読んだ本の書評を書く人のグループです。
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※当然のことながらネタバレを含むので、未読の場合には閲覧に注意されたい。 マザーパラサイト 1巻 (ゼノンコミックス) 作者:佐藤洋寿 コアミックス Amazon 確かSNSの広告で数ページを読み、気になって購入した漫画だったと思う。 ざっくりとしたあらすじは… 児童養護施設でテレビに見入る男児「涼太」の過去シーンから始まる。本編はその数年後、アパートで朝食の準備をする母親らしき女性(早苗)と、あ…
【ざっくりとしたマトメ】「幸福についての省察」生命は進化してきたが、その結果、人間の幸福は難しいものになった。テイヤールは幸福というものを、単なる快楽や安定ではなく、生命が「上昇」し人格化していく過程に見出している。前進だけでは幸福は成立せず、他者と結ばれ、最終的に神(オメガ点)へ向かう統合の運動の中でこそ、真の幸福が生まれる。愛について作者:テイヤール ド シャルダンみすず書房Amazon「幸福…
短篇七芒星作者:舞城 王太郎講談社Amazon あらすじ 僕の両目は舞城王太郎の言葉を駆け抜けるためにある。ーー木下龍也(歌人)遠くで小さく光るあの七つ星は世界が爆発して出来た超新星。ドカンって音は、読み終わるころにやってくる。言葉が並んで爆発した星を、七つ並べてもっかいドカン!<収録作>奏雨 「人は空想なんかしない。連想するんだ」と雨の日の名探偵。狙撃 俺はマークスマン。弾は当たる。時々消える。…
かの金髪の暴れん坊将軍ときたら・・・ 年明け早々にベネズエラ、グリーンランドそしてキューバ 「西半球」なんて聞き慣れない言葉が有名になるし イランでも色々あるし 皆様はこの状況分析を AIに頼ったりするのでしょうか・・・ 衆議院も解散とか言ってるし・・・ すわ、大政翼賛会の復活ッスか? 参政党やその支持者あたりがブイブイいわせてくるのかニャ? とにかくアタシ自身としては 慌てることなく冷静になって…
地図なき山:日高山脈49日漂泊行 2024/11/20 角幡 唯介 (著) 2025年11月中旬からひと月ちょいのアメリカ出張に合わせて山岳本をいくつか仕入れたうちの一冊である。 今回帰路はニューヨークから直行便ではなく、ロサンゼルス経由羽田行き、20時間の旅路。長い。 思えば初めて海外に行ったのは大学3年生。 うちの地球科学科は3年生で大巡検と言う名の研修旅行に行くのだが、運よく海外に行く年に当…
読んでくださりありがとうございます。 本日もお疲れ様でした🙂 今回は、ジム・クウィック氏の著書 三輪美矢子氏の訳 東洋経済 「LIMITLESS 超加速学習」 の感想を書かせて頂きます。 タイトルは、第3章から取りました。 文字数は、約600です。 この本は、学び方の学び方を教えてくれる内容でした。 それ以外でも 現代版「悪の四騎士」 を説明する章では、デジタルデバイスの弊害について書かれており、…
多様性とどう向き合うか: 違和感から考える (岩波新書) 作者:岩渕 功一 岩波書店 Amazon 多様性にまつわる問題についての考察。最近多様性がもてはやされているが、その背景には、経済的に有用だったりする多様性ばかりがもてはやされ、真の差別などが温存されている構造がある。多様性を重視することで真の社会的差別が隠蔽されている現状がないだろうか。苦しんでいるマイノリティと真に向き合うためには、その…
怒り (上) (中公文庫) 作者:吉田修一 中央公論新社 Amazon 怒り (下) (中公文庫) 作者:吉田修一 中央公論新社 Amazon 「怒り」 何に対する怒りなのか。世の中に対する怒り、誰かに対する怒り、それとも自分自身に対する怒りか。何かを背負って懸命に生きる人たちの運命が事件によって交差していく・・ あらすじ 八王子で起きた若い夫婦が惨殺された事件。現場に残された「怒」の文字は何を示…
三宅唱監督「旅と日々」をみた。脚本家である主人公のお話で、わたしは言葉の檻にいるというセリフが心に残った。感じたことは言葉を通してしか掴めないもので、自分の語彙に感覚が制限されてしまう。それを再認識したとき世界はとても狭く、そこから逃れられないことに絶望した。その一方で、新しい言葉を獲得し続けることは自分の世界を拡張可能にすることなので、諦めず腐らず読書しつづけよう。そんなことを思った。加えて、悲…
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