読んだ本の書評を書く人のグループです。
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騎士団長と竜のお世話をしています! うっかり卵を拾ったら、ママになっちゃいました。 (ジュエルブックス ピュアキス)作者:雨宮 れんKADOKAWAAmazon はじめに:どん底令嬢の拾った希望――心温まる異種族育児ファンタジーの魅力 「騎士団長と竜のお世話をしています! うっかり卵を拾ったら、ママになっちゃいました。」というタイトルからして、読み手の心をくすぐる要素が満載である。没落令嬢が、ひょ…
現実のニュースを見ていて、どこかで「これは物語の外じゃない」と思う瞬間がある。フォーサイスの小説は、その感覚を逃がさない。陰謀の輪郭が、地図と書類の匂いをまとって立ち上がり、読み終えたあとも世界の見え方が少しだけ冷える。おすすめ本を探しているなら、まずは“段取りの怖さ”を浴びるところから始めるといい。 フレデリック・フォーサイスとは おすすめ本 1. ジャッカルの日【上下 合本版】(KADOKAW…
写楽を題材にした小説も結構ある。作家の想像力を刺激するのだろう。写楽に関心を寄せているので、目にとまったら読み継ぐというペースである。 「寂しい」という形容詞が注意を引いた。本書の写楽の扱い方は面白い。 著者の本を今まで読んだことがない。この本が初めて。 単行本が 2009年7月に刊行されていたのを知らなかった。 写楽の役者絵が耕書堂蔦屋から板行された経緯を扱っている。面白いのは、写楽絵誕生に合作…
「決断するとき」 アイルランドのマクダレン修道院が妊娠した少女たちを強制的に収容していた事実は映画「マクダレンの祈り」で詳しく描いていたが、こちらはもっと遠回りに修道院に出入りしていたキリアン・マーフィーの石炭商が偶然少女のひとりが監禁されているところを見てしまうところから話が動き出す。 それまでも少女の母親に引きずられて収容されるのを遠くから目撃したりはしているのだが、視界には入っていなかった。…
沈黙のパレード/西谷弘監督 ☆☆☆ いわゆるガリレオ・シリーズの映画。湯川という天才物理学者スターが、謎を解く物語である。要するに彼は何でも知っているのだ。 しかしながらやはり事の発端は、同じ大学出身の友人刑事経由である。さらに彼が最終的には有罪にできなかった殺人犯が釈放され、その後何者かに殺されてしまう。ちょうど地元の祭りのパレードが盛大に開催されているさなかの事で、過去に娘を殺された料理屋の家…
「リスキリング」という言葉を耳にするようになってからしばらくが経過し、一般的な言葉として定着してきているような気がします。 リスキリングとは新しいことを学ぶことを言います。 新しいスキルを身に着けてそれを実践し、セカンドキャリアを意識して新しい業務や職業に就くことを意味しています。 一度やっていたことに対しての「学び直し」とは異なり、本当に自分にとって新しいことを学んでいくということになります。 …
おはようございます。 読書がライフワークになっている 医療業界のコンサルタント ジーネット株式会社の小野勝広です。 先行き不透明な時代だとは思います。 ただ冷静に考えると、 先行きがよく見えていた時代は あまりなかったのかもしれません。 高度経済成長の頃などは、 去年より今年は良くなり、 今年よりは来年が良くなるという 希望が持てたのでしょうけど、 残念ながら今はそうではありません。 時代が良かろ…
桜の季節になると雨が多くなる。残業後の帰り道結構な雨が降っていて傘を手にしているとメールを見る気がしない。 そのままでスマホを手にすることなく電車に乗り、佳境な『戦争と平和』を読む。 デニーソフのおかしみとドーロホフとベーチャの不幸ちょっぴりドキドキベーチャは幸せだったんじゃないかな。読書会の課題本だけど先行している私🌸🌸🌸 雨脚はそこまででもないけどメールを見ることなく帰宅会社を出る時には未読5…
この映画はストーリーがあって無いようなもんなのよね。カメラワークもまあまあかなって感じ。気になったのはホテルに入るシーンで、ホテルの雰囲気はすべて内装・調度品頼みで、カメラワークが演出できているのがほとんどないところなのよ。この時点でこの映画は普通以下が確定したわ。 テンポだけは良い。ヤクザのシマ(ホテル)にバレリーナ一行が囚われて脱出するまでの映画なんだけど、まず先生が撃たれて死亡してしまう。こ…
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