読んだ本の書評を書く人のグループです。
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
THE MAN WHO KNEW TOO MUCH 1922年発表 G.K.チェスタトン作 南條竹則訳 創元推理文庫発行 “知りすぎて何も知らない”男、ホーン・フィッシャーが活躍する連作短編集。提示される謎はどれも政治色が強く、作者チェスタトンの文明/政治批評の精神が存分に詰まった作品です。探偵役の性格もそうですが、お得意の逆説的な描写もふんだんに用いられており、いつものようにミステリ初心者をいじ…
保育園に通う5歳年中の娘は「本が好き」と言います。 それは、自分で読める力がついてからのこと。「自分はスラスラ読める」という自信があるからなのです。 本を一人で読むために必要なこと 5歳で25話ひとりで読めた本 どれを買ったらいいか 『ドキドキときめき』 『キラキラかんどう』 『ウキウキたのしい』 『ワクワクゆめみる』 プレゼントにもおすすめ 本を一人で読むために必要なこと 娘は、年少になってひら…
小説を読む読まないでいったら、自分は読む方だと思います。ただ小説を読まない人の気持ちもわかります。面白くないものにたまたまあたってしまって、そのまま食指が伸びない。読みたいんだけどね…みたいなこと言ってる人多い。そんな人に勧めるのが阿部和重の傑作「シンセミア」です。 コスパだのタイパだの言ってる人はおいといて、小説を読むことははっきり言って意味ないっすよ。文体合わないことも多いし、楽しくない時もけ…
ブログにご訪問いただきありがとうございます。 久しぶりの投稿となってしまいましたが、今回は2022年に読んで印象に残った小説をご紹介します。 2022年に読んだ本の数は、実用書・小説合わせて108冊でした! 5月に復職して、本を読む時間がなくなるかも、と心配していましたが、通勤時間・お昼休み・子供の寝かしつけの間に少しずつ読むことができました☺ たくさんの素晴らしい小説との出会いがあったので、選ぶ…
明けましておめでとうございます。2023年もどうぞよろしくお願いします!✨✨ 相変わらず不定期更新になっているブログですが、読書量は絶好調で、お正月から既に7冊ほどを読了しました。その中で心に残った1冊、『おいしいごはんが食べられますように』(高瀬隼子)を今日は紹介します。前年度、第167回芥川賞受賞作です。 リンク 弱さと甘えを許される芦川さん 職場で「我慢する人」というポジション 弱い人も普通…
もともと「海外文学アドベントカレンダー 2022」の記事として、「海外文学の新刊まとめ2022」を書く予定だった。 ところがうっかり、不可避の寝不足が続いて執筆計画が破壊されたので、ブログの下書きを掘り返し、数年前に書いたまま眠っていたものを、代打として出すことにした。 なお、「海外文学の新刊まとめ2022」は、12月中か1月には公開予定。 それでは本編。 ■マンションポエム マンションポエムとは…
ル・ボン『群衆心理』 2022年11月 (NHKテキスト) 作者:武田 砂鉄 NHK出版 Amazon 群衆心理 (講談社学術文庫) 作者:ギュスターヴ・ル・ボン 講談社 Amazon NHK教育では『100分 de 名著』という素晴らしい番組を放送している。当該番組は指南役の著名人が月替わりで登壇し、伊集院光さん、安部みちこさんとともに名著を計100分で語る教養番組だ。名著そのものだけでなく、著…
今週のお題「買ってよかった2022」 なんてタイムリーなお題! 昨日というか時間的にはもう今日のことですね セールの時に買っておいた三月のライオンに手を出したら、ページを捲る手が止まらなくなりました。 マンガをこんなに夢中で読んだのは初めて。 近々感想を書きます。ひとまずは二階堂くんについてになるかと。 彼、病弱キャラとして斬新じゃありません? 私が無知なだけ? 何にせよ、今めっちゃ寝不足で、文章…
こんな感じになっています。芸人になりたいそうです。
次のページ