読んだ本の書評を書く人のグループです。
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江崎 道朗さん、茂田 忠良さんの著書 シギント 最強のインテリジェンス を紹介します。 まえがきより引用 要約:シギント(SIGINT:Signals Intelligence、信号諜報)とは コミント:通信諜報 エリント:電子諜報 フィシント:外国計装信号諜報 アメリカの諜報能力の高さが証明されたロシアのウクライナ侵攻 フェンタニル密輸をアメリカに指摘される日本 サイバー攻撃やられっぱなしなのは…
前々から気になっていた「星くずの殺人」を読了しました!今日はこの本の魅力をネタバレなしで紹介します! リンク 1.あらすじ:宇宙ホテルで起きる不可思議な事件の幕開け 2.読後感:最後までハラハラとドキドキが止まらなかった 3.読んで良かった!と思えた4つの魅力ポイント ①個性豊かな乗客たち ②斬新な舞台設定 ③難しすぎないトリック ④シリアスとギャグのバランスがいい 4.こんな人におすすめ 5.ま…
本記事のスライド 1. 経営学に革命をもたらした「5つの力」 2. 経済学と実務のギャップを埋める 3. 時代が変わっても「基本原則」は変わらない 4. よくある誤解への反論 誤解①:「フレームワークが静的である」 誤解②:「コストと差別化の選択(トレードオフ)は不要」 5. 結論:業界とポジション、両方が重要 まとめ 参考文献 経営戦略を学ぶ上で避けては通れない名著、マイケル・ポーターの『競争の…
音楽、美術、文学、映像、舞台など、表現を仕事にしている人々が、どんな風に仕事に取り組んでいるのか、興味を持ったことはないでしょうか?「楽しむ側」にいる私たちは、ふだんは表現者たちの作品(=表の顔)しか見ることはなく、その裏側ではいったいどんな思いや苦労が作品を生んでいるのか知る機会は少ないです。本書は、知るよしもなかった、「表現を仕事にする人の裏側」を覗き見ることができる内容になっています。これか…
今回は、村上春樹作品における「〈鼠〉四部作」についてまとめたいと思います。村上春樹初期三部作だったり、羊三部作、鼠三部作、青春三部作など、色々と呼ばれていますが、著者本人は一連の作品群を 「〈鼠〉四部作」 または、「僕と鼠」四部作 としているようです。 ”たとえば、「〈鼠〉四部作」でもそうですが、(後略) ”ー「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」P.112 ”それから「僕と鼠」四部作の締めくく…
To all of you who celebrated your birthday on November 17th, I hope that you have a wonderful and fulfilling day today. 本日、日本でお誕生日を迎えられるすべての皆様、お誕生日おめでとうございます。 Birth flower is en.wikipedia.org (Statice…
光と私語 (いぬのせなか座叢書, 3) 作者:吉田恭大 いぬのせなか座 Amazon 基本的に、文学と呼ばれるものの最大の魅力は自由である。 私がそう感じるのは、文学が閉じた行為だからだろう。聞きかじった話だが、かつて文学は声に出して読み上げるものだったという。それは本というものが貴重であったから、多くの人に伝える必要があったという意味かもしれないし、或いは音読することによって、読書という行為に身…
※当然のことながらネタバレを含むので、未読の場合は閲覧に注意されたい。 明日、私は誰かのカノジョ(1) (サイコミ×裏少年サンデーコミックス) 作者:をのひなお 小学館 Amazon Kindleストアをずらーっと眺めていたときに見つけた作品。 ざっくりとしたあらすじとしては… 顔の半面に火傷の跡を持つ女性「雪」が主人公。 雪は自らの顔に残る火傷跡を化粧で隠し、時間ごとに料金を受け取って「カノジョ…
便宜的に「地球」と名付けられたこの惑星から、まだ見ぬ宇宙の彼方まで。あるいは、遥か古代のエジプト文明から、遥か未来のポスト・ヒューマン時代まで。そうやって時間と空間の限りを自在に、「蛇のように」滑走する想像力に時差と酔いを感じ、思わずよろめきながらも最後のページをどうにかめくり終える。 なるほど、自分はアフロフューチャリズムのことをよくわかっていなかったのだな、とも思わされたし、曖昧だった部分が解…
著者 窪 美澄 【内容】 中学二年生の桐乃は、団地での暮らしに憂いていた。郊外にある古い団地群には、様々な国にルーツを持つ人が生活している。そのせいか桐乃のクラスは衝突が絶えず、ベトナム人のクラスメイト・ヒュウがいじめの標的になっていたのだ。家に帰っても、母の里穂は団地に住む人々を国籍問わず日夜助けており、「娘の私より、他人を優先するんだ」という思いがどうしても消えない。この場所で生活することに対…
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