読んだ本の書評を書く人のグループです。
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調理場という戦場 「コート・ドール」斎須政雄の仕事論 斎須政雄幻冬舎文庫 底本は2002年(朝日出版社)、文庫初版が2006年だから、けっこう時間が経っている本なのだが、最近立て続けに本書への言及にぶち当たる機会があり、これも何かの縁と読んでみることにした。自分が購入した文庫本は奥付を見たら令和5年で14版発行とのこと、なんと、ロングセラー本ではないか。僕は迂闊にもこの本も著者のことも全く知らなか…
1.’25年3月の日経新聞記事で興味を持った本があります。大栗博司著「数学の言葉で世界を見たら」(2025年3月、幻冬舎)という本です。「自分の頭で考える力」「物事の本質を捉える力」「新しい価値を創造する力」など、眞に、私が目指している世界(価値観)を表現してくれています。 久方振りに、パラパラと本の頁をめくると、「不確実な時代(3頁)」「リベラルアーツ:自由人の教養(4頁)」「自分の頭で考える快…
ここ数日で、ネットに上げられている大学受験指導の「たたよび・文系チャンネル」内での日本史講義動画、田中結也「日本史・プレミアム全講義」の原始・古代から近現代までの全44回を視聴した。講師の田中結也は現在、京都や神戸や福岡ら西日本地域を中心に駿台予備学校らに出講している40代の、そこそこのベテランな日本史講師であるらしい。 今回の「大学受験参考書を読む」で取り上げるのは、そうした駿台日本史科に在籍の…
『おがみむし』 遠藤徹/2009年/211ページ 「これが恋というものなのだ」。男はわたしの心臓を丸呑みにして、得意そうに言った。虜になったわたしは、11名の女と共に男の僕となった。ところが13番目にやってきた少女だけは違っていた。なぜなら彼女は…。支配と従属、希望と諦観。心どころか“臓”まで奪われる愛の果てに、少女たちが選択したものは?『姉飼』の著者が放つ耽美ホラーの傑作!最狂の純愛(?)スペク…
マンガの原理作者:大場 渉,森 薫,入江 亜季KADOKAWAAmazonマンガで当たり前のように使われている表現が どういう意図や効果を狙ったものなのかを 事例を挙げながら解説したもの。 ページ内を区切るコマ割りや それに伴う視線の移動、読者に与える印象などが 非常に丁寧に解説されていて、 普段何気なく読んでいるマンガに いろいろな工夫が詰まっていることが実感できる内容。 アニメや映画的な演出に…
熟柿 posted with ヨメレバ 佐藤 正午 KADOKAWA 2025年03月27日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 何だかすごく遅くなっちゃいましたが昨年度のマイベストブックの発表です。19歳8ヶ月に突入した愛犬ひなたの介護で忙しく、なかなかこういうのがまとめられないままになってました。本当は年度内になんとかしたかったのだけど…。ま、…
『夜中にポテトチップスを食べながら読む 子どもと本のおはなし』 絵本講師 oicchimouse・著 いよいよ、本日からAmazonにて発売になりました! より多くの方に楽しんでいただけるよう、5/7まで、リリース記念価格の99円になっております。 今宵、真夜中の本の森で、お待ちしております🌙 リンク oicchimouse.com oicchimouse.com oicchimouse.com …
咲良は上手に説明したい!作者:滝沢 志郎PHP研究所Amazon あらすじ 今一番、熱いお仕事小説誕生! 台風で各路線が運休し、混乱する横浜駅。乗客対応に追われるアルバイト駅員の石川咲良の前に一人の女性――浅倉響が現れる。浅倉の端的でわかりやすい説明によって、乗客たちが納得していく姿に衝撃を受けた咲良は、浅倉と同じ「テクニカルライター(電化製品・精密機器などの取扱説明書を作成する職業)」になるべく…
ノーベル経済学賞を受賞したジャン・ティロールの著書『良き社会のための経済学(Economics for the Common Good)』。本書の導入部分である「序論(Introduction)」では、現代社会における市場経済の支配と、それに対する人々の不信感、そして私たちが目指すべき「共通善(Common Good)」について、深い考察が展開されています。この記事では、序論のキーポイントとなる「…
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