜなら、王様がお召しの不可視の衣服の特徴を説明し、それを褒めそやす必要がないからだ。…
旅の楽しみはたくさんある。温泉、絶景、お祭り、古い街並み、歴史、郷土料理、お土産などなど、数えきれないくらいある。中には、謎解きツアーとか、大自然を満喫できるもの、古代遺跡を訪ねるものも。知らない町を歩くのも魅力的だ。ここでは、ちょっと別の体験法をご紹介したい。それは、こんな観点から出て聞くる。旅先で見聞き味わう全てについて「それは私の何を映しているのか」と思ってみる、という方法だ。旅の価値を「ど…
今月の読んだ本まとめ。わたしはいつもネタバレ有無を全く意識せずに感想を書いておるのですが(ネタバレに読後感があまり左右されなさそうな本を読むことが多いため…)今月は十二国記シリーズの新作を読みましたので念のためご注意を。最近の個人的な読書傾向としては、イタリア語文学の家族の話を読むと面白く思うことが多い気がする。 小説以外 『リーディング・リスト』レスリー・シモタカハラ/加藤洋子 訳 『批評理論を…
おはようございます!rioです。 本日は過去の失敗を何度も蒸し返された際の対処法についてお話します! 過去にやってしまったミスや失敗を、何ヶ月も、あるいは何年も経ってから「あのときもさぁ…」と蒸し返される。 誰だって一度や二度は、そんな苦い経験があるのではないでしょうか。 言われるたびに心がキューッと締め付けられたり、「もう終わったことでしょ」と投げ出したい気持ちになったり。けれど、いつまでも過去…
次のページ