読んだ本の書評を書く人のグループです。
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Amzonより カーヴァーの短編集『大聖堂』から、人間の弱さと再生の可能性を描いた作品をご紹介します。 『井戸の底で』 語り手の「ぼく」は、アルコール依存症の治療施設に入っています。そこには同じ問題を抱えた人たちが集まっていて、その中で J.P. という男性と親しくなります。J.P.は子どもの頃、誤って井戸に落ちてしまったことがありました。 その井戸の底で彼はあらゆる種類の恐怖を味わった。大声で助…
又吉栄喜の小説は、「決定的な事態」の到来を常に予期させつつも、決してそこには到達し得ない不能の文学である。 思い出してみよう。闘牛大会に連れられた牛が外国車のドアをへこませてしまい、牛を連れていた沖縄人の男が外国人の男に怒鳴られまくる場面を延々と描写した傑作「カーニバル闘牛大会」(1976年)で、事態は作品序盤から一触即発の危機に陥っていたにもかかわらず、結局は何も起こらなかった。途中、あまりの仕…
ハンガンの小説「別れを告げない」を読んだ。作家のキョンハとかつてドキュメンタリー映画を製作していたインソン、インソンが飼っている鳥のアマとアミ。生と死の境目がない場所で対峙し会話をする後半の場面が強く印象に残った。それは過去起きたことが今目の前で起きているかのようにありありと描き出す効果をもたらしていて、かつて存在していた人や共に過ごした鳥、また人権を度外視した大虐殺を決して忘れないというひとつの…
過去に叱る依存がとまらないという著書を書き、叱るという行為について教育にどう影響を与えているのかという分析をされている村中さん。本書は叱る行為について4人の別々の人と対談を通じて構成されている本です。 元バレーボール選手の大山加奈さんやコルクの佐渡島さんなども含まれ教育者だけではない方々との対談も含まれています。 「叱れば人は育つ」は幻想 (PHP新書) 作者:村中 直人 PHP研究所 Amazo…
2026年本屋大賞予想順位の一覧 2026年本屋大賞予想一覧 本好き、小説好きの私たちが楽しみにしている読書のイベント本屋大賞。 2026年本屋大賞は、本屋大賞受賞歴のある湊かなえさん、瀬尾まいこさん、伊坂幸太郎さんの作品がノミネートされ、ノミネート歴や直木賞受賞歴のある大物作家さんも名前を連ねています。 今年の本屋大賞予想も作品の深読みと読書メーターのレビュー数、X(旧Twitter)アンケート…
生きる言葉(新潮新書)作者:俵万智新潮社Amazon「サラダ記念日」などの短歌で有名な歌人の俵万智が 身の回りの出来事や言葉について書いたもの。 現代歌人という肩書きで言葉の専門家ではあるものの、 本書は何かを解説して知識を得るための実用書というより 感受性の豊かな筆者が刺激を受けた経験を綴ったエッセイという印象。 ある人が発した言葉や表現に対して感心したり 文字数の限られた短歌から詠んだ人の感情…
おはようございます。 1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。 今日ご紹介する本はこちら。 佐藤正午さん著「熟柿」です! 熟柿 posted with ヨメレバ 佐藤 正午 KADOKAWA 2025年03月27日頃 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle 本屋大賞ノミネート作品です! あやこ 熟柿のあらすじ 主人公かおりは、27歳の時に、 おばさんの葬式の帰り道、 激しい雨…
Z世代のアメリカ (NHK出版新書) 作者:三牧 聖子 NHK出版 Amazon 現代のアメリカの若者の価値観に迫った優れた一冊。Z世代の若者たちは、多様性を受け入れ、アメリカの例外主義に批判的である。例外主義とは、アメリカのパワーと道義性を誇り、アメリカが諸国を導く存在だと考えるものであるが、Z世代はアメリカが人種差別や格差、脆弱な社会保障など内部の問題をないがしろにして外に戦争を仕掛けているこ…
2026/02/17 先週の金曜日にスマホをすられたショックがまだ癒えていません。 行動を変えれば、全然違ったはず。当たり前だけど。 かなしい。 2026/02/18 昨日の夜は、サーバーが賑わっていた。珍しい。 新しい人が居着くとイン率激減のTさんが入りにくくならないかな、という心配とともに、入ってこない人のことを気にしてもしゃあないか、とも思う。 2026/02/19 なんとなく、なんとなくT…
この記事では、ミステリー小説の中でもタイムトラベルがテーマの作品を紹介していきます。 タイムトラベル×ミステリーおすすめ4選 時空旅行者の砂時計 方丈貴恵 七回死んだ男 西澤保彦 ループ・ループ・ループ 桐山徹也 タイムリープ(上下巻) 高畑京一郎 タイムトラベル×ミステリーおすすめ4選 時空旅行者の砂時計 方丈貴恵 閉ざされた空間で起きる不可能犯罪!本格仕様のタイムトラベルミステリ! 病に冒され…
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