読んだ本の書評を書く人のグループです。
はてなブログを持っていれば、誰でも参加できます。
実話が元になっている話ということで、少し期待値が下がる。実話ベースの映画って出来がイマイチなものが多いのよ。カメラワークはドラマと同じ、喋っている人が画面の中央に来て、複数人の場合は全員が画面の真ん中にちょうど収まるというもの。つまるところカメラワークも平凡。 雪景色が絡んだ時一瞬だけ注目を集めるカメラワークになるわ。遠景をうつして、レゴブロックくらいに人や植え込みが小さくなって規則正しいドット模…
前回からの続き。 (以下、短編集「銀座幽霊」(2001年)の核心トリックに触れた「ネタばれ」です。大阪圭吉の「銀座幽霊」を未読な方は、これから本作を読む楽しみがなくなりますので、ご注意下さい。) 「花束の虫」は、遠目の目撃証言から、ある屈強な男が女性により断崖へ突き落とされる殺人事件が発生する。現場の崖上には激しい格闘の跡と思われる入り乱れた男女2人の靴跡があり、「花束の虫」と記された紙片が残され…
『ゴールデン・ブラッド』 内藤了/2024年/336ページ 東京五輪プレマラソンで大規模な爆破テロが発生。救急救命士の向井圭吾は地獄絵図と化した現場で救助活動にあたる。新開発の万能血液により多くの命が救われるが、その矢先、開発に関わった病院で圭吾の義妹・恵利が急死。輸血を受けた患者もその後次々と変死を遂げていく。圭吾は刑事の東海林とともに一連の事件を探り始めるがー。正義の裏に渦巻く陰謀。そして明か…
母の愛が、人間の欲に呑まれていく小川未明の名作童話を酒井駒子が描いた絵本『赤い蝋燭と人魚』は、大人が読んでこそ刺さる一冊です。救いのない結末が、人間の弱さを問いかけてきます。本記事では作品の見どころ、特徴を未読者向けに解説しています。
リバース (講談社文庫) 作者:湊かなえ 講談社 Amazon あらすじ 地味なサラリーマンの深瀬にはコーヒーを通じて知り合った美穂子という恋人がいる。 あるとき美穂子のもとに「深瀬は人殺しだ」という手紙が届いた。 深瀬の脳裏には学生時代の苦い思い出が蘇っていた・・ 感想 もしかしたらテレビドラマの方が話がふくらまされていて、しかも事件の動機がはっきりしているので納得するかどうかだけに絞るとドラマ…
大型プロジェクトが予定通り明日で終わりそうだ。 2週間前には危機感を覚えていたのに。みんなで頑張ればなんとかなるものだ。今朝もまた炎上していたのだけど。 とはいえ、私はラスト一ヶ月のみの助っ人要員であり、専門テーマも異なる門外漢だったので、貢献できた手応えはまるでない。が、個人的な経験としては、とても貴重で学び多い経験であったと思っている。 明日は定時後に、大阪メンバーのみで打ち上げが予定されてい…
こんばんは! 葉真中顕(はまなかあき)の「ロスト・ケア」(2015/2、光文社文庫):あなたは介護の経験がありますか?私は約3年の介護経験があります。最初は生きがいのように感じられた介護生活が、要介護者の病状の進行に連れて果てしない重荷となっていく、そして亡くなった時に感じたのが悲しみよりも安堵感と解放感であったことが、後に消えることのない罪悪感として残る。私にとっての介護はそういうものでした。 …
今回は、卒園式で園長先生が息子たちに贈ってくれた言葉について書きたいと思います。 ……そうです。まだまだ保育園ロス継続中です(笑)。 卒園式の中で、園長先生が子どもたちへ向けて語った言葉が、とても印象的でした。 園長先生からのメッセージ 園長先生は、子どもたちにこんな言葉を贈ってくれました。 みんなの手で、困っている人がいたら助けてあげてください。みんなの目で、お友達の素敵なところを見つけてくださ…
図解即戦力 電子コミックビジネスのしくみと戦略がこれ1冊でしっかりわかる教科書作者:電子コミックビジネス研究会技術評論社Amazon電子書籍の中でも特にマンガ部門に絞って 関係する企業やサービスを解説したもの。 電子書籍でマンガを読む習慣があれば ユーザーとして肌感覚で理解している情報が大半だが、 ビジネスモデルが発展してきた流れや 企業ごとの違いなどがまとめられているので この業界について体系的…
今月(2026年3月)読んだ書籍5冊。リライト中心の5冊。もう1回読むと新たな発見とは? もう1回読むと新たな発見があります。 「読みたくないので1回で十分」「マンガでしたら何回も読めます」「発見するのだったら新作がいい」ー 同じものをもう1回読むなんて、暇なときとか勉強ときとかのイメージがあります。 だから、同じものをもう1回読むのはもったいない。 しかし、本当にそうなんでしょうか。 同じものを…
次のページ